豚タンは、部位としては豚の舌のことを指します。
タンというと牛の方がポピュラーではありますが、実は豚タンのほうが牛タンよりも低カロリーでダイエット向けな食品なのです♪
実際に豚タンに含まれるカロリーはどのくらいなのか、今回は、
- 豚タンのカロリー(100g・1枚・ブロック1本)、糖質、タンパク質
- 豚タンのカロリーは高いのかどうか?【ダイエット中に食べても大丈夫?】
といった、ダイエット中に役立つ内容について書いていきたいと思います。
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豚タンのカロリー(100g・1g)
<豚・舌・生100g当たりのカロリー>
- 221kcal
<豚・舌・生1g当たりのカロリー>
- 2.21kcal
※1gあたりのカロリーは、100gのカロリーから割り出した値です。
【グラム数からの計算方法…豚・舌・生】
- 豚・舌・生の重さ(g)×2.21kcal(豚・舌・生1gのカロリー)=豚・舌・生のカロリー(kcal)
比較対象として牛タンのカロリーですが、生で100g当たり356kcalあるので、100gで比べると豚タンのほうが100kcal以上低いことになります。
では豚肉全体のカロリーで比べるとどうなるのか?ですが、豚タンは中間ぐらいです。
<100gあたりのカロリー>
- 豚タン(舌)・生:221kcal
- 豚レバー(肝臓)・生:128kcal
- 豚ヒレ赤肉・生:130kcal
- 豚ハツ(心臓)・生:135kcal
- 豚もも脂身つき・生:183kcal
- 豚かた脂身つき・生:216kcal
- 豚そともも脂身つき・生:235kcal
- 豚かたロース脂身つき・生:253kcal
- 豚ロース脂身つき・生:263kcal
- 豚バラ脂身つき・生:395kcal
低くもなく高すぎるわけでもなく…といった感じですね。
1枚のカロリー
1枚といってもサイズや厚さによってグラム数が変わるのですが、今回は参考に写真付きでの重さ・カロリーを紹介します。
↓以下は焼肉用1パック分の写真、全部で164g・14枚入りでした。
1枚全てが同じサイズではなく、大きめ・中ぐらい・小さめがあったので、別々で重さを量りました。
↑こちらが今回のパックの中でも大きめで1枚15g(33kcal)です。
↑が中サイズ12g(27kcal)。
で、小サイズは7g(15kcal)。
なのでカロリーをまとめると、
<豚タン1枚あたりのカロリー>
- 大サイズ(15g):33kcal
- 中サイズ(12g):27kcal
- 小サイズ(7g):15kcal
となります。
ちなみに100gくらいになる分量はこんな感じ。↓↓
100gは1人前とするにちょうどいい量ですね。
豚タン1本(ブロック)のカロリー
1本の重さも個体差がありますが、だいたい200g位とすれば、カロリーは、
< 豚タン1本(200gくらい)のカロリー>
- 442kcalくらい
1本200gを超えることもありますし、↑の値は目安なので、確実なカロリーを知りたいときはパック記載のグラム数から計算するのが一番です。
豚タンの串焼き(焼き鳥)のカロリー
焼き鳥のメニューに豚タンが書かれていることもあります。
鶏肉ではないのでここでは豚串と呼びますが、参考に竜鳳で取り扱う「豚タン串」のカロリーはタレで57kcal、塩で52kcalとなっています。
豚串のカロリーで比較すると、
<タレ>
- 豚タン串:57kcal
- 豚レバー串:36kcal
- ホルモン串:45kcal
- 白モツ串:46kcal
- かしら串:68kcal
- 豚バラ串(焼とん串):88kcal
- 豚カルビ串:101kcal
- にんにくの芽 豚バラ巻串:119kcal
<塩>
- 豚タン串:52kcal
- 豚レバー串:32kcal
- ホルモン串:41kcal
- 白モツ串:41kcal
- かしら串:64kcal
- 豚バラ串(焼とん串):83kcal
- 豚カルビ串:97kcal
- にんにくの芽 豚バラ巻串:115kcal
と、串焼きにおいてもタンは中間あたりのカロリーになっているようです。
タンよりカロリーが低いのはホルモン系(内臓)なので、ホルモンが苦手な人にとってはタン串が一番低カロリーということになります。(竜鳳の豚串では)
豚タンの糖質
<豚・舌・生100g当たりの糖質>
- 0.1g
<豚・舌・生1g当たりの糖質>
- 0.001g
※1gあたりの糖質は、100gの糖質から割り出した値です。
【グラム数からの糖質の計算方法…豚・舌・生】
- 豚・舌・生の重さ(g)×0.001g(豚・舌・生1gの糖質)=豚・舌・生の糖質(g)
糖質は「炭水化物-食物繊維」の式で計算しますが、豚タン100gに含まれる炭水化物は0.1g、食物繊維は0gなので、炭水化物の値0.1gがそのまま糖質となります。
糖質制限では考慮する必要のない値ですね。(*^^*)
1枚の糖質
<豚タン1枚あたりの糖質>
- 大サイズ(15g):0.015g
- 中サイズ(12g):0.012g
- 小サイズ(7g):0.007g
1枚あたりの重さはカロリーの時と同じです。
豚タン1本(ブロック)の糖質
< 豚タン1本(200gくらい)の糖質>
- 0.2gくらい
1本を一度に1人で食べるってことはあまりないと思いますが、それでも糖質は0.2g程度なので豚タンはかなりの低糖質ですね。
豚タンのタンパク質
<豚・舌・生100g当たりのタンパク質>
- 15.9g
<豚・舌・生1g当たりのタンパク質>
- 0.159g
※1gあたりのたんぱく質は、100gのたんぱく質から割り出した値です。
【グラム数からのたんぱく質の計算方法…豚・舌・生】
- 豚・舌・生の重さ(g)×0.159g(豚・舌・生1gのたんぱく質)=豚・舌・生のたんぱく質(g)
豚タンのタンパク質は100gあたり15.9gと、カロリーが221kcalあるにしてはちょっと少ない感じがあります。
100gあたりのカロリーが豚タンと近かった豚肩(216kcal)と豚そともも(235kcal)のタンパク質ですが、
<100gあたりのタンパク質>
- 豚肩・脂身つき・生:18.5g
- 豚そともも・脂身つき・生:18.8g
となっているので、タンパク質を効率よく摂取したいならそともも肉や肩肉にしたほうがいいかもしれませんね。
1枚のタンパク質
<豚タン1枚あたりのタンパク質>
- 大サイズ(15g):2.4g
- 中サイズ(12g):1.9g
- 小サイズ(7g):1.1g
豚タン1本(ブロック)のタンパク質
< 豚タン1本(200gくらい)のタンパク質>
- 31.8gくらい
豚タンのカロリーは高い?ダイエット中に食べても大丈夫?
豚肉の部位として見ると特別カロリーが高いわけではないので、ダイエット中でもカロリー量を考えて組み込めば十分食べられる値だと思います。
また豚タンは栄養も豊富で、
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ナイアシン
- ビタミンB12
- ビタミンD
といったビタミン類を多く含んでいます。
タンパク質の項目でも言ったのですが、同じくらいのカロリーで比較するとそともも肉や肩肉のほうがタンパク質は多いです。
ただ豚タンは独特の食感があるので、ダイエット中の豚肉料理に飽きないための工夫として加えてみるのもいい手段でしょう。
ただ味付けを濃くすると食べ過ぎてしまう危険性がある(味が濃いものは食欲を増やす)ので、その点に関しては注意しておきましょう。
豚タンのカロリーまとめ
豚タンは牛タンよりはるかにカロリーが低いので、「ダイエット中にタンが食べたい」というときは、豚のほうがおすすめです。
また値段も牛タンと比べて手頃なのも利点ですね。(*^^*)
なおレバーやハツといったホルモンはカロリーが低い上にタンより鉄分が多いので、貧血に気をつけながらダイエットをしたいときに便利です。
ただしレバーは栄養が多すぎるので、日常的に食べるならハツがいいでしょう。
ホルモンが苦手ならヒレ肉やモモ肉が低カロリーです。
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