豚肩肉のカロリーはいくら?タンパク質や糖質の量はどのくらい?
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豚肩肉はスジが多めでかたさがあり、煮込み料理などに使われます。

ダイエット中はとくにカロリーや糖質が気になりますが、豚肩肉にはいったいどれだけ含まれるでしょうか。

 

結論から言うと、豚肩肉は豚肉の部位の中ではカロリーは中間~低いほうです。糖質に関しては、豚肉は部位を問わず低糖質なので、ほぼ気にする必要はありません。

ただ豚肩肉と豚肩ロースはカロリー量が違うので、肩ロースの方の値を知りたいときはコチラでお願いしますね↓↓

 

このページでは「肩肉」のカロリーや糖質、タンパク質といった、ダイエット中に役立つ内容について書いていきたいと思います。

 

 

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  豚肩肉のカロリー

豚肉のカロリーの値には大型種と中型種に分けられていますが、一般的に販売されている豚肉の大半は大型種になります。

なので基本は大型種の値でカロリーを計算すればOKですが、「黒豚」と書かれているものは中型種のカロリーで見てください。

<豚肩(大型種肉)脂身つき・生100g当たりのカロリー>

  • 216kcal

 

<豚肩(大型種肉)脂身つき・生1g当たりのカロリー>

  • 2.16kcal

※1gあたりのカロリーは、100gのカロリーから割り出した値です。

 

【グラム数からの計算方法…豚肩(大型種肉)脂身つき・生】

  • 豚肩(大型種肉)脂身つき・生の重さ(g)×2.16kcal(豚肩・大型種肉・脂身つき1gのカロリー)=豚肩(大型種肉)脂身つき・生のカロリー(kcal)

 

 

<豚肩(中型種肉)脂身つき・生100g当たりのカロリー>

  • 239kcal

 

<豚肩(中型種肉)脂身つき・生1g当たりのカロリー>

  • 2.39kcal

※1gあたりのカロリーは、100gのカロリーから割り出した値です。

 

【グラム数からの計算方法…豚肩(中型種肉)脂身つき・生】

  • 豚肩(中型種肉)脂身つき・生の重さ(g)×2.39kcal(豚肩・中型種肉・脂身つき1gのカロリー)=豚肩(中型種肉)脂身つき・生のカロリー(kcal)

 


 

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よく食べられる豚肉の部位で100gあたりのカロリーを比較してみます。

部位名(大型種) 100gあたりのカロリー
豚肩・脂身つき・生 216kcal
豚かたロース脂身つき・生 253kcal
豚ロース脂身つき・生 263kcal
豚ヒレ赤肉・生 130kcal
豚もも脂身つき・生 183kcal
豚そともも脂身つき・生 235kcal
豚バラ脂身つき・生 395kcal
部位名(大型種) 100gあたりのカロリー

 

肩肉は100gあたりで200kcalを超えるものの、肩ロースよりもカロリーが低くなっています。

この中でカロリーが低めなのはヒレ肉やもも肉ですが、その次に低カロリーなのが肩肉となります。

豚肩肉は、豚肉の部位の中では中間から低めのカロリーと言えるでしょう。

 

  脂身を取り除いた場合のカロリーは?

豚肉の脂身を取り除いてから食べたり調理に使う場合は、「皮下脂肪なし」の値でカロリーを見ます

 

「赤肉」というカロリーの値もあるのですが、これは「筋間脂肪」という赤身の中に広がっている脂肪も取り除いたカロリーになります。

普通なら脂身を取り除くとなると、外側の厚みがある脂部分(皮下脂肪)を指すと思うので、このような場合は部位に関わらず「皮下脂肪なし」のカロリーで見るのが正しいです。

このような脂身の説明については豚ロースが見た目としてもわかりやすいので、以下の記事で説明していますよ。↓↓

 

なお先に出た「脂身つき」は皮下脂肪と筋間脂肪のどちらも含んだお肉のカロリー量なので、普通に売っているそのままの豚肉はこの値で見ればOKです。


 

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<豚肩(大型種肉)皮下脂肪なし・生100g当たりのカロリー>

  • 171kcal

 

<豚肩(大型種肉)皮下脂肪なし・生1g当たりのカロリー>

  • 1.71kcal

※1gあたりのカロリーは、100gのカロリーから割り出した値です。

 

【グラム数からのカロリー計算方法…豚肩(大型種肉)皮下脂肪なし・生】

  • 豚肩(大型種肉)皮下脂肪なし・生の重さ(g)×1.71kcal(豚肩・大型種肉・皮下脂肪なし1gのカロリー)=豚肩(大型種肉)皮下脂肪なし・生のカロリー(kcal)

 

 

<豚肩(中型種肉)皮下脂肪なし・生100g当たりのカロリー>

  • 185kcal

 

<豚肩(中型種肉)皮下脂肪なし・生1g当たりのカロリー>

  • 1.85kcal

※1gあたりのカロリーは、100gのカロリーから割り出した値です。

 

【グラム数からのカロリー計算方法…豚肩(中型種肉)皮下脂肪なし・生】

  • 豚肩(中型種肉)皮下脂肪なし・生の重さ(g)×1.85kcal(豚肩・中型種肉・皮下脂肪なし1gのカロリー)=豚肩(中型種肉)皮下脂肪なし・生のカロリー(kcal)

 

脂身はカロリーが高い部分なので、取り除けばカロリーダウンを狙えます。

ただ薄切りや切落しといった、最初から薄く切ってあるお肉の脂身を1枚ずつ取るのはちょっと大変なので、このような場合はもともとカロリーの低いモモ肉にしてもいいかもしれません。

 


 

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  薄切り1枚でのカロリーは?

豚肩肉の薄切りですが、1枚といってもグラム数は決まっているわけではないので、ここで紹介するカロリー量は目安となります。

生姜焼きなどにも使えるような薄切り肉で大体1枚30gくらいとすれば、カロリーは以下のようになります。

<豚肩薄切り肉1枚(30gくらい)のカロリー(大型種肉・脂身つき・生)>

  • 65kcalくらい

 

結局目安しか答えられないので、確実なカロリーを知りたいときは、自分でグラム数を量ってから計算するのがいいでしょう。

 

  豚肩肉の糖質

冒頭で豚肉の糖質はほとんど気にすることはない、といいましたが、具体的な糖質量はコチラになります。

<豚肩(大型種肉)脂身つき・生100g当たりの糖質>

  • 0.2g

 

<豚肩(大型種肉)脂身つき・生1g当たりの糖質>

  • 0.002g

※1gあたりの糖質は、100gの糖質から割り出した値です。

 

【グラム数からの糖質の計算方法…豚肩(大型種肉)脂身つき・生】

  • 豚肩(大型種肉)脂身つき・生の重さ(g)×0.002g(豚肩・大型種肉・脂身つき1gの糖質)=豚肩(大型種肉)脂身つき・生の糖質(g)

 

糖質については「炭水化物-食物繊維」の式で計算できます。

大型種の豚肩肉に含まれる炭水化物は0.2g、食物繊維は0gなので、そのまま炭水化物の値が糖質となります。

なお中型種の豚肩肉(脂身つき・生)については炭水化物も食物繊維も0gなので、糖質は含まれないことになります。

 

大型種は100g当たりで糖質がたったの0.2gなので、豚肩肉に関しては肉自体よりも、使う調味料などに気をつけておくといいでしょう。

 


 

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  薄切り1枚での糖質

薄切り1枚の糖質についても書いておきます。1枚のグラム数がカロリーの時と同じ30gくらいとすれば、糖質は、

<豚肩薄切り肉1枚(30gくらい)の糖質(大型種肉・脂身つき・生)>

  • 0.06gくらい

 

となります。

このぐらいだとないようなものですね。

 

  豚肩肉のタンパク質

<豚肩(大型種肉)脂身つき・生100g当たりのタンパク質>

  • 18.5g

 

<豚肩(大型種肉)脂身つき・生1g当たりのタンパク質>

  • 0.185g

※1gあたりのたんぱく質は、100gのたんぱく質から割り出した値です。

 

【グラム数からのたんぱく質の計算方法…豚肩(大型種肉)脂身つき・生】

  • 豚肩(大型種肉)脂身つき・生の重さ(g)×0.185g(豚肩・大型種肉・脂身つき1gのたんぱく質)=豚肩(大型種肉)脂身つき・生のたんぱく質(g)

 

 

<豚肩(中型種肉)脂身つき・生100g当たりのタンパク質>

  • 18.3g

 

<豚肩(中型種肉)脂身つき・生1g当たりのタンパク質>

  • 0.183g

※1gあたりのたんぱく質は、100gのたんぱく質から割り出した値です。

 

【グラム数からのたんぱく質の計算方法…豚肩(中型種肉)脂身つき・生】

  • 豚肩(中型種肉)脂身つき・生の重さ(g)×0.183g(豚肩・中型種肉・脂身つき1gのたんぱく質)=豚肩(中型種肉)脂身つき・生のたんぱく質(g)

 

タンパク質の値については大型種と中型種であまり大きな違いはないようですね。

カロリーが低いという意味では大型種のほうが良さそうです。

 


 

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  薄切り1枚でのタンパク質

<豚肩薄切り肉1枚(30gくらい)のタンパク質(大型種肉・脂身つき・生)>

  • 5.6gくらい

 

  豚肩肉は太る?ダイエット中に食べても大丈夫?

豚肩肉はかたロースや通常のロースよりもカロリーは低いですし、100gでも200kcalを少し超える程度です。

別の項目で部位別のカロリーを表にまとめましたが、その中では3番目に低カロリーだったので、ダイエット中に豚肉を食べたい、というときに肩肉を選ぶのは悪くない選択ではあると思います。

肩肉だけではなく、豚バラみたいに極端に高カロリーでなければ、どの部位もダイエット中に食べられます。もちろん、なんでも食べ過ぎれば太りますが。(^^;)

 

ただ豚肩肉というのはスーパーで売っていないこともあります

お店にもよるかと思いますが、少なくとも私のよく行くスーパー2件では豚肩肉は売っていないので、このようなときのために別の部位のカロリーも把握しておくと便利です。

ヒレ肉はカロリーは低いですが値段が高いというデメリットがあります。

これに対してモモ肉は価格が安く、汎用性が高い部位でもあります。なのでモモ肉は手頃で低カロリーな豚肉を買いたい、というときにおすすめです。ヒレ肉はちょっと贅沢したいときとか。(*^^*)

これらのより詳しいカロリーはコチラで。

 


 

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  豚肩肉のカロリーまとめ

肩肉は豚肉の部位の中でも比較的カロリーは低めです。

ヒレ肉、モモ肉よりは高いですが、色んな部位を使ってダイエットに飽きないようにするのも大切なので、上手に使い分けてみましょう♪

 

なおタンパク質は1日の推奨量が18歳以上の男性で60g、女性で50gとなっています。

豚肩肉でこの1日のタンパク質を摂るなら、だいたい300g(カロリーは648kcal)前後食べればいいことになりますね。

まあ1日分のタンパク質のすべてを豚肩肉だけで摂るってこともあまりないと思うんですが(栄養も偏っちゃうし)、数値は参考としてですね。

 

なお肩ロースの方のカロリーを知りたいときは、値が違うのでコチラをご覧くださいね。↓↓

 

 


 

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