牛ステーキの代表的な部位がサーロインです。肉を食うぞ!(`・ω・´)というテンションのときは、サーロインステーキを食べたくなる方も多いと思います。
牛肉というのは脂身もしっかりあるので、カロリーが高そうです。
しかし和牛と輸入牛肉といった種類によって脂の乗りが違うので、カロリーが低い牛肉の種類というのを知りたくなります。
<このページに書かれている内容>
- 牛サーロインの種類別のカロリー・タンパク質・糖質(100gあたり)
- 牛サーロインはステーキだとカロリーどのくらいになる?
- サーロインはダイエット中でも食べられる?
見た目や食べた感じだと和牛は明らかに脂が多く、輸入牛肉は和牛と比べればさっぱりしています。
では、こういった牛肉の種類によってカロリーはどれほど違うのでしょうか?今回は牛サーロインのカロリーについて見ていきましょう。
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サーロインのカロリー(100g)
輸入牛肉の場合のカロリー
<サーロイン(輸入牛肉)脂身つき・生100g当たりのカロリー>
- 298kcal
<サーロイン(輸入牛肉)脂身つき・生1g当たりのカロリー>
- 2.98kcal
※1gあたりのカロリーは、100gのカロリーから割り出した値です。
【グラム数からの計算方法…サーロイン(輸入牛肉)脂身つき・生】
- サーロイン(輸入牛肉)脂身つき・生の重さ(g)×2.98kcal(サーロイン・輸入牛肉・脂身つき1gのカロリー)=サーロイン(輸入牛肉)脂身つき・生のカロリー(kcal)
輸入牛肉のサーロインは、100gあたりで298kcalとなっています。
ちょっと多いですが、輸入牛肉は他の種類と比べると低カロリーです。
和牛の場合のカロリー
<サーロイン(和牛肉)脂身つき・生100g当たりのカロリー>
- 498kcal
<サーロイン(和牛肉)脂身つき・生1g当たりのカロリー>
- 4.98kcal
※1gあたりのカロリーは、100gのカロリーから割り出した値です。
【グラム数からの計算方法…サーロイン(和牛肉)脂身つき・生】
- サーロイン(和牛肉)脂身つき・生の重さ(g)×4.98kcal(サーロイン・和牛肉・脂身つき1gのカロリー)=サーロイン(和牛肉)脂身つき・生のカロリー(kcal)
和牛であると100gで498kcalと、輸入牛肉より200kcal高くなっています。
やはり脂身が多いからですね。(´・ω・`)
国産牛の場合のカロリー
国産牛と和牛は混同しやすいですが、とくに和牛表記がない国産牛は通常「乳用肥育牛肉」の値で見ます。
<サーロイン(乳用肥育牛肉)脂身つき・生100g当たりのカロリー>
- 334kcal
<サーロイン(乳用肥育牛肉)脂身つき・生1g当たりのカロリー>
- 3.34kcal
※1gあたりのカロリーは、100gのカロリーから割り出した値です。
【グラム数からの計算方法…サーロイン(乳用肥育牛肉)脂身つき・生】
- サーロイン(乳用肥育牛肉)脂身つき・生の重さ(g)×3.34kcal(サーロイン・乳用肥育牛肉・脂身つき1gのカロリー)=サーロイン(乳用肥育牛肉)脂身つき・生のカロリー(kcal)
国産牛は輸入牛より高く、和牛よりは低いカロリーとなっています。
ですが、ダイエットには使いづらいカロリーではありますね。(^^;
サーロインのカロリーはステーキだとどのくらい?200gや300gでは?
サーロインと言うとサーロインステーキ!…というくらい、ステーキでの定番部位です。
100gでもなかなかのカロリーがありましたが、ではステーキになるとカロリーはどうなるでしょうか?
ステーキだと200gや300gといった風にグラム数で表記されていることが多いですよね。ちなみに先の100gでは、ステーキだとちょっと少なく感じる量です。
今回は100g刻みで、100g~1000gまでのカロリーを見てみましょう。
以下、お肉単体のカロリー量となります。すべて脂身つき・生の値です。(ステーキの場合はこれに焼き油やソースなどで若干のカロリーが足されます。)
<輸入牛肉のグラム別カロリー>
グラム数 | カロリー |
100g | 298kcal |
200g | 596kcal |
300g | 894kcal |
400g | 1192kcal |
500g | 1490kcal |
600g | 1788kcal |
700g | 2086kcal |
800g | 2384kcal |
900g | 2682kcal |
1000g | 2980kcal |
グラム数 | カロリー |
<和牛肉のグラム別カロリー>
グラム数 | カロリー |
100g | 498kcal |
200g | 996kcal |
300g | 1494kcal |
400g | 1992kcal |
500g | 2490kcal |
600g | 2988kcal |
700g | 3486kcal |
800g | 3984kcal |
900g | 4482kcal |
1000g | 4980kcal |
グラム数 | カロリー |
<国産牛(乳用肥育牛肉)のグラム別カロリー>
グラム数 | カロリー |
100g | 334kcal |
200g | 668kcal |
300g | 1002kcal |
400g | 1336kcal |
500g | 1670kcal |
600g | 2004kcal |
700g | 2338kcal |
800g | 2672kcal |
900g | 3006kcal |
1000g | 3340kcal |
グラム数 | カロリー |
ソースなどのカロリーは?
サーロインステーキの大体のカロリーはお肉自体のものとなりますが、これにソースなどを加えるので若干ですがカロリーが増えることになります。
では、お肉以外でステーキに使う材料のカロリーはどのくらいになるか見てみましょう。
まずはソースからです。ソースは種類がいろいろなので市販品でカロリーをまとめてみます。
参考にモランボンの商品のカロリーです。
商品名 | 分量 | カロリー |
生パック ステーキにんにく醤油 | 1パック(90g)当たり | 105kcal |
生パック ステーキおろしぽん酢 | 1パック(90g)当たり | 77kcal |
ステーキソース しょうゆ味 90g | 1パック(90g)当たり | 92kcal |
ステーキソース あらびき黒胡椒味 90g | 1パック(90g)当たり | 84kcal |
ステーキソース オニオン 220g | 100g当たり | 88kcal |
ステーキソース 大根おろし 225g | 100g当たり | 81kcal |
※商品名のリンク先はモランボンの公式HPになります。
モランボンのソースだとパックタイプのもので一つ100kcal前後となるようです。
ステーキソースだと宮のタレなんかは人気ですが、こちらは100gあたりで45kcalなので、ソースとしてはカロリーが低い部類となります。
カップタイプでもひとつ90gです。
ソースはおろし系や玉ねぎ系だとカロリーが低い傾向がありますね。
で、他の材料のカロリーは、ステーキに使う分量であると、
- サラダ油小さじ1(4g):37kcal
- にんにく1片(5g):7kcal
- バター大さじ1(12g):89kcal(※有塩バターの値)
といった風になっています。
分量はレシピでも違いますが、参考に。
サーロインのタンパク質
輸入牛肉の場合のタンパク質
<サーロイン(輸入牛肉)脂身つき・生100g当たりのタンパク質>
- 17.4g
<サーロイン(輸入牛肉)脂身つき・生1g当たりのタンパク質>
- 0.174g
※1gあたりのたんぱく質は、100gのたんぱく質から割り出した値です。
【グラム数からのたんぱく質の計算方法…サーロイン(輸入牛肉)脂身つき・生】
- サーロイン(輸入牛肉)脂身つき・生の重さ(g)×0.174g(サーロイン・輸入牛肉・脂身つき1gのたんぱく質)=サーロイン(輸入牛肉)脂身つき・生のたんぱく質(g)
輸入牛サーロインのタンパク質は100gあたりで17.4gと、なかなかの量が摂取できます。
カロリーが低い(脂身が少ない)部位や種類はタンパク質が多い傾向がありますね。
和牛肉の場合のタンパク質
<サーロイン(和牛肉)脂身つき・生100g当たりのタンパク質>
- 11.7g
<サーロイン(和牛肉)脂身つき・生1g当たりのタンパク質>
- 0.117g
※1gあたりのたんぱく質は、100gのたんぱく質から割り出した値です。
【グラム数からのたんぱく質の計算方法…サーロイン(和牛肉)脂身つき・生】
- サーロイン(和牛肉)脂身つき・生の重さ(g)×0.117g(サーロイン・和牛肉・脂身つき1gのたんぱく質)=サーロイン(和牛肉)脂身つき・生のたんぱく質(g)
和牛では100gあたりで11.7gとなっています。
輸入牛肉と比べると結構少なく感じますね。
国産牛の場合のタンパク質
<サーロイン(乳用肥育牛肉)脂身つき・生100g当たりのタンパク質>
- 16.5g
<サーロイン(乳用肥育牛肉)脂身つき・生1g当たりのタンパク質>
- 0.165g
※1gあたりのたんぱく質は、100gのたんぱく質から割り出した値です。
【グラム数からのたんぱく質の計算方法…サーロイン(乳用肥育牛肉)脂身つき・生】
- サーロイン(乳用肥育牛肉)脂身つき・生の重さ(g)×0.165g(サーロイン・乳用肥育牛肉・脂身つき1gのたんぱく質)=サーロイン(乳用肥育牛肉)脂身つき・生のたんぱく質(g)
国産牛は100gでタンパク質が16.5gと、輸入牛肉よりちょっとだけ少ないですがあまり変わらない値となっています。
サーロインの糖質
糖質制限をしていると食品の糖質量が気になりますが、牛サーロインにはほとんど糖質が含まれません。
輸入牛肉の場合の糖質
<サーロイン(輸入牛肉)脂身つき・生100g当たりの糖質>
- 0.4g
<サーロイン(輸入牛肉)脂身つき・生1g当たりの糖質>
- 0.004g
※1gあたりの糖質は、100gの糖質から割り出した値です。
【グラム数からの糖質の計算方法…サーロイン(輸入牛肉)脂身つき・生】
- サーロイン(輸入牛肉)脂身つき・生の重さ(g)×0.004g(サーロイン・輸入牛肉・脂身つき1gの糖質)=サーロイン(輸入牛肉)脂身つき・生の糖質(g)
糖質は「炭水化物-食物繊維」の式で計算します。
輸入牛肉のサーロイン(脂身つき)100gあたりに含まれる炭水化物は0.4g、食物繊維は0gなので、糖質は0.4gとなります。
なお食物繊維というのは植物性食品(野菜、果物、海藻など)に多く含まれる成分です。
牛肉には基本的に含まれないので、サーロインに関しては「炭水化物=糖質」の値と思っておいていいかと思います。
(ここでは説明のため食物繊維量の表記をしています)
とはいえ、糖質0.4gだとほとんど気にしなくていい値なので、糖質制限では扱いやすい食品ですね。
和牛肉の場合の糖質
<サーロイン(和牛肉)脂身つき・生100g当たりの糖質>
- 0.3g
<サーロイン(和牛肉)脂身つき・生1g当たりの糖質>
- 0.003g
※1gあたりの糖質は、100gの糖質から割り出した値です。
【グラム数からの糖質の計算方法…サーロイン(和牛肉)脂身つき・生】
- サーロイン(和牛肉)脂身つき・生の重さ(g)×0.003g(サーロイン・和牛肉・脂身つき1gの糖質)=サーロイン(和牛肉)脂身つき・生の糖質(g)
和牛のサーロイン(脂身つき)100gに含まれる炭水化物は0.3g、食物繊維は0gなので、糖質は0.3gとなります。
国産牛の場合の糖質
<サーロイン(乳用肥育牛肉)脂身つき・生100g当たりの糖質>
- 0.4g
<サーロイン(乳用肥育牛肉)脂身つき・生1g当たりの糖質>
- 0.004g
※1gあたりの糖質は、100gの糖質から割り出した値です。
【グラム数からの糖質の計算方法…サーロイン(乳用肥育牛肉)脂身つき・生】
- サーロイン(乳用肥育牛肉)脂身つき・生の重さ(g)×0.004g(サーロイン・乳用肥育牛肉・脂身つき1gの糖質)=サーロイン(乳用肥育牛肉)脂身つき・生の糖質(g)
国産牛(乳用肥育牛肉)のサーロイン(脂身つき)100gに含まれる炭水化物は0.4g、食物繊維は0gなので、糖質は0.4gとなります。
サーロインはダイエット中でも食べられる?
サーロインのカロリーをおさらいしましょう。
<100gあたりのサーロインのカロリー>
- 輸入牛肉:298kcal
- 和牛肉:498kcal
- 国産牛:334kcal
輸入牛肉のサーロインであれば、ダイエット中でも食べられなくはないかなという感じですね。
ただ、ステーキだと100gではちょっと小さい感じはある(※感じ方には個人差があります)ので、そういう意味だとカロリーを控えたい時はサーロインは止めたほうがいいかもですね。(´・ω・`)
またステーキにしてもお肉のカロリーだけではないので、ちょっとダイエット中には扱いづらい感じがあります。
(味付けが塩・コショウだけ、焼き油を使わないといった風にカロリーを増やさないよう徹底すればほぼお肉だけのカロリーでも済むんですけどね)
うーん、なのでサーロインをダイエット中に食べるならご褒美デイに頂くのが良いかなと思います。
種類でも違いますが肩ロースやもも肉はサーロインよりカロリーが低めなので、牛肉を食べたいなら別の部位にするのも一つの手です。
サーロインのカロリーまとめ
サーロインはカロリーが高いので、ダイエットをしているときに恒常的に食べるのはちょっと難しいかなと言う印象ですね。
まあでも、サーロインという部位は普通でもたまの贅沢に食べるという感じですからね…ダイエット中でも時々の好きなものを食べる日に頂くようにするといいでしょう。
ダイエット中の肉料理はステーキではなく、低カロリーなもも肉を使ったローストビーフなんかがおすすめですね。
低カロリーに済ませたい日の肉料理として、ローストビーフは役立つメニューですよ。
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