豚肩ロースのカロリーはいくら?しゃぶしゃぶでは?糖質とタンパク質はどのくらい?
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豚肩ロースは生姜焼きやしゃぶしゃぶなど、豚肉定番の料理に使える部位です。

ロースと同じような使い方ができますが、肩ロースは赤身の中に脂肪が広がっているため、通常のロース肉よりも柔らかく仕上がります。

脂身が適度にあるので、カロリーもそれなりになりそうですが、果たして肩ロースにはどのくらいのカロリーが含まれるのでしょうか…。

 

また普通のロースと比べると肩ロースのカロリーは高い?それとも低い?そのあたりも気になっちゃいますね♪

今回は、豚肩ロース肉のカロリーについて見ていきましょう。(`・ω・´)

 

 

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  豚肩ロースのカロリーはどのくらい?

まず最初に、豚肉には大型種と中型種の分類があります。

食用で一般的に出回っている豚肉の大半は大型種となりますが、中型種とされるもののほとんどは黒豚になります。

なので基本的には大型種のカロリーを見ればOKですが、パックに「黒豚」という表記があるときだけ中型種の値でカロリーを計算するようにしましょう。

<豚肩ロース(大型種肉)脂身つき・生100gあたりのカロリー>

  • 253kcal

 

<豚肩ロース(大型種肉)脂身つき・生1gあたりのカロリー>

  • 2.53kcal

※1gあたりのカロリーは、100gのカロリーから割り出した値です。

 

【グラム数からの計算方法…豚肩ロース(大型種肉)脂身つき・生】

  • 豚肩ロース(大型種肉)脂身つき・生の重さ(g)×2.53kcal(豚肩ロース・大型種肉・脂身つき1gのカロリー)=豚肩ロース(大型種肉)脂身つき・生のカロリー(kcal)

 

 

<豚肩ロース(中型種肉)脂身つき・生100gあたりのカロリー>

  • 256kcal

 

<豚肩ロース(中型種肉)脂身つき・生1gあたりのカロリー>

  • 2.56kcal

※1gあたりのカロリーは、100gのカロリーから割り出した値です。

 

【グラム数からの計算方法…豚肩ロース(中型種肉)脂身つき・生】

  • 豚肩ロース(中型種肉)脂身つき・生の重さ(g)×2.56kcal(豚肩ロース・中型種肉・脂身つき1gのカロリー)=豚肩ロース(中型種肉)脂身つき・生のカロリー(kcal)

 

豚肉はほとんどの部位で中型種のほうがカロリーが高いのですが、肩ロースの場合はわずかな差ですね。

 

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  脂身を取り除いた場合のカロリーは?

カロリーを減らしたいと思うときは、脂身を切り落とす方法があります。

豚肉の脂身を取るとなると、縁についている厚みのある部分を切り取るのが通常だと思いますが、この外側についている脂身のことを皮下脂肪と呼びます。

 

豚肩ロースのカロリーの値には「赤肉」もありますが、これは皮下脂肪と、筋間脂肪という赤身の中に広がっている脂身の両方を取り除いたお肉の数値になります。

皮下脂肪と筋間脂肪については、通常の豚ロースのカロリーページで説明用の画像を載せていますよ。

 

通常なら豚肉の筋間脂肪を取り除いて食べることはないので、この場合のカロリーは「赤肉」ではなく、「皮下脂肪なし」の値で見ることになります。

  • 皮下脂肪なし…皮下脂肪を取り除いて筋間脂肪を含む肉
  • 赤肉…皮下脂肪と筋間脂肪の両方取り除いた肉
  • 脂身つき…皮下脂肪と筋間脂肪の両方がついた肉

ちなみに通常売っている豚肉の状態は「脂身つき」なので、脂肪を取り除かないなら脂身つきのカロリーで見ればOKですよ。

 

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皮下脂肪なしの場合のカロリーですが、これだと大型種・中型種どちらも同じカロリーのため、まとめて書きます。

<豚肩ロース(大型種肉or中型種肉)皮下脂肪なし・生100g当たりのカロリー>

  • 226kcal

 

<豚肩ロース(大型種肉or中型種肉)皮下脂肪なし・生1g当たりのカロリー>

  • 2.26kcal

※1gあたりのカロリーは、100gのカロリーから割り出した値です。

 

【グラム数からの計算方法…豚肩ロース(大型種肉or中型種肉)皮下脂肪なし・生】

  • 豚肩ロース皮下脂肪なし・生の重さ(g)×2.26kcal(豚肩ロース・皮下脂肪なし1gのカロリー)=豚肩ロース(大型種肉or中型種肉)皮下脂肪なし・生のカロリー(kcal)

 

脂身つき100gでも大型種が253kcal、中型種が256kcalだったので、100gあたりで見れば皮下脂肪を取り除いてもあまり大きなカロリーカットにはならないみたいですね。

30kcal程度の違いですが、少しでもカロリーを減らしたい場合は切り落としても良いかもしれません。

 

  通常の豚ロースと肩ロースを比べるとカロリーが高いのはどっち?

どっちも同じような料理に使える豚ロースと豚肩ロースですが、カロリー比較するとどうなるか気になっちゃいますね。

通常のロースの場合も、脂身つきのそのままの状態と脂身を取ってから食べる方法(皮下脂肪なし)がありますので、この2点でカロリーを比べてみましょう。

 

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まずは脂身つきでのロースと肩ロースのカロリー比較です。

部位名 カロリー(生100gあたり)
豚肩ロース(大型種肉)脂身つき 253kcal
豚肩ロース(中型種肉)脂身つき 256kcal
豚ロース(大型種肉)脂身つき 263kcal
豚ロース(中型種肉)脂身つき 291kcal

脂身つきそのままだと肩ロースのほうがカロリーが低いようですね。

とくに豚ロースの中型種は300kcal近くあるので、ダイエット中はちょっと扱いづらそうです。

 

次に脂身を取り除いた場合(皮下脂肪なし)のカロリーです。

部位名 カロリー(生100gあたり)
豚肩ロース(大型種肉or中型種肉)皮下脂肪なし 226kcal
豚ロース(大型種肉)皮下脂肪なし 202kcal
豚ロース(中型種肉)皮下脂肪なし 216kcal

脂身を取ると、逆に今度は豚ロースのほうが低カロリーになりますね。

ロースのカロリーを200kcal近くに落とせることは大きいかと思います。

 

とするとカロリー量だけ見れば、そのまま(脂身つき)で食べるなら肩ロース、脂身を取り除いて食べる(皮下脂肪なし)なら豚ロースの方が低カロリーってことになります。

ただ、通常の豚ロースは脂肪と赤身がキレイに分かれているため、焼いたりお湯に通したりすると赤身部分が引き締まり、少し固くなる感じがあります。

 

なので、皮下脂肪の部分を取り除いてしまうと赤身の食感が際立ってしまい、固さが気になる…なんて感じるかもしれません。

ソテーなんかにしてみるとわかりますが、豚ロース肉って脂身が美味しさを引き立てている部分もありますからね。(´・ω・`)

 

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しかし一方で肩ロースは、冒頭でも言ったのですが赤身の中に脂肪が広がっているので、ロースと比べて食感が柔らかくなります。

ですので、好みもありますがカロリーだけではなくて食感や味も重視したいというときは、肩ロースのほうがいいかもしれないですね。

 

  しゃぶしゃぶでの豚肩ロースのカロリーは?1枚ではどのくらい?

豚肩ロースはしゃぶしゃぶ用のお肉で売っていることもあります。

先日ちょうど食べる機会があったので実際にグラム数を計算した所、1パック221gに16枚入りだったので、「221(g)÷16(枚)」で1枚は約14gほどとなります。

あとはこの1枚のグラム数に×2.53kcal(大型種肉の脂身つき1gあたりのカロリー)すればいいので、「14(g)×2.53(kcal)」で約35kcal(小数点以下表示すると35.42kcal)となります。

<豚肩ロースしゃぶしゃぶ用1枚(約14g)あたりのカロリー>

  • 約35kcal

 

ただ、しゃぶしゃぶ用だからと1枚のグラム数が決まっているわけではないので、↑のカロリー量は目安となります。

しゃぶしゃぶという料理の特性上、1枚はかなり薄く切られていると思いますので、そこまで大きな誤差は出ないと思いますが…正確なカロリーを知りたいときは、「1パックのグラム数÷1パックの枚数」をしてから、×2.53kcalして計算してみてください。

 

なお1枚で14gとすると、100g(253kcal)分食べるなら「100(g)÷14(g)」で大体しゃぶしゃぶ肉7枚くらいで100g程になります。

 

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  豚肩ロースの糖質

カロリーに続いて糖質もまとめたいと思いますが、豚肉を含めて肉類というのは糖質が少ない食べ物です。

中型種の脂身つきは糖質が0gなので、ここでは大型種の糖質のみ掲載します。

<豚肩ロース(大型種肉)脂身つき・生100g当たりの糖質>

  • 0.1g

 

<豚肩ロース(大型種肉)脂身つき・生1g当たりの糖質>

  • 0.001g

※1gあたりの糖質は、100gの糖質から割り出した値です。

 

【グラム数からの糖質の計算方法…豚肩ロース(大型種肉)脂身つき・生】

  • 豚肩ロース(大型種肉)脂身つき・生の重さ(g)×0.001g(豚肩ロース・大型種肉・脂身つき1gの糖質)=豚肩ロース(大型種肉)脂身つき・生の糖質(g)

 

糖質は炭水化物-食物繊維で計算しますが、豚肩ロース(大型種肉の脂身つき)に含まれる炭水化物は0.1g、食物繊維は0gなので、これだと炭水化物の値がそのまま糖質となります。

ほとんど気にする必要はない糖質量ですね。

 

  脂身を取り除いた場合の糖質

脂身を取った場合(皮下脂肪なし)の糖質量ですが、これは大型種・中型種どちらも脂身つきの場合と値が同じです。

中型種は糖質が0gで、大型種は100gあたりで糖質が0.1gとなります。

<豚肩ロース(大型種肉)皮下脂肪なし・生100g当たりの糖質>

  • 0.1g

 

計算は脂身つきの方で紹介した式で行ってみてください。

 

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  しゃぶしゃぶ肉1枚での糖質

カロリーの時と同じように、しゃぶしゃぶ用のお肉が1枚で約14gとすると、「14(g)×0.001(g)」で、糖質は0.014gとなります。

<豚肩ロースしゃぶしゃぶ用1枚(約14g)あたりの糖質>

  • 0.014g

 

  豚肩ロースのタンパク質

お肉を食べるならタンパク質を摂取したいので、豚肩ロースに含まれるタンパク質を見てみましょう。

<豚肩ロース(大型種肉)身つき・生100g当たりのタンパク質>

  • 17.1g

 

<豚肩ロース(大型種肉)脂身つき・生1g当たりのタンパク質>

  • 0.171g

※1gあたりのたんぱく質は、100gのたんぱく質から割り出した値です。

 

【グラム数からのたんぱく質の計算方法…豚肩ロース(大型種肉)脂身つき・生】

  • 豚肩ロース(大型種肉)脂身つき・生の重さ(g)×0.171g(豚肩ロース・大型種肉・脂身つき1gのたんぱく質)=豚肩ロース(大型種肉)脂身つき・生のたんぱく質(g)

 

 

<豚肩ロース(中型種肉)脂身つき・生100g当たりのタンパク質>

  • 17.7g

 

<豚肩ロース(中型種肉)脂身つき・生1g当たりのタンパク質>

  • 0.177g

※1gあたりのたんぱく質は、100gのたんぱく質から割り出した値です。

 

【グラム数からのたんぱく質の計算方法…豚肩ロース(中型種肉)脂身つき・生】

  • 豚肩ロース(中型種肉)脂身つき・生の重さ(g)×0.177g(豚肩ロース・中型種肉・脂身つき1gのたんぱく質)=豚肩ロース(中型種肉)脂身つき・生のたんぱく質(g)

 

大型種でも100gでタンパク質が17.1gと結構な量が摂取できますね。

 

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  脂身を取り除いた場合のタンパク質

皮下脂肪なしでのタンパク質は以下のようになっています。

<豚肩ロース(大型種肉)皮下脂肪なし・生100g当たりのタンパク質>

  • 17.8g

 

<豚肩ロース(大型種肉)皮下脂肪なし・生1g当たりのタンパク質>

  • 0.178g

※1gあたりのたんぱく質は、100gのたんぱく質から割り出した値です。

 

【グラム数からのたんぱく質の計算方法…豚肩ロース(大型種肉)皮下脂肪なし・生】

  • 豚肩ロース(大型種肉)皮下脂肪なし・生の重さ(g)×0.178g(豚肩ロース・大型種肉・皮下脂肪なし1gのたんぱく質)=豚肩ロース(大型種肉)皮下脂肪なし・生のたんぱく質(g)

 

 

<豚肩ロース(中型種肉)皮下脂肪なし・生100g当たりのタンパク質>

  • 18.5g

 

<豚肩ロース(中型種肉)皮下脂肪なし・生1g当たりのタンパク質>

  • 0.185g

※1gあたりのたんぱく質は、100gのたんぱく質から割り出した値です。

 

【グラム数からのたんぱく質の計算方法…豚肩ロース(中型種肉)皮下脂肪なし・生】

  • 豚肩ロース(中型種肉)皮下脂肪なし・生の重さ(g)×0.185g(豚肩ロース・中型種肉・皮下脂肪なし1gのたんぱく質)=豚肩ロース(中型種肉)皮下脂肪なし・生のたんぱく質(g)

 

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  しゃぶしゃぶ肉1枚でのタンパク質

しゃぶしゃぶ肉が1枚で約14gとすれば、タンパク質は以下になります。

<豚肩ロースしゃぶしゃぶ用1枚(約14g)あたりのタンパク質(大型種肉・脂身つき・生)>

  • 約2.4g

 

2枚で5gほど、4枚で10gほどのタンパク質摂取になるので、結構計算しやすそうですね。

 

  豚肩ロースはダイエット中でも食べられる?

比較として大型種100gでの豚肉のカロリーを部位別で見てみると、

  • 豚肩ロース脂身つき・生…253kcal
  • 豚ロース脂身つき・生…263kcal
  • 豚バラ脂身つき・生…395kcal
  • 豚かた脂身つき・生…216kcal
  • 豚もも脂身つき・生…183kcal
  • 豚そともも脂身つき・生…235kcal
  • 豚ヒレ赤肉・生…130kcal

と、肩ロースは豚肉の部位の中でいうと、カロリーは高すぎず低すぎずといった感じです。

全体的に低カロリーな鶏肉と比べるとちょっと高くは感じるのですが、豚肉には特筆してビタミンB1という栄養が多く含まれるので、少しカロリーが多くなってしまっても食べるメリットはあるかと思います。

 

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肩ロースのカロリー量ならダイエット中でも食べられないほどではないですし、例えばしゃぶしゃぶや生姜焼きにするときは枚数を決めてから食べる(作る)ようにすると、カロリー調整もしやすいと思います。

 

肩ロースの場合は、今回見たように脂身を取り除いてもそこまで大きくカロリーは変わらないのですが、多く食べるときは話が別です。

例えば大型種の肩ロースを200g食べるとして、脂身つきだと506kcalになりますが、皮下脂肪なしだと452kcalに抑えられます。

ダイエット中だとたくさんは食べないと思うのでちょっとした余談ではありますが、脂身は取っておいたほうがカロリーは少なくなるという話です。(^^;)

 

なお、もっと低カロリーな部位を選びたいと思うときは、100gあたりで200kcalを切るもも肉やヒレ肉がおすすめです。

ただ、ヒレ肉は値段が高めなので、日常的に食べるならもも肉のほうが良いかと思います。

 

カロリーが低い部位は脂質が少ないのでさっぱりしていますが、こればっかりでは飽きる!ってときに、適度な脂身がある肩ロースやロースなど上手に加えられるといいですね。

 

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  豚肩ロースのカロリーまとめ

肩ロースは100gあたりで253kcal(大型種肉・脂身つき)になります。

通常の豚ロースだと100gのカロリーは263kcal(大型種肉・脂身つき)になるので、10kcalほどですが肩ロースのほうがカロリーは低いということになります。

 

脂身を取り除くと豚ロースのほうがカロリーは低くなりますが、ロースの脂身というのは旨味を感じられる部分であるため、個人的にはそのまま使ったほうがお肉の良さも活かせて、美味しく食べれるかなと思います。(^^;)

食事に満足感を感じられるかどうかというのもダイエットでは大事なポイントなので、そう考えると、脂身つきでカロリーが低い肩ロースのほうがおすすめかな?とは感じます。

ただ、単純に脂身が苦手な人もいますし、できるだけカロリーが低いほうが良いと考える場合もあると思うので、切り取るかどうかはお好みでどうぞ、です。

 

なお通常の豚ロースのより詳しいカロリーについてはコチラで書いていますので、今回の内容と合わせてドウゾ↓↓

 

 

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