シャキシャキ感がある日本梨と違って、ねっとりとした柔らかい食感の洋梨は、秋の楽しみのひとつですよね。(*^^*)
熟した洋梨はとても甘くて、酸味も少なく食べやすいですが、あれだけ甘いとカロリーが高そうな印象を受けます。
とくにダイエット中は甘いものというと厳禁なイメージがあり、洋梨などの果物のカロリーや糖質を知っておきたいところです。
<このページに書かれている内容>
- 洋梨のカロリーと糖質(100g・1個・半分・1/4)
- 日本梨や他の果物と比べて洋梨のカロリーは高い?
- 洋梨の缶詰のカロリー
- 洋梨に含まれる栄養
今回は、洋梨のカロリーをメインに、糖質や栄養ついても書いていきたいと思います。
大量でなければ、洋梨はダイエット中でも食べれるので、ぜひ今回の内容をカロリー制限に役立ててください♪
【関連ページ】
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洋梨のカロリー(100g)
<西洋なし(生)100g当たりのカロリー>
- 48kcal
<西洋なし(生)1g当たりのカロリー>
- 0.48kcal
※1gあたりのカロリーは、100gのカロリーから割り出した値です。
【グラム数からの計算方法…西洋なし】
- 西洋なしの重さ(g)×0.48kcal(1gのカロリー)=西洋なしのカロリー(kcal)
1個、半分、1/4
洋梨1個の重さは品種によって違いがあります。
ですが最もよく食べられているラ・フランスでは、1個あたり普通サイズで大体200~250gくらいとなります。
個体差もありますし、これより重くて大きいラ・フランスもあるので、あくまで目安ですが、計算すると…
<洋梨(ラ・フランス)1個(200~250gほど)のカロリー>
- 96kcal~120kcal
洋梨の品種によっては1個500gくらいになる大玉のものもあります。仮に500gで計算すると1個240kcalとなりますね。
1個のカロリーがわかれば、半分や1/4のカロリーは割れば計算できます。
<洋梨(ラ・フランス)半分(100g~125g)のカロリー>
- 48kcal~60kcal
<洋梨(ラ・フランス)1/4(50~62.5g)のカロリー>
- 24kcal~30kcal
洋梨の糖質(100g)
<西洋なし(生)100g当たりの糖質>
- 12.5g
<西洋なし(生)1g当たりの糖質>
- 0.125g
※1gあたりの糖質は、100gの糖質から割り出した値です。
【グラム数からの糖質の計算方法…西洋なし(生)】
- 西洋なしの重さ(g)×0.125g(1gの糖質)=西洋なしの糖質(g)
1個、半分、1/4
1個あたりの糖質も、カロリーと同じラ・フランスのグラム数で計算してみます。
<洋梨(ラ・フランス)1個(200~250gほど)の糖質>
- 25~31.2g
<洋梨(ラ・フランス)半分(100g~125g)の糖質>
- 12.5~15.6g
<洋梨(ラ・フランス)1/4(50~62.5g)の糖質>
- 6.2g~7.8g
日本梨とのカロリー比較
日本梨と洋梨は同じ季節に食べることができますが、日本梨のカロリーは100gあたりで43kcalとなっています。
一方の洋梨は100gあたり48kcalとなっているので、若干ですが日本梨よりカロリーが高いということになりますね。
ただ、どちらも気にするほど差があるわけじゃないので、その日の気分でお好きな方を食べていいかと思います。
また、他の果物ともカロリーを比較してみましょう。
果物 | 100gのカロリー |
洋梨 | 48kcal |
日本梨 | 43kcal |
りんご(皮なし) | 53kcal |
ぶどう(皮なし) | 58kcal |
甘がき | 63kcal |
キウイ(緑肉) | 51kcal |
バナナ | 93kcal |
グレープフルーツ | 40kcal |
もも(白肉) | 38kcal |
りんごやぶどうも旬の時期が重なりますが、それと比べると洋梨のほうが少しカロリーが低いですね。
一般的に食べられる果物の中でも、洋梨は平均的なカロリーだと思います。
缶詰のカロリー
<西洋なし(缶詰)100g当たりのカロリー>
- 79kcal
<西洋なし(缶詰)1g当たりのカロリー>
- 0.79kcal
※1gあたりのカロリーは、100gのカロリーから割り出した値です。
【グラム数からの計算方法…西洋なし(缶詰)】
- 西洋なし(缶詰)の重さ(g)×0.79kcal(1gのカロリー)=西洋なし(缶詰)のカロリー(kcal)
缶詰のカロリーは100gで79kcalと、生の洋梨そのままよりカロリーがありますね。
缶詰はシロップにつけるので、砂糖の分のカロリーがどうしても増えてしまいます。
なので生のものが売っている季節は、缶詰ではなく、そのままの洋梨を食べたほうがダイエット的には良いといえます。
缶詰の果物というのは加熱されているので、熱に弱い栄養素や酵素は減ってしまったり、なくなったりしています。
そのため、栄養価やカロリーを考えても生の洋梨のほうがいいと言えるでしょう。
ただ缶詰には常備できるメリットがありますので、生の洋梨がなかなか手に入らない季節に食べてもいいですね。
なお缶詰1缶の分量は商品によりますが、ファミリーサイズ(一般的な缶詰のサイズ)で固形量240gくらいですね。
とすると計算すれば1缶のカロリーは190kcalくらいになります。
ただ、商品によって1缶の量やカロリーは変わる(このページでのカロリー量は、日本食品標準成分表2020年版を参考にしています)ので、あくまで目安となります。
参考までに市販品の洋梨缶詰のカロリーを表にまとめてみますね。
メーカー | 商品名 | グラム数 | カロリー |
明治屋 | フルーツマーケット 洋梨 | 固形物100g当たり | 85kcal |
国分 | 世界のめぐみ紀行 洋梨 | 液汁含む100g当たり | 84kcal |
国分 | にっぽんの果実 東北産 洋梨 | 液汁含む100g当たり | 68kcal |
はごろもフーズ | 山形県産 ラ・フランス4つ割 | 液汁含む1缶当り(295g) | 255kcal |
※商品名のリンクは各メーカーのページとなります。
つい食べすぎてしまう人は、食べきりサイズの缶詰を選ぶと良いかもですね。あとシロップを飲まないだけでも摂るカロリーを減らせます。
洋梨に含まれる栄養!ダイエット中に食べても大丈夫?
洋梨には、
- 食物繊維
- ビタミンE
- カリウム
- ビタミンC
などの栄養が含まれています。
食物繊維は腸内環境を整えて便秘を解消する効果があり、ビタミンEやビタミンCは抗酸化作用があるので、老化や生活習慣病の予防に役立ってくれます。
カリウムは余分な塩分を排出する役割があるので、高血圧やむくみの予防に効果があるとされています。
このように洋梨は適度に食べるなら体に良い食品ですね。(*^^*)
今回見たように1個200~250gほどなら、カロリーは96kcal~120kcalなので、ダイエット中であっても充分食べれるカロリーかと思います。
果物は一日200gくらい食べるのが健康に良いと言われますので、ぜひ洋梨も取り入れてビタミンやミネラルを摂るようにしましょう。
洋梨のカロリーまとめ
追熟させた洋梨は酸っぱい果物が苦手な人でも食べやすいと思います。
1個だけならカロリー制限中でも無理なく食べれるカロリー量だと思います。ビタミン、食物繊維などを摂るためにも洋梨を加えてみるといいですね。
なお通常の梨(日本梨)のカロリーも以下のページでまとめているので、合わせてぜひご覧ください。↓↓
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