フルーツ缶詰のカロリーや糖質は高い?シロップ(汁)は太る?ダイエット向けの種類は?
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そのままの他、ヨーグルトに入れたり、フルーツポンチの材料としても気軽に使えるフルーツ缶詰は、買い置きしておくと便利ですよね。

生の果物と違って長期保存できるのが利点ですが、甘いシロップに浸してありますので、「カロリーが高そう」という何となくのイメージを抱く人も多いと思います。

なので今回は、具体的にフルーツ缶詰にはどのくらいのカロリーが含まれるのか?またダイエットに使いやすい種類はどれなのか?などの部分をまとめていきたいと思います。

【このページに書かれている内容】

  • フルーツ缶詰(ミックス、単体)のカロリーと糖質
  • 缶詰のシロップのカロリー
  • ダイエット中におすすめの缶詰は?
  • 生の果物と缶詰のフルーツの違い(栄養価や効果)

 

今回の内容を、ぜひダイエット中の間食やデザートを考える際、参考にしてください。(*^^*)

 

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フルーツ缶詰(ミックスタイプ)のカロリー・糖質

フルーツ缶詰も、いろんな種類ありますよね。

複数の果物が混ざったものと一種類だけのものがあるので、まずはミックスタイプのカロリーから見てみます。

ミックスタイプであるとメーカーによって入っている果物の種類が違うので、とりあえず表にしてみて大体どのくらいのカロリーがあるのか見てましょう。

なお、糖質の値は書いていない商品も多いので、今回は炭水化物の数値を載せたいと思います。

※商品名のリンク先は各メーカーの商品ページとなります。

【100gあたり】

メーカー 商品名 カロリー 炭水化物
国分 国産 六種の果実 72kcal 17.8g
国分 山形県産 ミックスフルーツ 70kcal 17.5g
清水食品 パインみかん 68kcal 16.7g
清水食品 カロリーOFF フルーツミックス 33kcal 8.6g
Dole フルーツカクテル 68kcal 16.5g
Dole ミックスフルーツ 果汁100%仕立て 63kcal 16.2g(糖類12.7g)

 

清水食品のカロリーOFFシリーズ以外は、100gでの比較だとだいたい70kcal台~60kcal台の商品が多いですね。


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ナタデココやみつ豆が入っている商品のカロリーも見てみましょう。

【100gあたり】

メーカー 商品名 カロリー 炭水化物
Dole トロピカルフルーツミックス ナタデココ入り 63kcal 15.5g
Dole パイン&ナタデココ 67kcal 16.5g
加藤産業 パイン&ナタデココひとくちカット 70kcal 7.6g(糖質16.4g)
国分 フルーツみつ豆 91kcal 22.2g
国分 国産 果実蜜豆 74kcal 18g
明治屋 フルーツマーケット フルーツみつ豆 92kcal 22.5g
清水食品 カロリーOFF フルーツみつ豆 27kcal 7.1g(糖質6.2g)
明治屋 フルーツマーケット 杏仁フルーツ 88kcal 20.5g
国分 牛乳寒天フルーツ入り 83kcal 20g

 

ナタデココが入っている商品以外は、フルーツだけの缶詰よりも少しカロリーが高い傾向がありますね。

 

そこまで大きく差があるというわけではないものの、できるだけカロリーを抑えたい、という人はいると思います。

なのでそういう場合はフルーツのみ入った缶詰か、ナタデココ入りの缶詰にするといいかもしれないですね。

ダイエット中だけカロリーオフのシリーズを使ってみてもいいでしょう。



なお100gの分量ですがだいたいこのくらい。

 

参考にしたのは朝からフルーツのミックスで、固形量がちょうど100gあります。

量ったら106gでしたが、シロップの重さが若干含まれているんだと思います。

 

100gだと、一度に食べる量としてはちょうどいい感じです。

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フルーツ缶詰(単体)のカロリー・糖質

続いて、日本食品標準成分表2020年版の値をもとに、一種類のみの缶詰のカロリー・糖質をまとめてみます。

種類 カロリー 糖質
みかん缶詰 63kcal 14.8g
パイナップル缶詰 76kcal 19.8g
もも缶詰(白肉) 82kcal 19.2g
もも缶詰(黄肉) 83kcal 19.2g
グレープフルーツ缶詰 60kcal 16.5g
さくらんぼ缶詰(米国産) 70kcal 16.6g
日本なし缶詰 76kcal 18.4g
西洋なし缶詰 79kcal 19.7g
なつみかん缶詰 80kcal 18.9g
ぶどう缶詰 83kcal 20.2g
りんご缶詰 81kcal 19.7g
種類 カロリー 糖質

 

この中で1番カロリーが低いのはグレープフルーツで、その次がみかんの缶詰となりますね。

逆に高いのはぶどうと黄桃になっています。

缶詰の中でもとくによく食べられて、どこでも売っていそうなのはみかん、桃、パイナップルあたりだと思いますが、カロリーが低いのを選びたいならみかんが1番良さそうかな?という感じですね。

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フルーツ缶詰のシロップのカロリー

シロップには種類がある

一般的に、缶詰は甘いシロップに浸けてありますが、実はこのシロップには糖度で分類して4種類あります。

  • エキストラライトシロップ…糖度が10%以上14%未満
  • ライトシロップ…糖度が14%以上18%未満
  • ヘビーシロップ…糖度が18%以上22%未満
  • エキストラヘビーシロップ…糖度が22%以上

 

ライトシロップより、ヘビーシロップのほうが糖分が多いということになりますね。

一般的にみかんの缶詰はライトシロップ、ももやパイナップルの缶詰はヘビーシロップを基準に作られているようです。

食品成分表にみかんと桃の缶詰の値なら載っているので、それぞれ比較してみると、

【100gあたり】

種類 カロリー 糖質
みかん缶詰・液汁 63kcal 15.3g
もも缶詰・液汁 81kcal 19.5g

 

と、糖質が多い桃缶のほうがカロリーも高いですね。

缶詰を選ぶ際は、シロップの種類もチェックしてみるといいかもです。

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ダイエット中ならどの缶詰がおすすめ?

ここまでのまとめのようになりますが、フルーツ缶詰は果物だけ・またはナタデココがミックスされたタイプのものがカロリー低めな傾向があります。

ただ商品によってもカロリー違いますので、スーパーなどで買うときにもチェックしてみるといいですね。

また先に紹介したようなカロリーカットタイプの缶詰を使う方法もあるので、よりカロリーを抑えたい人は試してみるといいでしょう。

 

なお果物が1種類のみ入った缶詰であると、ミカン缶詰はライトシロップなので、ももやパイナップルよりカロリーが低めになりやすいです。

大幅に違うというわけでもないですが、シロップに関しても覚えておくと便利ですね。(*^^*)

 

なお今回重量を量る際に使った、はごろもフーズの朝からシリーズは、食べきりサイズでカロリー管理がしやすいです。


どれも1缶あたり液汁含んで100kcalないので、計算もラクチンです。(笑)

 

生の果物との栄養価や効果の違いは?

缶詰のフルーツは生のものと比べると全体的に栄養価が落ちてしまいます

またビタミンCなどの水溶性の成分はシロップに若干溶けていると思います。カロリーカットのためにシロップを飲まないという場合は、栄養価もさらに減ってしまいます。

それに缶詰の果物は加熱処理をされているので、消化を助けたりなどしてくれる酵素の働きもなくなってしまいます。

 

酵素は生の果物に含まれる成分ですし、栄養を考えるとフルーツは生のまま食べたほうがいいといえます。

生の果物はシロップの分のカロリーもないですし、ダイエットにももちろんいいです。

 

ただ、缶詰は長期保存ができるので腐らせることも中々ないですし、いつでも気軽に食べれるメリットは大きいので、どちらも上手に使っていければいいと思いますよ。

 

フルーツ缶詰のカロリーまとめ

フルーツ缶詰は食べすぎなければダイエット中でも食べることはできる食品だと思います。

栄養的にもカロリー的にも生の果物のほうがいいですが、缶詰は缶詰で利点はあるので、たまのおやつ用に備えておいてもいいですね。

 

なお、個別のより詳しいカロリーに関しては以下でそれぞれ書いているので、知りたい内容があればこちらも合わせてどうぞ↓↓

 

 


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