牛カルビ(ばら肉)のカロリーは100gや焼肉1枚でいくら?糖質やタンパク質はどのくらい?
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牛カルビといえば焼肉での代表的な部位で、お店に行けばまず最初にこれを頼むなんていう人も多いと思います。

ですが、実はカルビというのはとても高カロリーな部位です。なので、カルビばかり食べていたらかなりのカロリーを摂取することになります。

 

今回は牛カルビにどのくらいのカロリーが含まれているのか?また、焼肉の1枚あたりではカロリーはいくらになるのか?といった部分をメインに書いていきます。

<このページの内容>

  • 牛カルビのカロリーは100gあたりでいくら?【他の部位と比較すると?】
  • 焼肉1枚や一人前での牛カルビのカロリーは?
  • 牛カルビの糖質・タンパク質
  • 牛カルビは太るの?

 

 

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  牛カルビ(ばら肉)のカロリー(100gあたり)

牛肉のカロリーの値は主に4つあり、

  • 「和牛肉」
  • 「輸入牛肉」
  • 「乳用肥育牛肉」
  • 「交雑牛肉」

となります。

和牛肉はそのまま「和牛」と記載があるもの輸入牛肉はアメリカ産など外国産の商品のカロリーなので、わかりやすいです。

「乳用肥育牛肉」や「交雑牛肉」はどちらも「国産牛」の扱いです。カロリー計算では単純に「国産牛」とだけ書かれているなら、通常「乳用肥育牛肉」の値で見るのが基本となっています。

(乳用肥育牛肉はいわゆる乳用牛のことで、食品成分表の備考にも「ホルスタイン種」と記載されています)

 

お店のお肉であると、とくに何も書かれていない(たとえば単純に「カルビ」といった風に部位名だけだったり)ときは値段が安い輸入肉である場合が多いです。

例として焼肉屋で有名な牛角はお肉の産地を公開しており、和牛以外のカルビはすべて外国産となっています。

お肉の産地情報(リンク先:牛角公式HP)

 

  和牛肉のカロリー

<牛ばら(和牛肉)脂身つき・生100g当たりのカロリー>

  • 517kcal

 

<牛ばら(和牛肉)脂身つき・生1g当たりのカロリー>

  • 5.17kcal

※1gあたりのカロリーは、100gのカロリーから割り出した値です。

【グラム数からの計算方法…牛ばら(和牛肉)脂身つき・生】

  • 牛ばら(和牛肉)脂身つき・生の重さ(g)×5.17kcal(牛ばら・和牛肉・脂身つき・生1gのカロリー)=牛ばら(和牛肉)脂身つき・生のカロリー(kcal)

 

和牛カルビのカロリーは100gあたり517kcal…すごいカロリー量ですね。(^^;)

和牛は脂身が多いので、その分カロリーが高くなっています。

 

  輸入牛肉のカロリー

<牛ばら(輸入牛肉)脂身つき・生100g当たりのカロリー>

  • 371kcal

 

<牛ばら(輸入牛肉)脂身つき・生1g当たりのカロリー>

  • 3.71kcal

※1gあたりのカロリーは、100gのカロリーから割り出した値です。

【グラム数からの計算方法…牛ばら(輸入牛肉)脂身つき・生】

  • 牛ばら(輸入牛肉)脂身つき・生の重さ(g)×3.71kcal(牛ばら・輸入牛肉・脂身つき・生1gのカロリー)=牛ばら(輸入牛肉)脂身つき・生のカロリー(kcal)

 

輸入牛肉の場合は100gで371kcalと、和牛と比べるとグンと落ちた感じですね。(それでも高カロリーですが)

 

  乳用肥育牛肉のカロリー

<牛ばら(乳用肥育牛肉)脂身つき・生100g当たりのカロリー>

  • 426kcal

 

<牛ばら(乳用肥育牛肉)脂身つき・生1g当たりのカロリー>

  • 4.26kcal

※1gあたりのカロリーは、100gのカロリーから割り出した値です。

【グラム数からの計算方法…牛ばら(乳用肥育牛肉)脂身つき・生】

  • 牛ばら(乳用肥育牛肉)脂身つき・生の重さ(g)×4.26kcal(牛ばら・乳用肥育牛肉・脂身つき・生1gのカロリー)=牛ばら(乳用肥育牛肉)脂身つき・生のカロリー(kcal)

 

乳用牛であると100gで426kcalなので、和牛よりは少ないですが輸入牛肉よりは高い値となっています。

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  交雑牛肉のカロリー

<牛ばら(交雑牛肉)脂身つき・生100g当たりのカロリー>

  • 470kcal

 

<牛ばら(交雑牛肉)脂身つき・生1g当たりのカロリー>

  • 4.7kcal

※1gあたりのカロリーは、100gのカロリーから割り出した値です。

【グラム数からの計算方法…牛ばら(交雑牛肉)脂身つき・生】

  • 牛ばら(交雑牛肉)脂身つき・生の重さ(g)×4.7kcal(牛ばら・交雑牛肉・脂身つき・生1gのカロリー)=牛ばら(交雑牛肉)脂身つき・生のカロリー(kcal)

 

交雑牛は和牛と乳牛をかけ合わせた牛のことです。

カルビの場合は、カロリー量もこの2つの牛肉の間みたいな値になってますね。

 

国産牛のうち、「交雑牛」「交雑種」といった表記があればこちらのカロリーで計算します。

ただし、たとえばスーパーで国産牛という記載以外でとくに何も書かれていなくても、中身が交雑牛だったということもあります。

基本的には国産牛であれば乳用肥育牛肉の値で計算するのですが、たとえ中身が交雑牛であっても表示はお店の任意なので、そこまで記載しない場合があるんですね。(^^;

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じゃあ乳用牛と交雑牛はどう判別したら良いの?という点ですが、実はこれには解決方法があります。それは、表示にある「個体識別番号」です。

これは国産牛肉であれば、パックの値札シールの部分に小さいですが表示されています。(よく探してみてください)

たとえば以下は切り落とし肉ですが、こんな感じのです。↓↓

(クリックorタップで拡大します※別タブ)

 

この番号を以下のHPの「個体識別番号の検索」から入力すれば、お手元の国産牛が乳用牛か交雑牛かを知ることができます。

牛の個体識別情報検索サービス(リンク先:家畜改良センターのHP)

 

上記のHPは牛肉のカロリーを計算する際に役立つので、ブックマークしておくと便利です♪

試しに写真の個体識別番号「1349023460」を入力したところ、「交雑種(肉専用種X乳用種)」と出たので、このお肉は乳用牛ではなく交雑牛であることがわかります。

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  他の部位や豚カルビと比較すると?

では牛カルビはどのくらい高カロリーなのか?を知るため、他の部位や豚カルビのカロリーもいくらか見てみましょう。

部位・種類 100gあたりのカロリー
豚カルビ(ばら・大型種肉・脂身つき・生) 395kcal
豚カルビ(ばら・中型種肉・脂身つき・生※黒豚) 434kcal
牛肩ロース和牛肉・脂身つき・生) 411kcal
牛肩ロース輸入牛肉・脂身つき・生) 240kcal
牛肩ロース乳用肥育牛肉・脂身つき・生) 318kcal
牛リブロース和牛肉・脂身つき・生) 573kcal
牛リブロース輸入牛肉・脂身つき・生) 231kcal
牛リブロース乳用肥育牛肉・脂身つき・生) 409kcal
牛リブロース交雑牛肉・脂身つき・生) 539kcal
牛もも和牛肉・脂身つき・生) 259kcal
牛もも輸入牛肉・脂身つき・生) 165kcal
牛もも乳用肥育牛肉・脂身つき・生) 209kcal
牛もも交雑牛肉・脂身つき・生) 343kcal
牛タン(舌・生) 356kcal
牛ハラミ(横隔膜・生) 321kcal
牛レバー(肝臓・生) 132kcal
シマチョウ(大腸・生) 162kcal
部位・種類 カロリー

 

<牛カルビ(ばら)100gあたりのカロリーまとめ>

  • 和牛肉・脂身つき・生…517kcal
  • 輸入牛肉・脂身つき・生…371kcal
  • 乳用肥育牛肉・脂身つき・生…426kcal
  • 交雑牛肉・脂身つき・生…470kcal

牛肉も輸入牛なのか和牛なのかといった部分でかなり値が違っていますが、他の部位と比較しても、全体的にバラのカロリーは高いみたいですね。

ですが和牛なんかはリブロースのカロリーが100gあたり573kcalあるので、バラより高い値となっています。

牛肉の中でカロリーがとくに低いのは輸入牛ですが、輸入牛肉は100gあたりで肩ロースが240kcal、リブロースが231kcalなので、バラよりかなり低カロリーです。


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豚カルビに関しては通常は大型種肉の値で100gあたり395kcal、中型種肉(黒豚の記載があるときはコチラの値を見る)は434kcalなので、これらと比べれば輸入牛のカルビのほうがカロリーは低くなります。

なおカルビはバラ肉のことですので、豚カルビというのは豚バラ肉を指します。

 

カルビというと一般的には牛肉を指すので、豚肉の場合、焼肉店では『「豚」カルビ』などと表記してメニューに書かれることがほとんどですね。

 

  牛カルビのカロリーは焼肉の1枚でいくら?

カルビ1枚の重さというのは、それぞれのサイズやお店によっても違うのであくまで目安となりますが、だいたい15gから大きくて20gくらいのようです。

なので15g~20gの重さでそれぞれのカロリーを計算してみるとこのようになります。

<牛カルビ1枚(15g~20g)のカロリー>

  • 和牛肉…78kcal~103kcal
  • 輸入牛肉…56kcal~74kcal
  • 乳用肥育牛肉…64kcal~85kcal
  • 交雑牛肉…71kcal~94kcal

 

和牛は100kcalを超える場合もあるようです。かなり高カロリーですね。(^^;

なお15gより1枚の重さが少ないこともありますので、数値は参考程度になります。

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  一人前のグラム数やカロリーは?

焼肉屋さんでオーダーするときは1皿を一人前と頼むのが通常ですよね。

お店で「一人前」として出されるお肉1皿のグラム数は100g前後になることが多いので(もちろんお店によって違います)、カロリーは先に書いた値ぐらいになります。

 

少なめだと一人前80gくらい、多いところだと120gくらいで出すこともあるようです。

なのでこの幅でカロリーを書き出すと、以下のようになります。

<カルビ一人前(80g~120g)のカロリー>

  • 和牛肉…414kcal~620kcal
  • 輸入牛肉…297kcal~445kcal
  • 乳用肥育牛肉…341kcal~511kcal
  • 交雑牛肉…376kcal~564kcal

 

ちなみに枚数としては一人前6枚前後になることが多いようです。

100(g)÷6(枚)=1枚約17gなので、だいたい先に書いた1枚あたりの重さと合いますね。

 

  牛カルビのタンパク質

  和牛肉のタンパク質

<牛ばら(和牛肉)脂身つき・生100g当たりのタンパク質>

  • 11.0g

 

<牛ばら(和牛肉)脂身つき・生1g当たりのタンパク質>

  • 0.11g

※1gあたりのたんぱく質は、100gのたんぱく質から割り出した値です。

【グラム数からのたんぱく質の計算方法…牛ばら(和牛肉)脂身つき・生】

  • 牛ばら(和牛肉)脂身つき・生の重さ(g)×0.11g(牛ばら・和牛肉・脂身つき・生1gのたんぱく質)=牛ばら(和牛肉)脂身つき・生のたんぱく質(g)

 

和牛に含まれるタンパク質は100g当たり11.0gと肉類にしては少なめですね。

和牛は脂身が多いですからね。だから美味しいんですけど。(´・ω・`)

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  輸入牛肉のタンパク質

<牛ばら(輸入牛肉)脂身つき・生100g当たりのタンパク質>

  • 14.4g

 

<牛ばら(輸入牛肉)脂身つき・生1g当たりのタンパク質>

  • 0.144g

※1gあたりのたんぱく質は、100gのたんぱく質から割り出した値です。

【グラム数からのたんぱく質の計算方法…牛ばら(輸入牛肉)脂身つき・生】

  • 牛ばら(輸入牛肉)脂身つき・生の重さ(g)×0.144g(牛ばら・輸入牛肉・脂身つき・生1gのたんぱく質)=牛ばら(輸入牛肉)脂身つき・生のたんぱく質(g)

 

和牛とは逆に、カルビの中ではカロリーが低い輸入牛肉は100g当たり14.4gのタンパク質を含んでいます。

モモ肉などと比べると少なくはありますが、まあまあの量ではあります。

 

  乳用肥育牛肉のタンパク質

<牛ばら(乳用肥育牛肉)脂身つき・生100g当たりのタンパク質>

  • 12.8g

 

<牛ばら(乳用肥育牛肉)脂身つき・生1g当たりのタンパク質>

  • 0.128g

※1gあたりのたんぱく質は、100gのたんぱく質から割り出した値です。

【グラム数からのたんぱく質の計算方法…牛ばら(乳用肥育牛肉)脂身つき・生】

  • 牛ばら(乳用肥育牛肉)脂身つき・生の重さ(g)×0.128g(牛ばら・乳用肥育牛肉・脂身つき・生1gのたんぱく質)=牛ばら(乳用肥育牛肉)脂身つき・生のたんぱく質(g)

 

乳用牛だと100gあたりタンパク質は12.8gとなっています。

タンパク質は、カロリーが低いお肉のほうが多く含む傾向がありますね。

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  交雑牛肉のタンパク質

<牛ばら(交雑牛肉)脂身つき・生100g当たりのタンパク質>

  • 12.2g

 

<牛ばら(交雑牛肉)脂身つき・生1g当たりのタンパク質>

  • 0.122g

※1gあたりのたんぱく質は、100gのたんぱく質から割り出した値です。

【グラム数からのたんぱく質の計算方法…牛ばら(交雑牛肉)脂身つき・生】

  • 牛ばら(交雑牛肉)脂身つき・生の重さ(g)×0.122g(牛ばら・交雑牛肉・脂身つき・生1gのたんぱく質)=牛ばら(交雑牛肉)脂身つき・生のたんぱく質(g)

 

交雑牛であると100gあたりにタンパク質を12.2g含みます。

乳用牛とあまり変わらない値ですね。

 

  牛カルビの糖質

牛カルビはカロリーはかなり高いのですが、糖質は逆にとても低い食材です。

100gあたりが含む糖質はどの種類も1gに満たないので、糖質制限のダイエットであれば食べやすいですね。

ただし焼肉であるとタレに糖質が含まれる場合が多いので、お肉本体ではなく別の要素に気をつけておきましょう。(`・ω・´)

  和牛肉の糖質

<牛ばら(和牛肉)脂身つき・生100g当たりの糖質>

  • 0.1g

 

<牛ばら(和牛肉)脂身つき・生1g当たりの糖質>

  • 0.001g

※1gあたりの糖質は、100gの糖質から割り出した値です。

【グラム数からの糖質の計算方法…牛ばら(和牛肉)脂身つき・生】

  • 牛ばら(和牛肉)脂身つき・生の重さ(g)×0.001g(牛ばら・和牛肉・脂身つき・生1gの糖質)=牛ばら(和牛肉)脂身つき・生の糖質(g)

 

糖質は炭水化物-食物繊維の式で計算します。和牛肉のバラ100gに含まれる炭水化物は0.1g、食物繊維は0gなので、糖質は炭水化物の値そのままの0.1gとなります。

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  輸入牛肉の糖質

<牛ばら(輸入牛肉)脂身つき・生100g当たりの糖質>

  • 0.2g

 

<牛ばら(輸入牛肉)脂身つき・生1g当たりの糖質>

  • 0.002g

※1gあたりの糖質は、100gの糖質から割り出した値です。

【グラム数からの糖質の計算方法…牛ばら(輸入牛肉)脂身つき・生】

  • 牛ばら(輸入牛肉)脂身つき・生の重さ(g)×0.002g(牛ばら・輸入牛肉・脂身つき・生1gの糖質)=牛ばら(輸入牛肉)脂身つき・生の糖質(g)

 

輸入牛肉であると、100gあたりの炭水化物は0.2g、食物繊維0gなので、糖質は0.2gです。

 

  乳用肥育牛肉の糖質

<牛ばら(乳用肥育牛肉)脂身つき・生100g当たりの糖質>

  • 0.3g

 

<牛ばら(乳用肥育牛肉)脂身つき・生1g当たりの糖質>

  • 0.003g

※1gあたりの糖質は、100gの糖質から割り出した値です。

【グラム数からの糖質の計算方法…牛ばら(乳用肥育牛肉)脂身つき・生】

  • 牛ばら(乳用肥育牛肉)脂身つき・生の重さ(g)×0.003g(牛ばら・乳用肥育牛肉・脂身つき・生1gの糖質)=牛ばら(乳用肥育牛肉)脂身つき・生の糖質(g)

 

乳用牛のバラ肉だと、100gあたりの炭水化物が0.3g、食物繊維が0gなので、糖質は0.3gになります。

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  交雑牛肉の糖質

<牛ばら(交雑牛肉)脂身つき・生100g当たりの糖質>

  • 0.3g

 

<牛ばら(交雑牛肉)脂身つき・生1g当たりの糖質>

  • 0.003g

※1gあたりの糖質は、100gの糖質から割り出した値です。

【グラム数からの糖質の計算方法…牛ばら(交雑牛肉)脂身つき・生】

  • 牛ばら(交雑牛肉)脂身つき・生の重さ(g)×0.003g(牛ばら・交雑牛肉・脂身つき・生1gの糖質)=牛ばら(交雑牛肉)脂身つき・生の糖質(g)

 

交雑牛100gの炭水化物は0.3g、食物繊維は0gなので、糖質は0.3gとなります。

 

  牛カルビを焼くとカロリーはどうなる?

食品成分表に牛カルビ(バラ)の焼いた値は乳用肥育牛肉だけ載っているので、今回はこの値で計算したいと思います。

<牛ばら(乳用肥育牛肉)脂身つき・焼き100g当たりのカロリー>

  • 484kcal

 

<牛ばら(乳用肥育牛肉)脂身つき・焼き1g当たりのカロリー>

  • 4.84kcal

※1gあたりのカロリーは、100gのカロリーから割り出した値です。

【グラム数からの計算方法…牛ばら(乳用肥育牛肉)脂身つき・焼き】

  • 牛ばら(乳用肥育牛肉)脂身つき・焼きの重さ(g)×4.84kcal(牛ばら・乳用肥育牛肉・脂身つき・焼き1gのカロリー)=牛ばら(乳用肥育牛肉)脂身つき・焼きのカロリー(kcal)

 

484kcalというのは、すでに焼いた乳用牛のカルビが100gあったときのカロリーです。

生で100gだった牛カルビ肉は焼いた後も同じ100gのままではなく、重さが変化します。(少なくなる)

なので、生100gのカロリー量(426kcal)→焼き100gのカロリー量(484kcal)…とはなりません。


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じゃあ、焼いた後の重さはどうやったら分かるの?という話ですが、調理による重さの変化を表す数値として重量変化率というのがあります。

乳用肥育牛肉(焼き)には重量変化率が81%という記載が食品成分表にあり、これはつまり生のものを焼くと81%に重さが減少するということです。

計算式は「生の状態での乳用肥育牛肉の重さ(g)×0.81(81%)=焼いた乳用肥育牛肉の重さ(g)」です。

 

たとえば生で100gなら「100(g)×0.81=81(g)」なので、焼いた後は81gになります。

あとはこの81gの重さに焼き1gのカロリー4.84kcalをかければいいので、カロリーはこのようになります。

<100gの牛ばら(乳用肥育牛肉)脂身つきを焼いた場合のカロリー(81g)>

  • 392kcal

 

つまりは生100gのカロリー量(426kcal)→焼き81gのカロリー量(392kcal)となるので、結構カロリーが減っていますね。

 

同じように、焼肉1枚の場合でもその生の重さに×0.81すればOKです。

今回は1枚の重さを15g~20gとお話ししたので、これに×0.81すると焼いた後は12.15g~16.2gとなります。

するとカロリーは以下になります。

<焼肉1枚を焼いた後(12.15g~16.2g)のカロリー(乳用肥育牛肉・ばら・脂身つき・焼きの値)>

  • 59kcal~78kcal

 

生で計算した乳用肥育牛肉のカルビ1枚(15g~20g)は64kcal~85kcalだったので、やはり若干減ってることがわかります。

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  牛カルビは太る?ダイエット中は食べないほうが良い?

カルビ、つまりバラ肉というのはカロリーが高い部位なので、ダイエットをしているなら基本的には避けたほうが良い部位です。気にせず食べていたらきっと太ります…。

今回見たように豚カルビも牛カルビに劣らず高カロリーなので、代替案として使うこともできません…。(´・ω・`)

 

焼肉を食べる時くらいはカロリーを気にしない日にしてもいいとは思うのですが、

前日にちょっと食べすぎていたといった場合は、野菜などのサイドメニューを多めに食べたり、

比較的カロリーが低い部位(ホルモン系は低カロリーなものが多いです。もちろん部位によって違いますが)をメインにするのが解決方法になるかと思います。

 

また和牛は全体的にカロリーが高いので、和牛の明記があるものは食べない(オーダーしない)というのもカロリーカットするポイントです。

…他の人が和牛食べてたら1枚位手を出したくなりますけどね。そもそも焼肉というのは食欲が湧いて、次々と手が伸びてしまうので、個人的にはダイエット中の鬼門だと思ってます。(^^;

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  牛カルビ(ばら肉)のカロリーまとめ

牛カルビはカロリーが高い部位です。

カルビと言えば焼肉!という感じで、実際に焼肉で食べることがほとんどですが、ダイエット中だとちょっとおすすめできない部位ですね。

というか焼肉自体がダイエット中にはよろしくないことだと思うので、時々のご褒美デイにカロリーを気にせず食べるのが一番かと思います。

 

もちろん自制心でなんとかできるならそれでもいいのですが、そもそも焼肉でカルビを食べないというのは何か始まらないような気持ちになりませんかね。(´・ω・`)

私は脂っぽい部位は苦手ですが、カルビがなかったらそれはそれで寂しい気がします。

まあ扱い方は人それぞれなので、1枚だけ食べるとか、工夫は色々できるでしょう。なので今回のカロリー量を参考にしてください。

 

 

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