ホルモンのカロリーは高い?牛・豚での違いとカロリーが低い部位はどれ?
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ホルモンといえば焼肉で食べられるお肉ですが、「食べても太らないか心配」「ダイエット中に食べても大丈夫?」というところは、健康や美容を気にしている人にとっては大事な点ですよね。

油が多いような感じもするし、「脂身が多い=カロリーが高い」というのは当然のことなので、考えないで食べていたら太ってしまうかも??と気になってしまいます。

 

ですがホルモンと言っても種類が多くあり、カロリーが高い部位というのは一部になります。つまりは低カロリーな部位を選んでいくことで、ダイエット中でもカロリー制限しつつ焼肉を楽しめることになります。

逆にそれぞれのカロリーを知らないと、思っていたより多くカロリーを摂ってしまった!ってことになっちゃうかもなので、どれが高カロリー・低カロリーなのか知っておきましょう。

<このページに書かれている内容>

  • 部位別のホルモンのカロリー【牛・豚】
  • ダイエット向きのホルモンの部位はどれ?
  • ホルモンの糖質はいくら?

 

このページでは牛・豚に分けて、部位別のホルモンのカロリーをまとめていきます。

部位ごとのカロリーを知ることで、ダイエット中の焼肉でもどれを食べたらいいのか?がわかるようになります。ぜひ、このページの内容をカロリー制限中に役立ててください♪

 

 

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  【一覧】ホルモンのカロリーはいくら?高い部位・低い部位はどれ?

  牛ホルモンのカロリー【100g】

最初にホルモンとは何を指すのか?を簡単に説明すると、内臓のお肉全体を指しています。

「ホルモン」として主に食べられるのは小腸や大腸、胃ですが、肝臓・心臓・腎臓など、内臓であればホルモンとして分類されます。

 

これらはそれぞれカロリーが違っています。まずは牛ホルモンのカロリーから見ていきましょう。

 

※今回のカロリーの値は食品成分表及び食品成分データベースに載っている数値となります。

(いくつか「ゆで」の値しか掲載がない部位もあるので、この場合は「ゆで」の数値を記載しています)

部位名(牛) 100gあたりのカロリー
牛・小腸・生 287kcal
牛・大腸・生 162kcal
牛・肝臓・生 132kcal
牛・心臓・生 142kcal
牛・横隔膜・生 321kcal
牛・第一胃・ゆで 182kcal
牛・第二胃・ゆで 200kcal
牛・第三胃・生 62kcal
牛・第四胃・ゆで 329kcal
牛・子宮・ゆで 106kcal
牛・直腸・生 115kcal
牛・じん臓・生 131kcal
部位名(牛) 100gあたりのカロリー

 


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焼肉だと「小腸」「大腸」という呼び方はせず、以下のような別名で示されることが多いです。

  • 小腸…ヒモ・マルチョウ
  • 大腸…シマチョウ
  • 肝臓…レバー
  • 心臓…ハツ・ココロ
  • 横隔膜…ハラミ
  • 第一胃…ミノ
  • 第二胃…ハチノス
  • 第三胃…センマイ
  • 第四胃…ギアラ
  • 子宮…コブクロ
  • 直腸…テッポウ
  • じん臓…マメ

臓器の名前そのままで書かれるとちょっと生々しいので、別名があったほうがいいのかもしれませんね。(^ω^;)

 

そして、カロリーが高い順に部位を並べてみました。

  1. 牛・第四胃・ゆで(329kcal)
  2. 牛・横隔膜・生(321kcal)
  3. 牛・小腸・生(287kcal)
  4. 牛・第二胃・ゆで(200kcal)
  5. 牛・第一胃・ゆで(182kcal)
  6. 牛・大腸・生(162kcal)
  7. 牛・心臓・生(142kcal)
  8. 牛・肝臓・生(132kcal)
  9. 牛・じん臓・生(131kcal)
  10. 牛・直腸・生(115kcal)
  11. 牛・子宮・ゆで(106kcal)
  12. 牛・第三胃・生(62kcal)

 

(ちなみに外食の焼肉屋さんで出される1人前はだいたい100g前後なので、1皿をすべて自分で食べたとしたら大体↑のカロリーくらいになります)


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100gあたりで300kcalを超えるのは「第四胃(ギアラ)」と「横隔膜(ハラミ)」になります。

第四胃のほうが僅かにカロリーが高いですが、ほとんど違いはないですね。

次にカロリーが高いのはホルモンでも定番の部位「小腸(マルチョウ)」で、100gあたり287kcalと結構なカロリー量となっています。

 

今回まとめている中で気をつけるべきはこれら3つくらいで、第二胃(ハチノス)以下はダイエット中でも無理なく食べれるカロリー量ではあるかなと思います。

もちろん低カロリーな部位であるほど量も多く食べられます。単体でメニューにもよくある大腸(シマチョウ)や肝臓(レバー)が案外低カロリーなのは嬉しいですね。

 

  豚ホルモンのカロリー【100g】

次に豚ホルモンのカロリーです。

部位名(豚) 100gあたりのカロリー
豚・心臓・生 135kcal
豚・胃・ゆで 121kcal
豚・肝臓・生 128kcal
豚・じん臓・生 114kcal
豚・小腸・ゆで 171kcal
豚・大腸・ゆで 179kcal
豚・子宮・生 70kcal
部位名(豚) 100gあたりのカロリー

 


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豚ホルモンの別名はこちら。だいたい牛と同じですが、一部違うものもあります。

  • 心臓…ハツ
  • 胃…ガツ
  • 肝臓…レバー
  • じん臓…マメ
  • 小腸…ヒモ
  • 大腸…シロ、シロコロ
  • 子宮…コブクロ

 

で、カロリーが高い順に並べてみるとこうなります。

  1. 豚・大腸・ゆで(179kcal)
  2. 豚・小腸・ゆで(171kcal)
  3. 豚・心臓・生(135kcal)
  4. 豚・肝臓・生(128kcal)
  5. 豚・胃・ゆで(121kcal)
  6. 豚・じん臓・生(114kcal)
  7. 豚・子宮・生(70kcal)

 

この中に限っての話ですが、豚ホルモンは目立って「これがカロリーが高い!」というのはないみたいですね。

牛ホルモンと比べて全体的にカロリーも低めです。ダイエット中は豚ホルモンを選んでみるのもよさそうです。(`・ω・´)

 

  ホルモンでダイエット向きの部位はどれ?

ここまで牛・豚とホルモンのカロリーを見たわけですが、部位でそれぞれ違うんですよね。

それぞれの項目でカロリーが高い順に並べているので、低カロリーなものから選んでいけばいいわけです。

 

牛であれば、定番のものだとマルチョウ(小腸)は100gあたりで287kcalとカロリーが高めなので、ここは注意ですね!

一方でシマチョウ(大腸)は162kcalなので、マルチョウより100kcalくらい低いです。ダイエット中はシマチョウのほうを選んでおいたほうがいいでしょう。

 

また豚に関しては100gあたりで大腸179kcal、小腸171kcalなので、牛と比べてそこまで大きく差はないです。

今回まとめた中では、豚ホルモンは高カロリーと言えるほどの部位はなかったので、お好みの部位を食べていいのではないかと思います♪

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  ホルモンの糖質

  牛ホルモンの糖質【100g】

牛ホルモンにはほとんど糖質が含まれないか、0gのものも多いです。

部位名(牛) 100gあたりの糖質
牛・小腸・生 0g
牛・大腸・生 0g
牛・肝臓・生 3.7g
牛・心臓・生 0.1g
牛・横隔膜・生 0.3g
牛・第一胃・ゆで 0g
牛・第二胃・ゆで 0g
牛・第三胃・生 0g
牛・第四胃・ゆで 0g
牛・子宮・ゆで 0g
牛・直腸・生 0g
牛・じん臓・生 0.2g
部位名(牛) 100gあたりの糖質

 

肝臓だけ100gあたり3.7gと、ちょっとだけ糖質が多くなっているので、糖質制限の場合はあまり多く食べないほうがいいですね。

 

  豚ホルモンの糖質【100g】

豚ホルモンの場合も、肝臓だけ糖質が少し多いです。(他の部位と比べると)

が、それ以外の部位はほぼ含まれないか0gですね。

部位名(豚) 100gあたりの糖質
豚・心臓・生 0.1g
豚・胃・ゆで 0g
豚・肝臓・生 2.5g
豚・じん臓・生 0g ※Tr
豚・小腸・ゆで 0g
豚・大腸・ゆで 0g
豚・子宮・生 0g
部位名(豚) 100gあたりの糖質

※「Tr」はトレースの略で、その成分が含まれてはいるものの、最小記載量に達していないことを表しています。

(ダイエットや糖質制限ではあまり気にする必要はないので、ここでは「0g」としています。)

 

牛もそうですが、食品全体で見ると肝臓の糖質は決して多くはないです。

ただ、他の部位の糖質がかなり少ないため、肉類だけで比較すると多く感じちゃうんですね。(^^;)

 

うーん、まあ、糖質が多い部位というのもお肉では肝臓くらいなので、糖質制限のダイエットをしているならわざわざ肝臓を食べる必要もないかなと思います。

(他に低糖質の部位がいっぱいあるので)

 

肝臓は栄養が豊富なのでたまに食べるのはいいのですが、実は栄養が多すぎる問題もあるので、頻繁はやめておきましょう。

 


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  ホルモンのカロリーまとめ

ホルモンはカロリーが低めな部位が多くありますが、一部高カロリーなものもあります。

マルチョウ(小腸)なんかは定番ですけど、意外とカロリーが高いので注意しておきましょう。(`・ω・´)

 

今回はホルモンに関してだけでしたが、焼肉というと牛タンやカルビも欠かせない部位ではないでしょうか?

 

実はこれらも結構カロリーがあるので、ダイエット中はあまりたくさん食べないほうがいいです。(^^;

 

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