グレープフルーツは適度な苦味と酸味が美味しい身近な食べ物ですよね。
輪切りにしてスプーンですくって食べたり、包丁で切り分けて食べたりと人によって好みの食べ方をしていると思います。(*^^*)
甘さと同じくらい酸っぱさもあるのでなんとなくダイエットに良さそうなイメージがあるものの、フルーツなのでカロリーや糖質がどのくらいなのか気になる方もいると思います。
結構普通にまるごと1個食べられちゃいますからね…今回は、
- グレープフルーツのカロリー(100g・1g・1個・半分)
- グレープフルーツの糖質(100g・1g・1個・半分)
- ルビーやホワイトでカロリー・糖質の違いはあるの?
- グレープフルーツの栄養と効果
といった内容をまとめていきます。
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グレープフルーツのカロリー
<100gあたりのカロリー>
- 38kcal
<1gあたりのカロリー>
- 0.38kcal
※1gあたりのカロリーは、100gのカロリーから割り出した値です。
グレープフルーツ100gのカロリーは38kcalとなっています。
果物の中でも定番なりんごが100gあたり54kcalで、低カロリーないちごが34kcalなので、グレープフルーツは果物の中でも低い方と思っていいかと思います。
次に、1個あたりのカロリーを見ていきましょう。
グレープフルーツ1個のカロリー
日本で食べられているグレープフルーツは基本的に輸入品で、1個あたりのグラム数はだいたい300g~400gほどとなっています。
ただこれは全体のグラム数です。通常食べない部分がある食べ物(たとえばグレープフルーツなら外側の皮など)に関しては廃棄率という数値があります。
グレープフルーツの場合は全体のグラム数に対して廃棄率が30%となっているので、1個300g~400gほどであれば通常食べる部分(可食部と言います)は210g~280gになります。
なのでこの値からカロリーを出すと、
<グレープフルーツ1個(可食部210g~280g)あたりのカロリー>
- 80kcal~106kcal
となります。1個あたり100kcal前後と思っておくといいですね。
1個の重さは個体差があるので、グレープフルーツの詳しい重さがわかれば以下の式でカロリーを計算することが出来ます。
- グレープフルーツの重さ(g)×0.38kcal(グレープフルーツ1gのカロリー)=グレープフルーツのカロリー(kcal)
可食部でのカロリーを知りたい時は、先に以下の計算をしてから↑の式に当てはめてください。
- グレープフルーツの重さ(g)×0.3(30%)=廃棄する量(g)
- グレープフルーツの重さ(g)-廃棄する量(g)=可食部の重さ(g)
グレープフルーツ半分のカロリー
半分の場合は、カロリーとグラム数も1個の半分になるので、可食部で、
<グレープフルーツ半分(可食部105g~140g)あたりのカロリー>
- 40kcal~53kcal
ということになります。
半分になるとかなり低カロリーな印象ですね。
グレープフルーツの糖質
<100gあたりの糖質>
- 9g
<1gあたりの糖質>
- 0.09g
※1gあたりの糖質は、100gの糖質から割り出した値です。
次に糖質になります。糖質は炭水化物量から食物繊維量を引くと計算できます。
グレープフルーツ100gあたりの炭水化物は9.6g、食物繊維は0.6gなので、糖質は9gとなります。
次に1個での糖質です。
グレープフルーツ1個の糖質
カロリーと同じように、1個が300g~400gほどで可食部が210g~280gとすると、糖質は以下のようになります。
<グレープフルーツ1個(可食部210g~280g)あたりの糖質>
- 18.9g~25.2g
うーん、やっぱり果物ですので、1個だとちょっと多い感じしますね。(^^;)
ご飯は100gあたりで37.1gの糖質があるのでそれと比べれば少ないのですが、糖質制限中はあまりたくさんは食べないほうが良いと思います。
グラム数からの糖質の計算方法はコチラです。
- グレープフルーツの重さ(g)×0.09g(グレープフルーツ1gの糖質)=グレープフルーツの糖質(g)
可食部の重さの計算の仕方はカロリーの場合と同じですので、先に書いた式を参考にしてくださいね。
グレープフルーツ半分の糖質
次に半分での糖質です。
<グレープフルーツ半分(可食部105g~140g)あたりの糖質>
- 9.45g~12.6g
糖質がちょっと多いことが気になるなら、1回で食べる量を半分に抑えるといいかもしれないですね。
ですがグレープフルーツの糖質が100gあたり9gであるのに対して、リンゴが10~14g、みかんが約11gなので、果物の中ではグレープフルーツって糖質が少なめなんですよ。
グレープフルーツより糖質が少ない果物の例としてはカロリーと同じようにイチゴです。
イチゴは100gあたりの糖質が7.1gなので、糖質制限中でも比較的食べやすい果物と言えます。
グレープフルーツのカロリーや糖質はルビー・ホワイトでの違いはあるの?
グレープフルーツには中身が白色のものと、赤色のものがありますよね。
ダイエット中であれば「できるだけカロリーや糖質が少ない方を選びたいな~」と思ったりするわけですが、赤や白のカロリー・糖質量には違いがないようです。
文部科学省の食品成分データベース(紅肉種の砂じょう及び白肉種の砂じょう)を参考にしていますが、カロリーと糖質量(炭水化物・食物繊維)の数値は全く同じなので、食べたい方を購入すると良いかと思います。
【参考】
リンク先:食品成分データベースHP
グレープフルーツの栄養と効果
- ビタミンC:美肌効果、鉄を吸収しやすくする(貧血予防)、ストレスに対しての抵抗力を強める
- ビタミンB1:糖質をエネルギーに変える、皮膚や粘膜の健康を維持する
- クエン酸:ミネラルの吸収を高める、疲労回復効果
柑橘類はビタミンCが多く含まれている果物が多く、グレープフルーツも豊富なビタミンCを摂取できます。
みかんやイチゴなどの果物もビタミンCが多いですが、これらは旬の時期でないとスーパーで販売していないという難点があります。
しかしグレープフルーツは季節を問わず売っているので、入手しやすいのが利点ですね。(*^^*)
またクエン酸も柑橘類に多く、酸味やさわやかさを感じさせてくれる成分です。
カルシウムや鉄などのミネラルはそのままだと不溶性(水に溶けない)ですが、クエン酸を一緒に摂るとキレート効果によって水溶性になるので、吸収されやすくなるのです。
ただグレープフルーツ自体には全体的にミネラルはそこまで含まれていない(カリウムがちょっと多いくらい)です。
ミネラルの吸収効果を期待するなら、色んな食材を頂いた食後などに召し上がるとよろしいかと思います。
グレープフルーツのカロリーまとめ
カロリーの面で言えばグレープフルーツはヘルシーな部類と言えると思います。(ただし糖質の面だと気をつけたほうが良いです)
間食の適量は1日に200kcal程度とされていますので、グレープフルーツで摂取するなら2個くらい食べられることになりますね。(結構多い?笑)
なお輸入品のグレープフルーツには皮に防かび剤などがついていますので、しっかりと洗ってからお召し上がりくださいね♪
今回はグレープフルーツについてでしたが、身近なリンゴやみかんのカロリーについても書いていますので、ぜひコチラもどうぞ。↓↓
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