宇宙芋とは?味や食べ方、栄養の効能はどんなもの?生食は大丈夫?
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「宇宙芋」というなんだか不思議な名前がついたこの野菜、別名で「エアーポテト」とも呼ばれています。

サイズはバラバラでピンポン球くらいのサイズから赤ちゃんの頭部くらいの大きさになることがあり、食べることもできるそうです。

さてこの「宇宙芋」、いったいどのような植物なのか調べてみました。

 

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  宇宙芋ってそもそも何?

「宇宙芋」は東南アジアが原産と言われているヤマノイモ科の植物で、ツルに作る大きなムカゴが一般的に宇宙芋と呼ばれています。

 

【むかごとは】

むかご(零余子,珠芽[1])とは植物の栄養繁殖器官のひとつ。主として地上部に生じるものをいい、葉腋や花序に形成され、離脱後に新たな植物体となる。

葉が肉質となることにより形成される鱗芽と、茎が肥大化して形成された肉芽とに分けられ、前者はオニユリなど、後者はヤマノイモ科などに見られる。両者の働きは似ているが、形態的には大きく異なり、前者は小さな球根のような形、後者は芋の形になる。いずれにせよ根茎の形になる。

(Wikipedia「むかご」より引用)

 

 

ヤマノイモ科の植物がつけるムカゴというのは、通常大きくてもそら豆くらいのサイズなのだそうです。

しかし宇宙芋は握りこぶしにも及ぶくらいのムカゴをつけるのが特徴で、壮大ささえ感じるこの名前がつけられたのは、空中に実る姿が隕石や惑星のように見えることから由来しているのだそうです。

 

収穫期は主に10月~11月と言われているので、秋の味覚…なのでしょうか~。

見た目がどんな感じか伝えるため、Twitterから宇宙芋の写真を探してみました。

こうして見ると、模様が宇宙の空間そのものにも見えますよね~。(私だけかな)

 

 

 

実り方はこんな感じ(動画)。確かに隕石っぽいです。 

 

  味はどんな感じ?

さて、そんな宇宙芋、はいかなるものなのでしょうか?

なかなかに想像できない不思議な見た目をしているので、いろんな人の反応を見てみましょう。

 

 

こうして見ると、他のイモ類と食感や味は似ているようですね。

食感はジャガイモのようですが、山芋のような粘り気があるようで、普通のお芋と同じ感じで食べられそうです。

 

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  宇宙芋の食べ方は?

宇宙芋の調理方法としては幅広くあり、クックパッドにもレシピがいくらか載っているようです。

  • 揚げ物(天ぷら、磯辺揚げなど)
  • サラダ
  • 炊き込みご飯
  • 焼き物(ソテーなど)

 

ジャガイモのように皮をむいてから調理方法にあったサイズで包丁で切り、焼いたり揚げたりできます。

 

<参考になるレシピ>

 

他にも煮物に入れたりできるようです。

 

 

 

 

  生食はできる?

調べた所、宇宙芋は生で食べても大丈夫な食べ物のようです。

とろろのようにすりおろして食べられることもあるようですが、黄土色になるので見た目としては苦手な人もいるかもしれません…。

 


カットしたものをそのまま生で、というのは、食べられないわけではないみたいですが…。

固さや風味があるみたいなので、好きかどうかはとりあえず一口食べてみると良いかもしれないですね…。(^^;)

 

  宇宙芋の栄養と効能

<宇宙芋の栄養>

  • ポリフェノール
  • 食物繊維
  • カリウム

宇宙芋は空気に触れるとすぐ変色するようですが、これはポリフェノールが原因です。

しかしこのポリフェノールという成分にはがん予防や老化を防ぐ抗酸化作用があるので、美容にも健康にも効果的な成分です。

 

食物繊維血糖値の上昇や脂肪の吸収を抑えてくれたりお通じをよくして便秘を予防する効果もあります。

カリウムは体内の余分な塩分を排出してくれるので、濃い味付けが好きな場合はとくに必要となり、高血圧やむくみに効果的な成分です。

 

こうしてみると、宇宙芋は中々に健康的な食べ物のようですね。

 

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  宇宙芋まとめ

かなり不思議な名前がついた宇宙芋、この名称を聞くと得体が知れない感が出ますが、調理方法を知れば美味しく食べられそうですね♪

栄養も結構豊富なようなので、ジャガイモや山芋の代わりに置き換えて食べてみるのが良いかもしれないです。

 

何はともあれ、馴染みがなくても一度くらいは?食べてみたい名前をしていますね…。(笑)

イモ類については他の記事でカロリーをまとめています。同じ秋の味覚なので、ぜひ合わせてご覧ください。

 

 

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