カシューナッツ1粒のカロリー・糖質は高い?食べすぎると太る?
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カシューナッツを含めたナッツ類は、小腹がすいたときやおつまみに最適で、ついつい1個、2個と口に運んでしまいますよね。

  • 「カシューナッツってカロリー高いの?」
  • 「1日に食べていい量はどのくらい?」

 

ヒョイヒョイと食べちゃいますが、カシューナッツは想像している以上に油を多く含み、カロリーが高い食品なのです。

つまりは無意識に食べていると結構な量のカロリーを摂取してしまうかもしれないので、とくにダイエット中は食べすぎないように注意する必要があります。(`・ω・´;)

<このページに書かれている内容>

  • カシューナッツのカロリーと糖質【1粒・100g】
  • カシューナッツのカロリーが高い理由
  • 他のナッツと比べたカシューナッツのカロリー・糖質
  • カシューナッツの栄養と1日の適量

 

ですが一方でカシューナッツは栄養価が高く、ダイエット中であっても間食として食べるメリットは十分にあります。

高カロリーでも適切な量がどのくらいなのか?を知って食べることで、健康にも役立ってくれます。ぜひこのページでカシューナッツの効果や適量を知っていってください♪

 

 

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  カシューナッツのカロリー

  1粒あたりのカロリー

カシューナッツ1粒の重さは個体差もありますが、だいたい1.5gくらいです。

これだと1粒は9kcalとなります。

次に100gあたりのカロリーと計算方法について見てみましょう。

  100gあたりのカロリー

<カシューナッツ100g当たりのカロリー>

  • 576kcal

 

<カシューナッツ1g当たりのカロリー>

  • 5.76kcal

※1gあたりのカロリーは、100gのカロリーから割り出した値です。

【グラム数からの計算方法…カシューナッツ】

  • カシューナッツの重さ(g)×5.76kcal(カシューナッツ1gのカロリー)=カシューナッツのカロリー(kcal)

※「フライ・味付け」の数値となります

 

カシューナッツは100g食べると576kcalと、結構なカロリー量になります。

(ただ仮に100gのカシューナッツを食べるとしたら、1粒1.5gとすれば約67粒食べる必要があります。1日に食べる量としては結構多いのではないかなと感じます。)

 

ちなみにご飯は100gでも168kcalなので、グラム数で考えるとカシューナッツのカロリーはかなり高く感じますよね。

ではなぜカシューナッツはこんなに高カロリーなのか、次の項目で説明します。


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  カシューナッツはなぜカロリーが高いの?原因は脂質の多さ!

エネルギーになる栄養素にはたんぱく質・脂質・糖質(3大栄養素と呼ばれます)があり、これらはそれぞれ1gあたりでたんぱく質4kcal、脂質9kcal、糖質4kcalになります。

こう見てわかるように脂質というのは一番エネルギーが高いので、脂質を多く含む食品は高カロリーになりやすい傾向があります。

カシューナッツにはこの3大栄養素がすべて含まれていますが、とくに脂質の量が多いため、100gあたりのカロリーも576kcalと意外にも高カロリーな結果になってしまうんですね。

(カシューナッツの脂質は100gあたりで47.6g、1粒1.5gで0.7gです。)

 

  カシューナッツの糖質

  1粒あたりの糖質

カロリーと同じように1粒1.5gであると、糖質は0.3gとなります。

これを10粒食べたとすれば3g、20粒なら6gの糖質摂取になりますが、普通に食べる分にはそこまで高い糖質ではないと言えます。

  100gあたりの糖質

<カシューナッツ100g当たりの糖質>

  • 20g

 

<カシューナッツ1g当たりの糖質>

  • 0.2g

※1gあたりの糖質は、100gの糖質から割り出した値です。

【グラム数からの糖質の計算方法…カシューナッツ】

  • カシューナッツの重さ(g)×0.2g(カシューナッツ1gの糖質)=カシューナッツの糖質(g)

 


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  他のナッツと比べるとカシューナッツのカロリーや糖質は高い?

アーモンドやピーナッツなど、よく食べられる他のナッツ類1粒あたりのカロリー・糖質と比較をしてみましょう。

ナッツ 1粒あたりのグラム数 カロリー 糖質
カシューナッツ 1.5g 9kcal 0.3g
アーモンド 1g 6kcal 0.1g
ピーナッツ 0.8g 5kcal 0.1g
マカダミアナッツ 2g 14kcal 0.1g
くるみ 4g 27kcal 0.2g
ナッツ 1粒あたりのグラム数 カロリー 糖質

※アーモンドは「フライ、味付け」、ピーナッツは「バターピーナッツ」の数値となります

 

1粒のグラム数がナッツにより若干違うので、その差もあると思いますが、マカダミアナッツやくるみよりは低く、アーモンド・ピーナッツと比べるとカロリーが高いようですね。

糖質に関してはカシューナッツが一番高いという結果になっています。

 

※上記の計算には「食品成分データベース」を使っていますが、ピーナッツ(バターピーナッツ)1粒0.8gに含まれる炭水化物は0.1g、食物繊維も0.1gです。

糖質は「炭水化物-食物繊維」で計算するので、この数値であるとピーナッツの糖質は0ということになってしまいますが、100gの方で計算するとピーナッツには糖質が含まれています。

これというのは炭水化物などの最小記載量が0.1gであることから生まれる誤差となります。

なのでここではピーナッツ1粒の糖質のみ炭水化物の数値そのまま掲載(0.1g)しています。※


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そして100gあたりのカロリー・糖質での比較だと以下になります。

ナッツ 100gあたりのカロリー 100gあたりの糖質
カシューナッツ 576kcal 20g
アーモンド 613kcal 7.8g
ピーナッツ 601kcal 8.8g
マカダミアナッツ 720kcal 6g
くるみ 674kcal 4.2g
ナッツ 100gあたりのカロリー 100gあたりの糖質

 

おお?同じグラム数で比較すると、カロリーはカシューナッツが一番低いみたいですね。

逆に糖質は1粒の場合と同じで、カシューナッツが一番高糖質となっています。

他のナッツも選択肢に入れられるなら、糖質制限ではカシューナッツ以外を選べるとより糖質オフできるのではないかと思います。

 

  カシューナッツの栄養

もともとナッツ類は体にいいことがよく知られていますが、カシューナッツには食物繊維の他、マグネシウムや亜鉛などのミネラルも豊富に含まれます

また植物性食品としては珍しく、カシューナッツはタンパク質も含んでいます。

 

植物性食品に含まれるタンパク質をそのまま植物性タンパク質と言います。

これは動物性タンパク質(肉などの動物性食品に含まれるタンパク質)と比べると体内での吸収率は低いですが、コレステロール値や血糖値の低下させる作用があるといわれています。

カシューナッツは脂質量が多いので、タンパク質摂取のメインとして食べることはなかなか難しいですが、適量食べることは非常に体にいいのですね♪


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日持ちもしますし、食事ではなく間食として手軽な栄養摂取ができることもカシューナッツの魅力なのではないかと思います。

 

またカシューナッツは脂質が多いのですが、含まれるのは半分以上がオレイン酸という油です。

オレイン酸は悪玉コレステロールを下げる作用があるとされるので、いわゆる健康に良い油に分類することができます。

 

  カシューナッツは1日何個食べていいの?カシューナッツは太る?

間食の適量は1日200kcalくらいと言われます。カシューナッツ1粒(1.5g)は9kcalなので、仮にカシューナッツだけで200kcal程度摂るのであれば、

「200(kcal)÷9(kcal)=約22.2個」

で、だいたい22個くらいが1日にちょうどいい量ということになります。

 

22個だとそこまで少なくもなく、多くもない個数だと思いますね。(*^^*)

ダイエット中であれば半分の10個くらいにするとか、自分にあった個数に調整してもいいと思いますね。

 

ただ今回見たようにカシューナッツは脂質が多く、高カロリーな食品です。

栄養価に優れ、油も良いものではありますが、個数を決めずに食べると結構なカロリーを摂取してしまう心配もあるので、やはり食べ過ぎれば太る原因にはなるでしょう。

「体にいいからいくらでも食べていい!」なんてことはないと思います。過ぎたるは及ばざるが如しって言葉もありますからね。(^^;)

100gで576kcalって、1食の食事に相当するカロリー量ですよ。(`・ω・´;)

 

なお、おつまみ向けのカシューナッツというのは塩や油を足されていることが多いので、より健康を意識するのであれば無塩・無油の商品がおすすめです。

 

  カシューナッツのカロリーまとめ

カシューナッツはそこまで油っぽい感じはしませんが、思っているより脂質の量が多いので高カロリーな食品となります。

ただし体には良いので、適度に食べるのはいいことです。少なくとも、甘いチョコレートやポテトチップスを食べるよりは健康的でしょう。(^^;)

 

なのでカシューナッツは1日200kcalくらいを目安に、食べすぎには注意しつつ健康に役立てたいですね♪

なおナッツの中ではカロリーが低いですが、今回比べた中では糖質が一番高いので、糖質制限ダイエットなら別種類のナッツにする方が摂取する糖質を抑えられるかなと思います。

 

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