チョコレートというと甘いお菓子というイメージですが、最近では健康を意識した高カカオチョコレートというのも出ています。
スーパーやコンビニで手軽に買える高カカオチョコレートの中でも、チョコレート効果は最もポピュラーな種類と言ってもいいかもしれませんね。(*^^*)
ですが体にいいといってもやはりチョコレートなので、糖分や脂質などもそれなりに含みます。もちろんそれに伴ってカロリーもあるわけです。
なので今回は、定番の高カカオお菓子であるチョコレート効果のカロリーがどのくらいあるのかまとめてみました。
なお、チョコレート効果といってもバリエーションが様々出ています。
そのため今回は最もスタンダードなボックスタイプの他、大袋タイプなど、販売されている種類を一通り書いていきます。
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チョコレート効果【ボックスタイプ】のカロリー・糖質
【ボックスタイプ】72%
最初にボックスタイプ72%のカロリー・糖質です。
まずは1粒の値ですが、カロリーが28kcal、糖質が1.6gになります。
次に1箱の値はどのくらいか?ですが、中身が全部で15粒入りなので、カロリーは420kcal、糖質は24gになります。
明治の公式サイトを参考にすれば中の枚数の計算もできて、1枚のカカオポリフェノールが127mg、1箱当たりで1905mgとのことなので、1905÷127=15、1箱15枚ということになります。
甘いチョコを食べ慣れている方でも、72%はある程度の甘さがあって食べやすいですよ。(*^^*)
<72%(ボックスタイプ)のカロリーと糖質【1粒の場合】>
- カロリー:28kcal
- 糖質:1.6g
<72%(ボックスタイプ)のカロリーと糖質【1箱(合計15粒入)の場合】>
- カロリー:420kcal
- 糖質:24g
【参考URL】
リンク先…明治公式サイト「チョコレート効果 カカオ72% 75g」
リンク先…明治公式サイト「チョコレート効果HP」
72%は味に種類も
72%のボックスタイプは、味の種類がいくつかあります。
時期によって出ているものが違いますが、コチラのオレンジ&レモンのタイプは1粒のカロリーが31kcal、糖質が1.7gとなります。
10粒入りなので(1箱のカカオポリフェノール1280mg、1粒で128mg、1280÷128=10)、1箱だとカロリーは310kcal、糖質が17gです。
こっちは抹茶と米パフ。1粒のカロリーは29kcal、糖質が1.5g。
コチラも10粒入りとなっているので(1箱のカカオポリフェノール1200mg、1粒で120mg、1200÷120=10)1箱ではカロリーが290kcal、糖質が15gです。
【ボックスタイプ】86%
次はボックスタイプ86%です。
86%の1粒の値はカロリーが29kcal、糖質が1.0gになります。
そして1箱の枚数は14粒(1箱当たりのカカオポリフェノールが2058mg、1粒で147mg、2058÷147=14)なので、カロリーは406kcal、糖質は14gです。
86%になると、味は甘さより苦味のほうが強い印象ですね。
<86%(ボックスタイプ)のカロリーと糖質【1粒の場合】>
- カロリー:29kcal
- 糖質:1.0g
<86%(ボックスタイプ)のカロリーと糖質【1箱(合計14粒入)の場合】>
- カロリー:406kcal
- 糖質:14g
【ボックスタイプ】95%
そしてボックスタイプ95%です。
1粒のカロリーは31kcal、糖質は0.6gです。
枚数は全部で12粒なので、1箱のカロリーは372kcal、糖質は7.2gとなります。
(計算の場合、1箱当たりのカカオポリフェノールが2088mg、1粒で174mg、2088÷174=12枚、となります)
95%は甘さというのがほとんどないです。コーヒーをブラックで飲める人は食べれるみたいな話がありますね。
<95%(ボックスタイプ)のカロリーと糖質【1粒の場合】>
- カロリー:31kcal
- 糖質:0.6g
<95%(ボックスタイプ)のカロリーと糖質【1箱(合計12粒入)の場合】>
- カロリー:372kcal
- 糖質:7.2g
チョコレート効果【パウチタイプ】のカロリー・糖質
次は袋に入っているタイプ(パウチタイプ)のカロリー・糖質です。
粒になっており、チャック付きで外出中でも手軽に食べられるのが特徴の商品になります。
パウチは95%の商品がないので、72%と86%をまとめます。
【パウチタイプ】72%
では72%から。
72%のパウチタイプのチョコレート効果は、1袋あたりのカロリーが229kcal、糖質が12.6gとなります。
公式サイトには参考にできる1粒のポリフェノール量やカロリーについては載っていないので、今回は一袋に入っている粒の数から割って計算します。
1袋に16粒入っていたので、1粒のカロリーは約14.31kcal、糖質は約0.79gとなります。
<72%(パウチタイプ)のカロリーと糖質【1粒の場合】>
- カロリー:約14.31kcal
- 糖質:約0.79g
<72%(パウチタイプ)のカロリーと糖質【1袋(合計16粒入・40g)の場合】>
- カロリー:229kcal
- 糖質:12.6g
別の計算の仕方として、グラム数から導き出した1粒のカロリー・糖質についても掲載しておきます。
1粒は2~3gです。
72%(パウチタイプ)の1袋のカロリーは229kcal、糖質が12.6g、これは40gの値なので40で割って1gのカロリー・糖質を導き出します。
すると1gのカロリーは5.725kcal、糖質は0.315gとなるので、これに2~3(g)をかけると、
<72%パウチタイプの1粒(2~3g)のカロリー・糖質>
- カロリー:11.45~17.175kcal
- 糖質:0.63~0.945g
となります。
粒の数で割った場合と数値はそんなに変わりませんが、ちょっとした余談です。(*^^*)
【パウチタイプ】86%
次に86%です。
パウチのチョコレート効果86%は、1袋のカロリーが216kcal、糖質が8.9gとなります。
72%と同じように、1粒のカロリーや糖質は粒の数で割って計算してみます。
86%には合計で15粒入っていたので、1粒のカロリーは14.4kcal、糖質が約0.593gとなります。
<86%(パウチタイプ)のカロリーと糖質【1粒の場合】>
- カロリー:14.4kcal
- 糖質:約0.593g
<86%(パウチタイプ)のカロリーと糖質【1袋(合計15粒入・37g)の場合】>
- カロリー:216kcal
- 糖質:8.9g
72%と同じように、グラム数から導き出した1粒のカロリー・糖質についても掲載します。
こちらも1粒は2~3gとなっていました。
86%(パウチタイプ)の1袋のカロリーは216kcal、糖質が8.9g、これが37gの値なので37で割って1gのカロリーと糖質を計算します。
すると1gのカロリーは約5.84kcal、糖質は約0.24gなので、これに2~3(g)をかけると、
<86%パウチタイプの1粒(2~3g)のカロリー・糖質>
- カロリー:約11.68~17.52kcal
- 糖質:約0.48~0.72g
といった風になります。
チョコレート効果【大袋タイプ】のカロリー・糖質
つづいて大袋に入っているタイプの紹介です。
コチラも95%の商品はないようです。習慣付けばこのタイプがお得ですね。
【大袋タイプ】72%
72%の大袋タイプは、1粒のカロリーが28kcal、糖質が1.6gになります。
全部で45粒入り(1袋のカカオポリフェノールが5715mg、1粒が127mg、5715÷127=45)なので、1袋のカロリーは1260kcal、糖質は72gとなります。
大袋をすべて一度に食べることっていうのは普通はまずないと思いますが、参考までに。
<72%(大袋タイプ)のカロリーと糖質【1粒の場合】>
- カロリー:28kcal
- 糖質:1.6g
<72%(大袋タイプ)のカロリーと糖質【1袋(合計45粒入)の場合】>
- カロリー:1260kcal
- 糖質:72g
【大袋タイプ】86%
そして86%の大袋タイプは、1粒のカロリーが29kcal、糖質が1.0gです。
中身は全部で42粒入り(1袋のカカオポリフェノールが6174mg、1粒が147mg、6174÷147=42)なので、1袋のカロリーは1218kcal、糖質は42gとなります。
<86%(大袋タイプ)のカロリーと糖質【1粒の場合】>
- カロリー:29kcal
- 糖質:1.0g
<86%(大袋タイプ)のカロリーと糖質【1袋(合計42粒入)の場合】>
- カロリー:1218kcal
- 糖質:42g
チョコレート効果【包み紙タイプ】のカロリー・糖質
次はチョコレートが包み紙(個包装のガムみたいな感じ)に入っているタイプのカロリー・糖質を紹介します。
一口サイズで食べやすい種類です。コチラもラインナップは72%と86%になります。
【包み紙タイプ】72%
包み紙タイプの72%は、1粒のカロリーが28kcal、糖質が1.6gとなっています。
入っている個数は全部で26粒で、1箱のカロリーは728kcal、糖質は41.6gとなります。
このタイプは個数の明記がありますが、ココまでの流れで一応計算すると1箱のカカオポリフェノールが3302mg、1粒が127mgなので、3302÷127=26粒となります。
<72%(包み紙タイプ)のカロリーと糖質【1粒の場合】>
- カロリー:28kcal
- 糖質:1.6g
<72%(包み紙タイプ)のカロリーと糖質【1箱(合計26粒入)の場合】>
- カロリー:728kcal
- 糖質:41.6g
【包み紙タイプ】86%
86%の場合は、1粒のカロリーが29kcal、糖質は1.0gとなります。
26粒入りなので、1箱のカロリーは754kcal、糖質が26gです。
(1箱のカカオポリフェノールは3822mg、1粒は147mgですので、3822÷147=26粒、となります)
<86%(包み紙タイプ)のカロリーと糖質【1粒の場合】>
- カロリー:29kcal
- 糖質:1.0g
<86%(包み紙タイプ)のカロリーと糖質【1箱(合計26粒入)の場合】>
- カロリー:754kcal
- 糖質:26g
チョコレート効果でカロリーが高いのはどれ?
たくさんのバリエーションがあるチョコレート効果ですが、カロリーが高いのは一体どれなのか?ということで、今回まとめた種類を1箱(または1袋)と1粒で一覧にしてみました。
種類が違うものは行で区切っています。
種類 | 1粒のカロリー | 1箱(1袋)のカロリー |
72%(ボックス) | 28kcal | 420kcal |
72%さわやかオレンジ&レモン (ボックス) |
31kcal | 310kcal |
72%旨み抹茶&香ばし米パフ (ボックス) |
29kcal | 290kcal |
86%(ボックス) | 29kcal | 406kcal |
95%(ボックス) | 31kcal | 372kcal |
72%(パウチ) | 約14.31kcal | 229kcal |
86%(パウチ) | 14.4kcal | 216kcal |
72%(大袋) | 28kcal | 1260kcal |
86%(大袋) | 29kcal | 1218kcal |
72%(包み紙) | 28kcal | 728kcal |
86%(包み紙) | 29kcal | 754kcal |
※黄背景はおそらく限定品なので、掲載はオマケです
パウチタイプだけは形状が違っており、1粒のグラム数が他の種類と比べて少ない(パウチが1粒2~3g程なのに対して、他の種類は5.0gです)ため、1粒のカロリーも少なくなっています。
そのため1粒のカロリー量を少なくしたいときはパウチがおすすめ、となりますね。(*^^*)
(なお1箱・1袋は全体の個数がそれぞれ違いすぎるのでコメントは割愛)
一応箇条書きにしてみます。限定品らしきものを除いて一粒あたり、
- カロリーが一番高い種類:95%(ボックス)
- カロリーが一番低い種類:72%(パウチ)
パウチを除くと種類ごとのカロリーの違いというのもせいぜい3kcal程度ではありますが、一応1粒で一番カロリーが高いのはボックスの95%、低いのは各種72%のようですね。
なお一番定番のボックスタイプでも同じことが言えます。ただボックスタイプに限っては1箱あたりだと逆になって、一番カロリーが高いのが72%、一番低いのが95%になります。
糖質の場合だと?
次に糖質を一覧にしてみましょう。
種類 | 1粒の糖質 | 1箱(1袋)の糖質 |
72%(ボックス) | 1.6g | 24g |
72%さわやかオレンジ&レモン (ボックス) |
1.7g | 17g |
72%旨み抹茶&香ばし米パフ (ボックス) |
1.5g | 15g |
86%(ボックス) | 1.0g | 14g |
95%(ボックス) | 0.6g | 7.2g |
72%(パウチ) | 約0.79g | 12.6g |
86%(パウチ) | 約0.593g | 8.9g |
72%(大袋) | 1.6g | 72g |
86%(大袋) | 1.0g | 42g |
72%(包み紙) | 1.6g | 41.6g |
86%(包み紙) | 1.0g | 26g |
これも1袋や1箱では種類ごとにあまりにも個数が違いすぎるので比較はしませんが、1粒の場合は(黄背景の限定品らしきものを除いて)、
- 糖質が一番高い種類:72%各種
- 糖質が一番低い種類:86%(パウチ)
となります。パウチはやはり一粒のグラム数が少ないのもありますが、95%のボックスタイプもほぼ同じくらいの値です。
基本的に、糖質の場合はカカオ分が濃いほど少なくなるという傾向です。甘さが少なくなっているので、おそらく使われている砂糖も少ないのだと思います。
72%も、量に気をつければ糖質制限中でも食べられそうな値ですが、より控えたい時はカカオ分が濃いチョコを選ぶといいでしょう。
チョコレート効果の健康効果や食べ方!一日何個食べればいい?
チョコレート効果はダークチョコレート、高カカオチョコレートと呼ばれるもののひとつですね。
これに含まれるカカオポリフェノールには血圧を下げたり、老化防止や動脈硬化の予防といった様々な効果があります。
なお「甘いものは虫歯になる」というイメージがありますが、これは原因が砂糖にあります。
虫歯菌というのは砂糖をエサにして歯に貼り付き、虫歯を起こします。しかしカカオにはこの虫歯菌が貼り付く力を弱める作用があるので、虫歯を抑えてくれるのです。
もちろん高カカオチョコレートにも砂糖は含まれるので絶対虫歯にならないよ!なんて断言はできないのですが、苦いチョコほど砂糖も含まなくなるので、食べれるならできるだけカカオの多いチョコを選ぶようにするといいですね。
なお一日に食べる個数ですが、チョコレート効果の公式HPには
おいしく健康に食べたいなら1日3枚から5枚を目安に
と書かれています。
間食なので、あまりたくさんは食べすぎないようにしましょう。
いつ食べるのがいいの?ベストなタイミングは?
ポリフェノールというのは効果が数時間でなくなるため、一度に1日分食べるのではなく、数回に分けて摂取するのがおすすめです。
たとえば朝昼晩の食後に1粒ずつ食べるとか、タイミングを自分で決めるといいですよね。(*^^*)
またカカオポリフェノールには空腹感を抑えてくれる作用があるため、食前にあえてチョコレート効果を食べるようにすると、食べ過ぎ防止に役立ってくれます。
これは私も実感していますが、チョコレート効果を食べると甘いチョコを食べる気がなくなったりとか、良い効果が結構ありますね。
1粒のカロリーはそこまで多くないので、ダイエット中でもチョコレート効果を加えてみるといいかもしれません。
チョコレート効果のカロリーや糖質についてまとめ
チョコレート効果はパウチタイプを除いて、1粒のカロリーが28kcal~31kcalになっています。
パウチは粒が小さいので、その分カロリーも少ないです。手が汚れないので外出中でも食べやすいですし、1粒あたりのカロリーを減らしたいという時はパウチがおすすめです。
糖質に関しては、傾向としてカカオ分が濃いほど少なくなります。
そのため糖質制限のダイエットであれば72%より86%、86%より95%のほうが糖質の摂取量を抑えられますが、甘さも少なくなるので無理せず食べられる種類を選んでくださいね。(^^;
私は86%なら何とか食べられますが、95%は無理です。(´・ω・`)
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