「七夕のお花って何が定番なの?」
「七夕のプレゼントに適するお花は?」
七夕の季節にはお部屋を飾り付けしたり、恋人などにお花のプレゼントを考える人もいると思います。
しかし、七夕に用いられるお花ってイマイチピンと来なかったりしませんか?
実際のところ、七夕に限って飾る特定のお花は無いそうなんです。
なので今回はそのあたりを補正できる七夕にぴったりなお花を、由来や季節から考えて花言葉とともに紹介していきたいと思います。
具体的にまとめているお花はコチラ。
- 朝顔
- カスミソウ
- ナデシコ
- 桔梗
- あじさい
- ハナショウブ
- 睡蓮
- 笹
どのお花も七夕や7月に関連するお花なので、良さそうなものを飾りやプレゼントにしてみてくださいね。(^^)
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七夕にオススメのお花
1:朝顔
<アサガオの花言葉>
- 固い絆
- 愛情
- はかない恋
夏の花の定番である朝顔は、別名「牽牛花」と呼ばれているお花です。
「牽牛」とは牛引きという意味があり、職業が牛飼いだった彦星のことです。
昔の中国ではアサガオのタネは高価な薬であり、贈られた人は自分の牛をひいてお礼を言いに行ったことから「牽牛花」と呼ばれるようになったのだそうです。
ちょうど七夕の時期にアサガオの花が開くことは、空の織姫と彦星が1年に一度の出会いを無事に果たすことができた証なのだそうです。
縁起がいいそうなので、七夕の飾りとしてはぜひ使って欲しいお花ですね。(^^)
2:カスミソウ
<カスミソウの花言葉>
- 無邪気
- 親切
- 幸福
- 清らかな心
カスミソウは、小さく点々としたかわいいお花がたくさん集まっているので、天の川に見立てられるのだそうです。
たしかに、ひとつひとつの小さなお花は遠目に見ると星のようにも見えるかもしれないですね。
私的には、カスミソウは他の花を引き立たせる役割のイメージが強いお花でした。
花言葉の「親切」というのも、花束として合わせられた他の花を目立たせる謙虚さからつけられたのだそうです。
でも、七夕の日はカスミソウをメインにして、たくさん置いてみるのもいいと思います。
そうすれば、いくつもの星が寄り集まった天の川が部屋に再現できますよ。(^^)
3:ナデシコ
<ナデシコの花言葉>
- 純愛
- 貞節
- 大胆
ギザギザの花びらが特徴的なナデシコは、日本の花としても親しみ深いのではないでしょうか?
平安時代には、七夕にナデシコの花の優劣や美しさを競い合った「瞿麦合(なでしこあわせ)」があったそうなので、七夕の花としてふさわしいと思います。
ちなみに「撫子(ナデシコ)」という名前は、その花姿があまりにもかわいらしく、手で優しく子供を撫でるようにしたくなることから来ているのだそうです。
4:桔梗
<桔梗の花言葉>
- 変わらぬ愛
- 永遠の愛
- 誠実
- 気品
- 清楚
- 従順
桔梗は秋の七草の1つですが、七夕の季節に咲く花でもあります。
開花時期も合いますし、花のカタチが星になっているので七夕にぴったりではないですか?^^
「変わらぬ愛」「永遠の愛」という意味は、とくに遠距離の恋人にプレゼントとして渡すなら良さそうな花言葉ですよね。
七夕は織姫と彦星が年に1回会える日なので、遠距離恋愛をしているカップルにはとくに特別な日になってほしいです。(笑)
5:あじさい
<アジサイの花言葉>
- 移り気
- 浮気
- 団らん
- 七変化
- 家族
アジサイは、ちょうど梅雨時にあたる七夕にはぴったりのお花です。
花言葉は、色が変わることから「移り気」や「浮気」という意味があるものの、花が寄り集まっているので「家族」や「団らん」という花言葉もあります。
子供や家族と一緒に飾り付けをするなら、アジサイを使うのはおすすめですね。
恋人にプレゼントとして渡すのはやめたほうがいいかもしれないです。
ただ、ピンクや赤のアジサイなら「強い愛情」という意味もあるので、色を選べば大丈夫かなと思います。
色別など細かい花言葉はコチラをご覧になってくださいね。
6:ハナショウブ
<ハナショウブの花言葉>
- あなたを信じる
- うれしい知らせ
- 優しい心
- 優雅
- 信頼
- 心意気
ハナショウブはだいたい5月から6月にかけてが旬のお花なのかなと思いますが、7月に被ることもあり、花言葉が素敵なので紹介です。^^
「あなたを信じる」「うれしい知らせ」だったら、これまた七夕や遠距離カップルによさそうな意味ですね。
ハナショウブには似ている花が2つあって、「アヤメ」と「カキツバタ」があります。
見分け方の一つとしては…上の画像のハナショウブの花びらの付け根に黄色い部分がありますよね?
そこが、
- 黄色い模様になっているのが「ハナショウブ」
- 白い模様になっているのが「カキツバタ」
- 網目(まだら)のような模様になっているのが「アヤメ」
だそうです。^^;
7:スイレン
<スイレンの花言葉>
- 信頼
- 信仰
- 清純な心
スイレンはちょうど7月などの夏が旬のお花で、7月7日の誕生花です。
スイレンは水が必要なので普通のお花とは少し扱いが違うんですけど、睡蓮鉢などを用いれば自宅で楽しむこともできるのだそうです。
スペースがあって、お花が好きな人にプレゼントするなら良いかもしれないですね。
水に浮かんだスイレンがあると涼しい雰囲気になりそうです。(^^)
8:笹
<笹の花言葉>
- 節度
- 節操のある
笹はお花…ではないんですけど、七夕で飾りつけをするなら外すわけにはいかない植物なので、挙げさせていただきました。
笹が七夕に飾られるのは、生命力が高く、葉のこすれ合う音が神さまを招くとして、神聖なものとして見られてきたからです。
ちなみに笹は花をつけることもあるそうなんですが、60年から120年に1度咲くくらいで、結構地味な花姿なんだそうです。
私は笹の花の実物は見たことがないですね。^^;
そういえば笹と竹って本当は違う植物なのだそうですが、この2つはよく似ているので、どちらも同じ花言葉がついているのだそうですよ。
七夕の花まとめ
七夕に関連しているお花がおすすめなのはもちろんですが、七夕の頃に咲くお花を選ぶのは季節感が出て良いと思いますね。(*^^*)
笹や七夕飾りに加えてお花があると、より賑やかになると思うのでぜひ飾ってみてください。
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「短冊」や「きんちゃく」など、15種類の意味については以下のページで紹介しています。