「雨が降ると、天の川の水が増水して織姫と彦星が再開できなくなる」
このようないわれは非常に有名です。
七夕が訪れる時期はちょうど梅雨にあたり、雨が降るかどうか気になるところですよね。
それに七夕に降る雨には名前があるともいいますので、今回はこれらをまとめていきます。
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【確率】七夕は毎年どのくらい雨が降る?
気になる七夕で雨が降る確率ですが、2008年~2015年までの各地の雨が降ったデータを調べてみました。
星空を見れるかどうか、晴れがある日も記載しておきましたよ。
今回は「goo天気」から過去の天気を調べ、情報を載せています。
9時、12時、15時のデータとなっていますが、夜の天気も大きくは変わらないと思われます。
【東京】
- 2008年7月7日(月)…雨
- 2009年7月7日(火)…くもり
- 2010年7月7日(水)…雨⇨くもり⇨雨
- 2011年7月7日(木)…くもり
- 2012年7月7日(土)…雨
- 2013年7月7日(日)…晴れ
- 2014年7月7日(月)…雨
- 2015年7月7日(火)…くもり⇨雨⇨くもり
8年中5回が雨。
うち、晴れがある年は1回。
【仙台】
- 2008年7月7日(月)…くもり
- 2009年7月7日(火)…くもり
- 2010年7月7日(水)…雨⇨くもり
- 2011年7月7日(木)…くもり
- 2012年7月7日(土)…雨
- 2013年7月7日(日)…雨⇨くもり
- 2014年7月7日(月)…くもり⇨雨
- 2015年7月7日(火)…くもり⇨晴れ⇨くもり
8年中4回が雨。
うち晴れがある年は1つ。
【名古屋】
- 2008年7月7日(月)…くもり
- 2009年7月7日(火)…雨⇨くもり
- 2010年7月7日(水)…くもり
- 2011年7月7日(木)…雨
- 2012年7月7日(土)…雨⇨くもり⇨晴れ
- 2013年7月7日(日)…晴れ
- 2014年7月7日(月)…雨⇨くもり⇨雨
- 2015年7月7日(火)…雨
8年中5回が雨。
うち、晴れがある年は2つ。
【北海道(札幌)】
- 2008年7月7日(月)…くもり⇨雨
- 2009年7月7日(火)…晴れ⇨くもり
- 2010年7月7日(水)…くもり
- 2011年7月7日(木)…晴れ⇨くもり
- 2012年7月7日(土)…くもり⇨晴れ
- 2013年7月7日(日)…晴れ
- 2014年7月7日(月)…くもり
- 2015年7月7日(火)…雨⇨晴れ
8年中2回が雨。
うち、晴れがある年は5つ。
【京都】
- 2008年7月7日(月)…くもり
- 2009年7月7日(火)…くもり
- 2010年7月7日(水)…くもり⇨かみなり
- 2011年7月7日(木)…雨
- 2012年7月7日(土)…くもり
- 2013年7月7日(日)…くもり⇨晴れ
- 2014年7月7日(月)…くもり
- 2015年7月7日(火)…雨
8年中2回が雨。
うち、晴れがある年は1つ。
※京都の12時のデータが無かったので、9時・15時を記しています。
【福岡】
- 2008年7月7日(月)…くもり
- 2009年7月7日(火)…くもり
- 2010年7月7日(水)…晴れ
- 2011年7月7日(木)…くもり
- 2012年7月7日(土)…くもり
- 2013年7月7日(日)…くもり⇨晴れ
- 2014年7月7日(月)…かみなり⇨雨
- 2015年7月7日(火)…雨
8年中2回が雨。
うち、晴れがある年は2つ。
【大阪】
- 2008年7月7日(月)…くもり
- 2009年7月7日(火)…くもり
- 2010年7月7日(水)…くもり⇨雨
- 2011年7月7日(木)…雨
- 2012年7月7日(土)…くもり
- 2013年7月7日(日)…晴れ
- 2014年7月7日(月)…雨⇨くもり
- 2015年7月7日(火)…雨
8年中4回が雨。
うち、晴れがある年は1回。
【広島】
- 2008年7月7日(月)…くもり
- 2009年7月7日(火)…くもり
- 2010年7月7日(水)…くもり⇨晴れ
- 2011年7月7日(木)…雨
- 2012年7月7日(土)…雨⇨くもり
- 2013年7月7日(日)…雨⇨晴れ
- 2014年7月7日(月)…かみなり
- 2015年7月7日(火)…雨⇨くもり
8年中4回が雨。
うち、晴れがある年は2回。
【沖縄(那覇)】
- 2008年7月7日(月)…晴れ
- 2009年7月7日(火)…晴れ
- 2010年7月7日(水)…くもり
- 2011年7月7日(木)…くもり
- 2012年7月7日(土)…晴れ
- 2013年7月7日(日)…晴れ
- 2014年7月7日(月)…晴れ⇨くもり
- 2015年7月7日(火)…晴れ
8年中0回が雨。
うち、晴れがある年は6回。
梅雨時だからか、沖縄以外は全体的に雨が半分くらいの確率で降るようですね。
晴れの日も少なく、くもりと雨が占めるのがほとんどのようです。
七夕の楽しみである、星空が見れる晴れの日は8年間で1回、2回くらいしかないようです。
ところで、七夕の雷はもしかして夫婦ケンカ…?
【表】各地の七夕の天気2008年~2015年
調べたものを表にしてみました。
年ごとの7月7日のデータ |
東京 | 仙台 | 名古屋 | 北海道(札幌) | |
2008 | 雨 | 曇 | 曇 | 曇⇨雨 |
2009 | 曇 | 曇 | 雨⇨曇 | 晴⇨曇 |
2010 | 雨⇨曇⇨雨 | 雨⇨曇 | 曇 | 曇 |
2011 | 曇 | 曇 | 雨 | 晴⇨曇 |
2012 | 雨 | 雨 | 雨⇨曇⇨晴 | 曇⇨晴 |
2013 | 晴 | 雨⇨曇 | 晴 | 晴 |
2014 | 雨 | 曇⇨雨 | 雨⇨曇⇨雨 | 曇 |
2015 | 曇⇨雨⇨曇 | 曇⇨晴⇨曇 | 雨 | 雨⇨晴 |
京都 | 福岡 | 大阪 | 広島 | 沖縄(那覇) | |
2008 | 曇 | 曇 | 曇 | 曇 | 晴 |
2009 | 曇 | 曇 | 曇 | 曇 | 晴 |
2010 | 曇⇨雷 | 晴 | 曇⇨雨 | 曇⇨晴 | 曇 |
2011 | 雨 | 曇 | 雨 | 雨 | 曇 |
2012 | 曇 | 曇 | 曇 | 雨⇨曇 | 晴 |
2013 | 曇⇨晴 | 曇⇨晴 | 晴 | 雨⇨晴 | 晴 |
2014 | 曇 | 雷⇨雨 | 雨⇨曇 | 雷 | 晴⇨曇 |
2015 | 雨 | 雨 | 雨 | 雨⇨曇 | 晴 |
【再開はできるのか】織姫と彦星は雨が降っても会えるの?
織姫と彦星は天帝の引き合わせによって仲むつまじい夫婦となりましたが、恋に夢中になったおかげで本来の役割をこなさなくなり、天帝を怒らせました。
罰によって二人の間にはみるみる水が溢れ出て、織姫と彦星は西と東(ベガとアルタイル)に離れ離れになったといいます。
しかし、彦星に会えないことで悲しみに明け暮れる織姫を天帝は哀れに思い、1年に一回だけ出会うことを許したといいます。
その日が現在伝えられている「7月7日」の七夕です。
さて、雨が降るとこの天の川の水が増水して渡れなくなり、2人は出会うことが出来ない…とされています。
しかし、七夕の由来から生まれたお話では、雨が降ると、カササギという鳥が飛んできて2人を1ヶ所に運んでくれると伝えられています。
⇨七夕の由来と笹を使う理由を解説!お供えの食べ物にそうめんや野菜を使うのはなぜ?
それは織姫が彦星に出会えないことを悲しむからで、かわいそうに思ったカササギが使いに来るのだそうです。
なのでこのお話を信じるならば、雨が降るか、降らないかは再開できるかに関係しないということになります。
しかし地方によって七夕の言い伝えにも違いがあるようで、水かさが増えるとカササギも橋渡しができないという説があります。
空が曇ると、私たちからは雲に隠れて星の様子が見えないですが…。
1年に1回しか会えないなら、きちんと再開できているといいなあ、と思います。
【呼び方】七夕の雨はなんて言うの?
七夕に雨がふるのは、織姫と彦星が再開にできずに流した涙、または再開の終わりに別れを惜しむ惜別の涙だという説があります。
この七夕の夜に降る雨のことを「催涙雨」または「洒涙雨」と呼びます。
単純に「七夕雨」と呼ぶこともあるそうですよ。
- 「催」=促す出来事
- 「涙」=涙を流すくらいの
- 「雨」=七夕の雨
七夕は雨の多い時期にちょうど当たるので、大雨になることも頻繁です。
しかし、それはもしかしたら織姫の大泣きの涙かも…。
彦星に出会えるのは年に一回だけなので、それだけ気持ちも強いのかもしれませんね。
【悲しみの涙という解釈】
七夕の日の増水によって、カササギによる橋渡しができない説から話せば、2人は雨の日に出会うことができないということになります。
となると悲しみの涙というのは有力ではないかなと思います。
なにせ織姫は天帝に罰を受けた時、彦星に会えないあまりずっと泣き続けたくらいです。
それだけ思いが強ければ、地上にも雨が降るくらいの量になるかもしれないですね…。(^^;)
【嬉し涙という解釈】
1年に1回しか織姫と彦星は出会えないので、1日だけの再開を喜ぶ織姫の再開の涙という説もあります。
きっと嬉しすぎて涙をながすのでしょう。
…しかし、7月の始めの雨というのはなかなかに強いですよね、相当喜んでいるのではと思います。
【7月6日の雨は洗車雨と言う】
彦星(牽牛)はもともと、牛飼いをしておりその仕事の真面目さを天帝に気に入られて織姫の婿になったと言われています。
七夕の前日である7月6日は織姫に会う前日です。
翌日に備えて彦星が牛車を洗っている水が、地上に落ちることを洗車雨と呼ぶそうです。
丁寧に洗った牛車で織姫を迎えに行くのかもしれませんが、なんにしろ、念入りに準備している点を見ると、お互い七夕の日を楽しみにしているんですね。
それにしても、洗車雨だとどうしても車のイメージになりますね。
牛車雨じゃダメなのでしょうか…。汗
【七夕の日に曇るのは2人が隠れてしまうからという説】
七夕の夜は曇りになることもしょっちゅうです。
しかし、これは出会うことが出来た織姫と彦星が周りから見られないように隠れてしまうからという説があります。
2人が会えるのは、七夕のたった一日だけですから、周りに邪魔されたくない気持ちがあるのかもしれませんね。
【七夕の夜を台無しにする雨を七夕流しという】
雨が多い7月上旬ですが、やはり雨になる確率が多いことは確率のところでわかりました。
七夕の夜は天の川や星空、楽しみたい気持ちもありますが、なかなかそれが叶わないことが多いです。
飾り付けなどをきちんと行っても、肝心の七夕の日に雨が降ると少しがっかりしますよね。
⇨七夕飾りの折り紙での作り方を動画で解説!手作りくす玉や保育園でもできる織姫を簡単製作!
こういった七夕の風情を台無しにしてしまうことを「七夕流し」と呼びます。
七夕の夜は綺麗な星空を楽しみたいものですが、どうしても梅雨の季節が重なってしまうので難しいですね…。
【願い事】七夕で雨が降っても願い事は叶うのか?
雨の日であると、星が見えないので願い事が本当に天に届いているか不安になりますよね。
この点に関しては、詳細な情報が見つかりませんでした。
しかし個人的に思うのは、願いに対しての気持ちだと思います。
七夕で短冊に願いを書くのは、本来、学業の上達を願ったことが始まりとされています。
なので、自分が今していることに対する技術の向上を断言するような願いの書き方をすると良いのではと思います。
例としては、
「~をもっと上手にできるようになる!」
みたいな感じですね。
習い事や勉強がとくにいいでしょう。
ピアノや習字、運動、水泳、字が上手になりたい、など。
…しかし短冊に願いを書くというのは、七夕でしか経験できないイベントです。
せっかくですし、あまり気にせずに好きに願いを書くのでもいいと思いますよ。(^^)
【願いが叶うのは16年後という説】
ベガとアルタイル(織姫と彦星)への地球からの距離は、ベガには25光年、アルタイルまでは16光年かかると言われています。
つまりはこの説で行けば、地球からの願いは、光の速さでも最低で16年かかるということになります。
2歳くらいの保育園児であれば、18歳の頃にちょうど叶うことになりますね。
⇨七夕の願い事で保育園での書き方のコツを紹介!幼稚園の子どもを持つ親の例について!
しかし、きちんとした願いができるのは小学生くらいからでしょうか…。
ベガとアルタイル、2つの星の距離は16光年と言われています。
星同士が実際に近づくことはないそうですが、それだと1年に一度出会うことにはならないので、伝わっている伝説とは辻褄があわなくなってしまいますね。
もし16年に一度になったとしても、かなりの遠距離恋愛になりますね、織姫と彦星って…。
そうなれば織姫はもう大泣きになって、地球は毎年七夕の日に水びたしになるかもしれません。(笑)
【旧暦の七夕で雨が降る確率は?】旧暦と新暦について
現在では七夕といえば梅雨にあたる7月7日ですが、昔は旧暦を基準にして七夕の日が決まっていました。
旧暦とは、月の満ち欠けをひと月とする太陰暦のことで、新月がその月の一日目にあたります。
しかし月の満ち欠けは周期が29日なので、実際の季節とはずれていってしまいます。
なので、昔の人はひと月分のずれが生じた時に「閏月(うるうづき)」を設けて調整していたのです。
一方、新暦はグレコリオ暦と呼ばれる「太陽暦」のことです。
こちらでは太陽の動きに合わせているため、季節に大きなズレはなくなりました。
- 旧暦=月の満ち欠けが基準
- 新暦=太陽の動き(公転)が基準
しかし、代わりに月の満ち欠けに合わせて行われていた行事が、現在とずれていたりします。
七夕がわかりやすい例で、旧暦と現在使われている新暦とはだいたい1ヶ月くらいのズレがあります。
そうすると旧暦の七夕は今でいう8月に当たるのです。
今年を含めた、5年間の旧暦の七夕は以下のようになっています。
年 | 旧七夕 |
2012年 | 8月24日 |
2013年 | 8月13日 |
2014年 | 8月2日 |
2015年 | 8月20日 |
2016年 | 8月9日 |
今年2016年であれば、8月09日が旧七夕の日に当たります。
この日なら、澄んだ空に天の川を見つつ、七夕を楽しめるのではないでしょうか?
ちなみに、仙台の七夕祭りも旧暦を基準にして開催されているので、毎年8月に行われています。
各地の旧暦の8月9日の天気も、goo天気で調べてみました。
【東京】
- 2008年8月9日…くもり
- 2009年8月9日…くもり
- 2010年8月9日…くもり⇨雨
- 2011年8月9日…晴れ
- 2012年8月9日…晴れ⇨くもり
- 2013年8月9日…晴れ
- 2014年8月9日…くもり⇨雨⇨くもり
- 2015年8月9日…くもり⇨晴れ
8年中2回が雨。
うち、晴れがある年が4つ。
【仙台】
- 2008年8月9日(土)…くもり⇨晴れ
- 2009年8月9日(日)…雨
- 2010年8月9日(月)…くもり
- 2011年8月9日(火)…くもり
- 2012年8月9日(木)…くもり⇨晴れ
- 2013年8月9日(金)…くもり
- 2014年8月9日(土)…くもり⇨雨
- 2015年8月9日(日)…雨⇨くもり⇨晴れ
8年中3回が雨。
うち、晴れがある年が3つ。
【名古屋】
- 2008年8月9日(土)…晴れ
- 2009年8月9日(日)…くもり
- 2010年8月9日(月)…くもり
- 2011年8月9日(火)…くもり
- 2012年8月9日(木)…晴れ⇨くもり⇨晴れ
- 2013年8月9日(金)…くもり⇨晴れ
- 2014年8月9日(土)…雨
- 2015年8月9日(日)…晴れ
8年中1回が雨。
うち晴れがある年が4つ。
【北海道(札幌)】
- 2008年8月9日(土)…晴れ
- 2009年8月9日(日)…くもり
- 2010年8月9日(月)…くもり
- 2011年8月9日(火)…くもり
- 2012年8月9日(木)…晴れ
- 2013年8月9日(金)…雨⇨くもり
- 2014年8月9日(土)…くもり⇨晴れ⇨くもり
- 2015年8月9日(日)…くもり
8年中1回が雨。
うち晴れがある年が3つ。
【京都】
- 2008年8月9日(土)…くもり⇨晴れ
- 2009年8月9日(日)…雨⇨くもり
- 2010年8月9日(月)…くもり
- 2011年8月9日(火)…晴れ⇨くもり
- 2012年8月9日(木)…晴れ
- 2013年8月9日(金)…くもり
- 2014年8月9日(土)…雨⇨くもり
- 2015年8月9日(日)…晴れ
8年中2回が雨。
うち晴れがある年が4つ。
【福岡】
- 2008年8月9日(土)…晴れ⇨くもり⇨かみなり
- 2009年8月9日(日)…雨⇨くもり
- 2010年8月9日(月)…晴れ⇨くもり
- 2011年8月9日(火)…晴れ⇨くもり
- 2012年8月9日(木)…雨⇨くもり
- 2013年8月9日(金)…晴れ⇨くもり
- 2014年8月9日(土)…くもり
- 2015年8月9日(日)…くもり⇨晴れ
8年中2回が雨。
うち晴れがある年が5回。
【大阪】
- 2008年8月9日(土)…くもり⇨晴れ
- 2009年8月9日(日)…雨⇨くもり
- 2010年8月9日(月)…くもり⇨晴れ⇨雨
- 2011年8月9日(火)…くもり⇨晴れ⇨くもり
- 2012年8月9日(木)…晴れ
- 2013年8月9日(金)…晴れ⇨くもり
- 2014年8月9日(土)…雨⇨かみなり⇨くもり
- 2015年8月9日(日)…晴れ⇨くもり⇨晴れ
8年中3回が雨。
うち晴れがある年が6回。
【広島】
- 2008年8月9日(土)…晴れ⇨かみなり
- 2009年8月9日(日)…雨
- 2010年8月9日(月)…晴れ⇨くもり
- 2011年8月9日(火)…晴れ
- 2012年8月9日(木)…くもり
- 2013年8月9日(金)…くもり
- 2014年8月9日(土)…雨
- 2015年8月9日(日)…くもり
8年中2回が雨。
うち晴れがある年が3回。
【沖縄(那覇)】
- 2008年8月9日(土)…晴れ⇨雨
- 2009年8月9日(日)…くもり
- 2010年8月9日(月)…くもり⇨雨
- 2011年8月9日(火)…晴れ⇨くもり⇨晴れ
- 2012年8月9日(木)…くもり
- 2013年8月9日(金)…晴れ
- 2014年8月9日(土)…くもり
- 2015年8月9日(日)…雨⇨くもり
8年中3回が雨。
うち晴れがある年が6回。
やはり8月のほうが、仙台や東京など、全体的に晴れる印象ですね。
逆に北海道や沖縄は、7月より8月のほうが雨が増えている印象です。
新暦になってからは梅雨に七夕が当てはまってしまい、織姫と彦星の2人が出会いにくくなってしまいました。
カササギがきちんと2人を運んでくれてるといいですね…。
【表】各地の旧七夕(8月9日)の天気2008年~2015年
年ごとの8月9日のデータ |
東京 | 仙台 | 名古屋 | 北海道(札幌) | |
2008 | 曇 | 曇⇨晴 | 晴 | 晴 |
2009 | 曇 | 雨 | 曇 | 曇 |
2010 | 曇⇨雨 | 曇 | 曇 | 曇 |
2011 | 晴 | 曇 | 曇 | 曇 |
2012 | 晴⇨曇 | 曇⇨晴 | 晴⇨曇⇨晴 | 晴 |
2013 | 晴 | 曇 | 曇⇨晴 | 雨⇨曇 |
2014 | 曇⇨雨⇨曇 | 曇⇨雨 | 雨 | 曇⇨晴⇨曇 |
2015 | 曇⇨晴 | 雨⇨曇⇨晴 | 晴 | 曇 |
京都 | 福岡 | 大阪 | 広島 | 沖縄(那覇) | |
2008 | 曇⇨晴 | 晴⇨曇⇨雷 | 曇⇨晴 | 晴⇨雷 | 晴⇨雨 |
2009 | 雨⇨曇 | 雨⇨曇 | 雨⇨曇 | 雨 | 曇 |
2010 | 曇 | 晴⇨曇 | 曇⇨晴⇨雨 | 晴⇨曇 | 曇⇨雨 |
2011 | 晴⇨曇 | 晴⇨曇 | 曇⇨晴⇨曇 | 晴 | 晴⇨曇⇨晴 |
2012 | 晴 | 雨⇨曇 | 晴 | 曇 | 曇 |
2013 | 曇 | 晴⇨曇 | 晴⇨曇 | 曇 | 晴 |
2014 | 雨⇨曇 | 曇 | 雨⇨雷⇨曇 | 雨 | 曇 |
2015 | 晴 | 曇⇨晴 | 晴⇨曇⇨晴 | 曇 | 雨⇨曇 |
【織姫は月の船に乗って彦星に会いに行く?】
一般的なお話では、カササギが離れ離れになった2人を引き合わせるとされていますが、実は織姫は月の船に乗って彦星に会いに行くという説もあります。
これは織姫が増水した天の川を渡るとき、まず初めに月の船に乗せてほしいと船人に頼むのだそうです。
しかし水が多くて船が出せず、断られて悲嘆にくれていた時、カササギが翼で橋を作ってくれるとのこと。
ということは、雨が降って増水さえしなければ、本来なら織姫は月の船に乗って彦星に会いに行くということなのかもしれません。
旧暦の7月7日では、月齢7日前後の上弦の月(半月、あるいは半月から少し欠けたくらいの月)が見えることから、昔の人はこれを船の形に見立てたという話です。
【織姫と彦星には子供がいる?】
織姫と彦星には子供がいるという説もあるそうですね。
実は調べてもあまり出てこなかったのですが、こと座のベガ(織姫星)といっしょに三角形を形作る、2つの星が織姫の子供2人なのだという話です。
七夕での雨が降る確率と願いまとめ
七夕の日は梅雨に当たりますので、ほとんど雨が降ってしまうようですね。
まとめると、
- 七夕の日で雨がふるのは8年のうちだいたい半分くらいの確率で降る
- 7月7日で天の川・星空を楽しめるのは8年のうちにだいたい1回か2回
- 七夕の夜に降る雨は「催涙雨」または「洒涙雨」。「七夕雨」と呼ぶこともある。
- 催涙雨は悲しみの涙、あるいは喜びの涙という両方の説がある
- 七夕の前日に彦星が牛車を洗い、地上に落ちる雨のことを洗車雨という。
- 願い事は、七夕の日に雨が降っても大丈夫。気持ちがあることが大切。
なかなか遭遇できないものの、七夕の日にきれいな星空を目にすることができたらとてもラッキーな気分に浸れそうです。
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飾りの作り方や由来など、ご興味がありましたらぜひご覧下さいね。
⇨七夕の由来と笹を使う理由を解説!お供えの食べ物にそうめんや野菜を使うのはなぜ?