贈りものにお花を選ぼうという人は多いと思います。
5月にある母の日なら大定番のカーネーションを思い浮かべますが、じゃあ父の日は?って聞かれると「…あれ?」ってなりますよね。(^_^;)
「父の日って何の花を贈ればいいの?」
ということで、今回は父の日に贈る定番のお花を紹介していきたいと思います。
<このページに書かれている内容>
- 父の日に贈る定番の花は何?
- 父の日に贈られるお花の種類4つと花言葉
- 個人的におすすめな父の日に贈る花2つ
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父の日に贈る定番の花はバラ
父の日の花は「バラ」なんですが、なぜバラなのかはまず父の日が始まった由来について知っていきましょう。
父の日がはじまった由来
現在の6月第3日曜日に行われる父の日は、アメリカの「ソノラ・スマート・ドッド」という女性が発祥です。
南北戦争が終わった頃、自分を含めた6人の子どもを男手ひとつで育てあげ、全員が成人した後に亡くなった父親に感謝を示して、ソノラ・スマート・ドッドが父の誕生月であった6月に礼拝を行ったのがきっかけとされています。
当時、母の日がすでにあったので、彼女は「父に感謝をする日もあるべきだ」と考えて活動を行い、現在のように「父の日」が認知されるようになっていったのです。
バラを贈るようになった理由・由来
では、なぜ父の日の花がバラになったのかというと、ソノラ・スマート・ドッドが亡くなった父の墓前へ「父の日」に白いバラを供えたからだと言われます。
このことから、
- 存命中の父へは:赤いバラを
- なくなった父へは:白いバラを
贈るようになっていったのだそうです。
そういえば、母の日のカーネーションも同じような由来です。
なくなったお母さんなら白のカーネーションを、現在も元気に過ごしているお母さんなら赤のカーネーションなんですよね。
もしかしたら、父の日のバラの色は母の日になぞらえたのかもしれないですね。
日本では黄色いバラ
でも、日本では父の日って黄色いバラなんです。
これは「日本ファーザーズ・デイ委員会」が行っている「父の日黄色いリボンキャンペーン」に由来しているとされます。
黄色は、イギリスでは昔から「身を守るための色」とされていて、アメリカに渡った時に愛する人の無事を願う「黄色いリボン」になりました。
また、黄色には「楽しさ」「暖かさ」「幸福」などの素敵な意味があることから、日本ファーザーズ・デイ委員会が父の日のイメージカラーにしたのだそうです。
この黄色が、父の日に贈るバラの花と結びついて、「父の日は黄色いバラを贈る」ということになっていったとされています。
父の日に贈られるお花の種類・花言葉
というわけで、父の日にはバラが定番ということがわかりました。
でも、父の日に人気のお花ってほかにもあるんです。
ここでは、バラを含めた父の日に贈られるお花の種類と花言葉を紹介していきます。
バラ
まずはバラですが、バラを贈る由来は先に紹介しているのでココでは花言葉を紹介しますね。
由来を見ると、赤、白、黄色のバラが父の日には適していると言えますね。
- 赤のバラ:情熱、愛情、美
- 白のバラ:純潔、尊敬、清純
- 黄色のバラ:友情、さわやか、嫉妬、献身、愛情の薄らぎ
赤と白はともかくとして、黄色は花言葉を考えると父の日に贈って良いのか!?た、ためらう意味ですね。Σ(゚ロ゚;)
いや、まあ、「献身」はそれらしいと思うんですけど…うーん…。(汗)
定番の花だよってイベント的なノリで渡せば大丈夫だと思うんですが(笑)、心配なときは別の花と組み合わせれば、ごまかせますかね。
ひまわり
ひまわりの花は、バラに続いて父の日に人気の花です。
黄色であることと、男性にも比較的贈りやすい見た目のお花であることが人気の理由なのではと思います。
ひまわりは明るく元気なイメージを持つので、これからも家族を中心で照らすお父さんであってほしいと願いを込めて渡しましょう。
季節的にも、夏に入ってきてちょうどいいですよね。(^^)
ひまわりの花言葉は以下です。
- あなただけを見つめる
- 愛慕
- 敬慕
- 情熱 など
ひまわりは種類や色で細かく花言葉がありますので、気になるときはコチラをどうぞ。
胡蝶蘭(コチョウラン)
コチョウランは母の日でも人気のあるお花です。
というのも花言葉に「幸福が飛んでくる」という意味があって、これはコチョウランの花が蝶が舞っているように見えることから付いたとされています。
見た目も気品があるお花なので、お父さんに似合うと思いますよ。
ランは育てるのがムズカシイと言われますので、頑固で理解の難解なお父さんに贈ってみるとか。(笑)
<コチョウランの花言葉>
- 全体:幸福が飛んでくる、純粋な愛
- 白:清純
- ピンク:あなたを愛してます
ユリ
ユリは花としての人気も高く、香りに気品があるのが父の日にも贈られる理由でしょうか?
見た目的にもピシッとしているので、凛々しいお父さんに似合うかもしれません。
<ユリの花言葉>
- 全体:純潔、無垢、威厳
- 白:純潔、威厳
- 黄色:偽り、陽気
- オレンジ:華麗、愉快、軽率
- 赤色、ピンク:虚栄心
白が一番良さそうですね。
個人的におすすめな父の日の花
ここまで人気の花を紹介してきましたが、以下からは個人的におすすめに思う父の日の花を紹介します。
あじさい
6月って言えば梅雨なので、アジサイもちょうど咲く時期です。
<アジサイ全体の花言葉>
- 団らん
- 平和
- 和気あいあい
- 仲良し
- 家族 など
色が変わることから「移り気」という意味もあります。
ただ、アジサイはお花が寄り集まっているからなのか、家族においてのステキな意味も多いので、結構おすすめのお花ですよ。
色別だと、どちらかというと女性に贈るときに適している花言葉が多いので、母の日にも人気のお花です。
<色別のアジサイの花言葉>
- 白:寛容
- 水色、青、青紫:無情、辛抱強い愛情、冷淡、高慢、あなたは美しいが冷淡だ
- ピンク・赤:元気な女性、強い愛情
お父さんなら白かな?って感じですね。
トルコキキョウ(白、グリーン)
トルコキキョウは花言葉もいいですし、白やグリーンの色であればお父さんにも贈りやすいさわやかな印象があります。
定番のお花じゃないほうが良い!というときにいかがですか?(^^)
花言葉はコチラです。
- 全体:優美、すがすがしい美しさ、良い語らい、思いやり、あなたを思う、希望
- 白:良い語らい、思いやり、すがすがしい美しさ、希望
緑のトルコキキョウは個別の花言葉はないみたいです。
父の日に贈る花まとめ
男性にお花を贈る習慣が日本にはほとんどないからか、「父の日は黄色いバラ」というのはあまり認知されていない気がしますね…。
お父さん的には、赤よりは贈られて受け取りやすいとは思うんですけどね。^^;
少し花言葉は心配ですけど、この際なので父の日には黄色いバラが定番であることを覚えておきましょう。
うちの父親で考えると、ガッツリ花束を渡すのは少し困っちゃうかもしれないので(笑)、プレゼントに添えるカタチで渡すとか、いいかもしれないです。(笑)
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