母の日にカーネーションを贈るのはなぜ?由来と色の意味!
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“母の日にカーネーションが定番となった理由は?“

“カーネーションにはどんな意味が込められているの?“

母の日の象徴的なお花として定着しているカーネーションは、母の日プレゼントには欠かせないお花です。

でも、なぜよりによって母の日はカーネーションなのでしょうか?

<このページに書かれている内容>

  1. 母の日にカーネーションを贈る由来
  2. 赤が定番となった理由
  3. カーネーションの色別の意味(花言葉)

その由来についてまず見ていきますが、後半からは色別の意味をまとめています。

 

 

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  母の日にカーネーションを贈る由来

母の日にカーネーションを贈るようになったのは、南北戦争のころ「アン・ジャービス」と呼ばれる女性が、敵味方を問わず傷ついた兵たちの処置をする活動を行っていたことに由来します。

このアン・ジャービスの娘である「アンナ」は、母親の死後、教会で追悼式を行いました。

このときアンナが母が好きだった「白のカーネーション」を配ったのが「母の日」の起源とされます。

 

現在でも白いカーネーションは亡くなった母親へ手向ける色とされていますね。

アメリカでは1914年に5月の第2日曜日を「母の日」の記念日と定め、日本でも1949年あたりからアメリカと同じように5月の第2日曜日に母の日が行われるようになりました。

 

  なぜ赤が定番なの?

というわけで、由来を見れば母の日は白のカーネーションが定番になるべきなんじゃない?なんて思いますよね。^^;

母の日においては、すべての人が「亡くなったお母さん」に感謝を伝えたいわけではなく、もちろん生きているお母さんに感謝したいという人もいるわけです。

なので母の日が広まるにつれて、アンナの提案で「母が生きているなら赤のカーネーション」「母がなくなっているなら白のカーネーション」を胸につけることになったのです。

 

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本来、カーネーションは母への感謝を忘れないように自分の胸に飾るものだったのですが、時間が経つにつれて母に贈る花と変わっていったようです。

しかし、赤と白で区別してしまうと、お母さんが生きているかどうかで子どもたちが差別されるかもしれないと判断されました。

なので子どもたちが傷つくのを避けるため、日本では1960年に「母が元気かどうかにかかわらず母の日は赤のカーネーション」に統一されることになったのです。

 

  キリスト教にも由来しているカーネーション

キリストが十字架にかけられた日、悲しんだ聖母マリアが落とした涙の跡からカーネーションが生まれたと言われています。

このことからキリスト教ではカーネーションが「母性愛の象徴」とされているそうです。

そう聞けば、母に贈るにもふさわしいお花と言えますよね。^^

 

白のカーネーションは十字架にかけられる前のキリストと母マリアを、赤のカーネーションはキリストが流した血と復活を意味していると言われます。

 

  カーネーションの色別の意味・花言葉

では次に、カーネーションの色別の意味を紹介します。

贈るときはその意味に気をつけて選んでみてくださいね。
 

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  【全体】…無垢で深い愛

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<カーネーション全体の意味>

  • 無垢で深い愛

カーネーションは全体的に「無垢で深い愛」という意味がこめられています。

母の日によく似合う花言葉と言えますが、色それぞれの花言葉にも注意しておきましょう。

 

  【赤】…母への愛、母の愛

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<赤の意味>

  • 母への愛
  • 母の愛

赤いカーネーションの花言葉は、母親に関する愛に溢れた花言葉がついていますね。

さすが定番の赤色といったところでしょうか、はじめて贈るならまずは赤色で間違いありませんね。(^^)

 

  【白】…私の愛情は生きている、純潔の愛

<白の意味>

  • 私の愛情は生きている
  • 純潔の愛

なくなったお母さんに贈るとされる白には、「私の愛情は生きている」という花言葉がついています。

やはり由来が由来なので、この意味は仕方がないのかもしれませんね。^^;

特別なことがない限りは、生きているお母さんには贈らないほうがいいでしょう。

 

  【ピンク】…女性の愛、美しい仕草、暖かい心、感謝

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<ピンクの意味>

  • 女性の愛
  • 美しい仕草
  • 暖かい心
  • 感謝

やわらかく優しい色合いのピンクのカーネーションには、ほんわかするような意味がたくさんついていますね。

「感謝」の意味もあるので、赤のカーネーションと同じくらい贈ってほしい色と言えるでしょう。
 

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  【オレンジ】…純粋な愛、清らかな慕情、あなたを熱愛します

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<オレンジの意味>

  • 純粋な愛
  • 清らかな慕情
  • あなたを熱愛します

 

オレンジは情熱的な色だけに、熱い気持ちを表すような意味もついていますね。

お母さんに贈るとなってもまあ問題はなさそうですが、恋愛的な花言葉が多いのでどちらかというと赤やピンクのほうが良いかも。

 

  【紫】…気品、誇り

<紫の意味>

  • 気品
  • 誇り

紫は昔から高貴な色とされているので、品のいいお母様にぴったりな色ではないでしょうか?(^^)

 

  【青】…永遠の幸福

<青の意味>

  • 永遠の幸福

青いカーネーションは、サントリーフラワーズが開発した「ムーンダスト」という品種に「永遠の幸福」という花言葉がついています。

ムーンダストという名前には「月のようにやわらかな包容力のある花」という願いがこめられているのだそうです。

私には青というか、紫に見えるのですが、包容力という面では母に贈るにもぴったりだと思いますよ。

 

  【深い赤】…私の心に哀しみを

<深い赤>

  • 私の心に哀しみを

赤は赤でも深い赤のカーネーションには気をつけたほうが良い意味がついていますね。^^;

母の日に限らず、基本的に贈りものにはしないほうが良いでしょう。

 

  【黄色】…軽蔑、嫉妬、美、愛情の揺らぎ

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<黄色の意味>

  • 軽蔑
  • 嫉妬
  • 愛情の揺らぎ

 

黄色もNGな花言葉がいくらかありますね。

美はいいとは思うのですが、「軽蔑・嫉妬・愛情の揺らぎ」というのはお母さんに渡すとしてもやめたほうがいいでしょう。

 

  【絞り】…愛の拒絶、私はあなたの奴隷になる

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<絞り模様の意味>

  • 愛の拒絶
  • 私はあなたの奴隷になる

絞り模様の花、キレイで私は好きなんですけどコレもNGですね…(汗)

斑入りのチューリップなんかもそうなんですけど、まだら模様の花はあまりいい花言葉を連想させないんですかね…?
 

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  母の日のカーネーションの由来と意味まとめ

母の日のカーネーション…由来を考えれば白は生きているお母さんに贈らないほうが良さそうですね。

贈っても大丈夫だろうというカーネーションの色をまとめれば、

  • ピンク
  • オレンジ

 

で、基本的に贈らないほうが良いのは、

  • 深い赤
  • 黄色
  • 絞り

です。

ただ、私とかは絞り模様の花は好きですし、プレゼントとして貰ったら普通に嬉しいです。

なのでお母さんの好みがわかっていれば花言葉を気にする必要はないと思いますよ。

 

なお、「カーネーション以外で母の日に贈れる花を探している」ならコチラをどうぞ。

カーネーションもまとめていますが、他に9個のお花も紹介しているので、参考になればと思います。

 

「お花にメッセージカードを付ける予定」ならコチラの関係別のまとめ記事がおすすめです。

 

 

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