冬の寒さも和らいできた頃に春分の日は訪れますが、年によって日付が変わったりするのでちょっと覚えにくい日でもあります。(^^;)
春分の日はお彼岸にも影響する日なので、お墓参りをしようと思っている方は日付を知って予定を立てたいですよね。
今回は2024年の春分の日の日付と、どうして日付が変わるのか?その決まり方をメインにまとめていきたいと思います。
記事内容(項目をクリックすると飛べます)
2024年の春分の日はいつ?
春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ」という趣旨の祝日であり、2024年は3月20日となります。
毎年3月20日ではなく、年によっては3月21日になることもあります。
<2035年までの春分日一覧>
- 2024年:3月20日
- 2025年:3月20日
- 2026年:3月20日
- 2027年:3月21日
- 2028年:3月20日
- 2029年:3月20日
- 2030年:3月20日
- 2031年:3月21日
- 2032年:3月20日
- 2033年:3月20日
- 2034年:3月20日
- 2035年:3月21日
ではなぜ春分の日は日付が変わることがあるのでしょうか?次に見ていきましょう。
春分の日の決め方って?誰がいつ決めるの?
なぜ春分の日って日付が変わるの?
祝日によってはハッピーマンデー制度によって日付が変わるもの(たとえば敬老の日など)もありますが、春分の日の日付が変わるのはこれによるものではありません。
春分の日の日付が変化するのは、地球と太陽の位置関係が影響しているからです。
「春分」というのは二十四節気という、太陽の周囲を周る地球の角度(360°)を24等分した季節のうちの一つです。
春分の日は太陽の中心が春分点と言われる、決まったポイントを通過する瞬間を含む日=「春分日」
が「春分の日」と定義されています。
地球が太陽の周りを1周するのが1年(365日)とされていますが、実際にはちょうど1年ってわけじゃなくて、365日と約6時間かけて1周しています。
つまり1年につき約6時間のズレが発生しているために、春分の日にもズレが生じてしまうというわけですね。
このズレは4年(約6時間×4年 = 約24時間のズレ)に1度の閏年によって、1日分(24時間)の調整がされていますよ。
誰が決めてるの?
春分の日の日付というのは、前年2月の最初の官報に暦要項が掲載されることで正式に決定します。
<官報とは>
『官報』(かんぽう)は、日本国の機関紙である。国としての作用に関わる事柄の広報および公告をその使命とする。
行政機関の休日を除く毎日発行され[7][注釈 6]、都道府県庁所在地にある「官報販売所」で販売される。
発行日には国立印刷局の掲示板や官報販売所の掲示板に掲示され、ウェブサイト(インターネット版官報)でも閲覧することができる(過去30日間の官報は無料で閲覧でき、昭和22年5月3日以降の官報は有料で検索・閲覧が可能である)。
引用元:ウィキペディア「官報」の項目
<暦要項とは>
暦要項(れきようこう)は、日本の国立天文台で計算した、翌年の暦をまとめたもの。
日本の公式暦として位置付けられ、「国民の祝日に関する法律」で具体的に月日が明記されない国民の祝日のうち、「春分の日」と「秋分の日」の日付は、前年2月に官報に掲載された暦要項により確定する。
引用元:ウィキペディア「暦要項」の項目
決めている人が誰か、というと国立天文台ということになります。
国立天文台が計算した結果を受け、国会が休日を閣議決定し、前年の2月に公表されるという流れです。
最終決定は国会ですが、計算をしたりなどの手を動かしているのは国立天文台になります。
春のお彼岸の期間っていつからいつまで?
春分の日といえばお墓参りが欠かせない行事となっていますよね。
お彼岸の期間というのは春分の日の日付がわかればすぐ把握できます。
なぜかというと、お彼岸は春分の日を中心(中日)として前後に3日間ずつと決まっているからです。(合計7日間)
詳しい日付でのお彼岸期間はコチラでどうぞ。
「お彼岸のお墓参りっていつ行けば良いの?」という疑問もありますが、一般的にはお彼岸の期間のうちであればいつ行っても良いとされます。
ですので、都合がつく日に予定を入れてお墓参りすると良いですね♪
一般的には祝日の春分の日の当日や、土日が休みにしやすのではないかと思います。
春分の日はいつなのかについてまとめ
春分の日は3月20日や3月21日頃に訪れます。年によって変化しますので注意しましょう。(`・ω・´)
春分の日を中心にお彼岸の期間は7日間あります。お墓参りは期間内であればいつでもいいので、時間が空いている日に行くようにしましょう。
なお春分の日はこの世とあの世がもっとも繋がりやすい日と言われますので、お墓参りする理由はここから来ています。
春分の日の意味についてはコチラでもっと掘り下げて書いていますので、ぜひいっしょにどうぞ♪