成人式といえば、大きな節目の行事となります。
大人になることをお祝いするので、本人も親の方もさぞ感慨深い日になると思います。ただ、この日は毎年日付が移動するので、日程を確認して準備しておく必要があります。
また、2022年4月1日から成人年齢が18歳に引き下げられたので、「成人式に出席する年齢が何歳になるのか?」という疑問が浮かび上がると思います。
今までは20歳で成人式が一般的でしたが、2023年以降は18歳が出席するパターンも考えられます。これまで通り20歳が出れば良いのか?それとも18歳から出席することになるのか?この部分を知っておきたいですよね。
また同級生が20歳の場合も早生まれであればまだ19歳だったりしますし、まだ20歳じゃないけど参加して良いのかな~なんて思ったりしますよね。
今回は2024年の成人式の日付と、この年に参加する生まれの人についてまとめてみました。
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2024年の成人式はいつ?
まず、成人式が多くの場所で行われるのは祝日である「成人の日」で、日付は2024年なら1月8日(月)です。
多分、カレンダーや手帳などにも載っていると思いますので、チェックしてみてもいいですよ。
成人の日はハッピーマンデー制度によって、毎年1月の第2月曜日と定められています。この日の趣旨というのは以下のようになっています。
おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます。
(引用…内閣府HP:http://www8.cao.go.jp/chosei/shukujitsu/gaiyou.html)
まあ実際のところ自分で生き抜こうとする時期は、自分で決めるものだと思うんですけどね。遅かろうと早かろうと…。
成人式は、一般的にはこの成人の日(月曜日)に行われます。
しかし祝日が月曜日だと翌日は平日のため、遠方に住んでいる人が帰るのに忙しくなってしまうことから、前日の日曜日に行うところも存在します。
他だと、すでに就職をしている人や遠い学校に通っている人が参加しやすいように配慮して、5月のゴールデンウィークやお盆、お正月の松の内といった実家に帰省する人が多い大型連休のシーズンに行われることもあるようです。
2024年の成人式に参加するのは何年生まれ?
成人式に参加するのは、どの年の生まれなのか気になりますよね。
実年齢で20歳になっていないと参加できないのかな~?なんて。(´・ω・`)
成人式に参加する人は、現在では学齢方式が一般的で、成人式(1月)が行われる前年の4月2日から、開催される年の4月1日の間に20歳になる人を対象としています。
言うなれば、中学校や小学校のときと同じ同級生たちと成人式を迎えるわけです。
学校の卒業式・入学式みたいに同じ学年の人達と行うノリですね。
2024年だと、2003年4月2日から2004年4月1日生まれの人が成人式に参加することになります。
なので1月の成人の日に行われる成人式には、早生まれの人でも出席することになります。まだ19歳の人もある程度はいるということですね。
2022年4月1日からの成年年齢引き下げ後は、18歳が成人式に参加するの?
2022年4月1日から成年年齢が18歳に引き下げられるので、2023年以降の成人式に出る年齢も、18歳になるのかどうか?という部分が気になりますね。
実は成人式というのは法律などで決まっているものではなく、各自治体が催しているものなので、自治体それぞれの判断で成人式に参加する年齢を18歳にするか、20歳にするかを決定することになります。
現状だと、以前と同じように20歳の人を対象に成人式を行うとする場合が多いみたいですね。
理由としては多くありますが、
- 18歳は多くの人が高校3年生なので、進学や就職の進路選択で忙しいため
- 20歳で成人式を行ったほうが地元で久しぶりに同級生たちと再開するきっかけとなれるため
- 18歳は進学・就職で予算が必要な時期であり、振袖の用意までするとなると金銭的な負担が大きくなるため
主にこのあたりでしょうね。
18歳で成人式をしちゃうと、学校で会ってる人たちとそのままなのであまり行事的な楽しみがないですよね。(同窓会みたいな楽しさがない)
また就職や進学、金銭的な問題を合わせると、出席率も低下することが予想できます。なので「18歳で成人式を開催する」はデメリットのほうが多いと思います。
逆に20歳であればお酒も飲めますし(※お酒とたばこは引き続き20歳以上となります)、久しぶりにあった同級生たちと語り合うにぴったりなタイミングです。
ただ、18歳で成人式を開催するところもないわけではないです。
たとえば伊賀市は成年年齢が18歳に引き下げられた後の成人式は18歳が参加するとしています。
なので、このように場所によっては18歳で成人式をする場合もあるので、1番確実なのは参加予定の市のホームページやお知らせなどを確認することですね。
(こればかりは各地それぞれなので、自分で調べる必要があるかと思います…)
なお2023年度から18歳に引き下げる自治体は、成人式の開催をゴールデンウィークに変更して、18歳でも参加しやすく工夫してくれる場合もあるようです。
受験や就職の時期を避けた日付になるよう配慮してくれているわけですね★
これまで通り20歳で成人式を行うところは、成人式の名称を「二十歳の集い」などにして差別化するパターンも出てきています。
成人式は地元から離れた場合どこで出席すればいいの?
これも結構疑問ですよね。
実家から遠くはなれていて、地元の成人式に行きたいけど参加できるのかな?なんて、思う人は結構いると思います。
基本的には、現住民票の届け出をしているところの成人式に出席することになります。
成人式の案内は住民票がある役所から届けられるので、言うなれば住民票がある場所が成人式の会場となるのです。
…しかし、昔の友達との再開や同窓会を楽しみにしているなら、どうしても地元の成人式に参加したい、という人はいるでしょう。
この場合、地元の成人式を主催している自治体に理由を説明して問い合わせをすれば許可されることがあります。
実際、成人の日の前日である日曜日に成人式を移す所は、帰省する新成人に配慮するという意図がありますからね。
参加できるかどうかは場所によるとしか言えませんが、まずは地元の役所のHPなどを確認してみましょう。
成人式は行かなくてもいいの?
仰々しいのが苦手とか、もうすでに就職していて仕事で行けないとか、いろんな理由で成人式に行かない人はいるみたいですよ。
大学生でも、試験勉強で忙しかったりすれば、時間が惜しくなりなかなか行くのが難しかったりすると思います。
あとは、地元に住んでてもあまり同級生たちと会いたくないとか、いい思い出がなかったりすると行くのが辛くなっちゃいますからね。
成人式の出席率の割合としては50~70%くらいと言われているので、多くて半分の人が成人式に行っていないということです。
あれ?結構行かない人多いですね。(笑)
実は私も、成人式に行かなかったタイプです。
地元の同い年にあまり仲のいい人はいないので…あとは昔から人の集まりがとても苦手。^^;
行きたいという気持ちはわずかにも無かったので、後悔とかはないですね~
なんらかを記念に残したいなら、振り袖だけ着て、写真を撮るだけでもいいと思いますよ。
とくに女の子の親御さんは成人式の晴れ着姿を見たい、という方も多いですからね。
みんなは行っているようだから、自分も式に参加しなきゃ!なんて思わなくてもいいんです。
成人式に行くか、行かないかは実際の所自由で、強制されているわけではないですからね。^^
ただ、行かないと後悔しそう…と迷う気持ちが多少でもあるなら、一生に一回の行事なので、行っておいたほうが良いと思いますね。
なんでもそうですが、迷う場合は行って後悔!やって後悔!ですよ。(笑)
2024年は新型コロナウイルスの影響はある?
例年通りであれば開催日は先に説明したとおりなのですが、成人式は人が集まる行事なので、2021年からは新型コロナウイルスの影響で従来の内容から変更された場合が多かったです。
例えば屋外での開催にしたり、式典を2部制や3部制(2・3回に分ける)にしたりなどして、感染リスクを抑えて開催されていましたね。
2024年は世間の状況によると思いますが、具体的にどんな対応になるかはお住まいの地域によって違うので、成人式に参加する予定の市区町村のHPで確認するのが一番です。
2023年3月からマスク着用が自由化されたのもあって、対応が少し変わる可能性もあるかもしれません。
ただ落ち着いているとは言えない状況である限りは、引き続き感染対策をする自治体が殆どになると思いますね。
成人式の日付まとめ
成人式は1月の成人の日に行われるのが一般的ですが、前日のところもあったり、大型連休に行われるところもあったりします。
年齢に関しても18歳から行われるところも一部ありますので、まずはご自分の地域の自治体のホームページなどから、開催日や参加年齢を確認しましょう。
20歳での参加の方は、思い入れがなかったりすれば無理して行く必要はありません。
ただ、昔の同級生たちと会いたいな~などという気持ちがあるなら、後悔しないようにぜひ参加してきてください。
仲が良くてもしばらく会っていない同級生とは、積もる話もあるでしょうからね。(^^)
成長するに連れて自然と合わなくなってしまった昔の同級生たち、現在はどうなっているでしょうね…。
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