プレゼントにはお花は欠かせない存在です。敬老の日にも贈りものとしてお花を用いたいということは多くあると思います。
でも、ただ色や華やかさだけで選ぶのではなく、せっかくなら何の花が定番なのか知りたいですし、敬老の日にふさわしい花言葉を持った花から選びたいものですよね。(^^)
今回は敬老の日の定番のお花と、おじいちゃん・おばあちゃんに似合う花言葉を持ったお花を紹介していきたいと思います。
<内容>
- 敬老の日定番のお花1種
- おすすめのお花9種
- プリザーブドフラワーにするのもアリ
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1:敬老の日の定番の花は「リンドウ」
<リンドウの花言葉>
- 正義
- 勝利
- 誠実
- 愛情 など
敬老の日に定番とされているお花は、紫や青などの花を咲かせる「リンドウ」です。
昔から紫というのは位が高い人が身につける色とされていたので、紫がかった色の花をつけるリンドウは、尊敬できる相手に贈るのにぴったりだったのです。
また、リンドウの根には薬効成分があります。
それによって健康でいて欲しい、長生きして欲しいという意味が込められるので、この点も敬老の日に送られる理由の一つとされます。
リンドウはちょうど敬老の日がある9月に開花期を迎えます。
正面から見ると星型に見えて、かわいらしい花姿をしています。
敬老の日に贈るなら、由来からして紫が一番ふさわしそうですね。
おすすめの敬老の日の花
では、ここからはリンドウの種類もひとつ含めておすすめの花を紹介します。
プレゼントとしての定番や、敬老の日に似合う花言葉を持ったお花をまとめていますよ。(^^)
2:胡蝶蘭(コチョウラン)
<花言葉>
- 幸福が飛んでくる
- 純粋な愛
コチョウランは贈りものとして定番のお花です。もちろん敬老の日でもおすすめです。
なんといっても花言葉に「幸福が飛んでくる」という素晴らしい意味があるので、開店祝いや還暦などのお祝いでも人気です。
この意味は、蝶が飛んでいるような花姿に由来しているのだそうです。
コチョウランは私の家でも飾っていたことがありましたが、威厳と存在感を持ち合わせた立派なお花ですよ。(^^)
年配者に贈るにもピッタリだと思います。
3:デルフィニウム
<デルフィニウムの花言葉>
- 高貴
- 清明
- あなたは幸福をふりまく
デルフィニウムには爽やかな色から「清明」、そして敬老の日にもぴったりな「高貴」という花言葉が付いています。
「あなたは幸福をふりまく」は結婚式のサムシングブルーによく用いられることから付いたのだそうですが、敬老の日でも、周りを明るくしてくれるような祖父母なら似合うのではないでしょうか?(^^)
すがすがしい色をしているので、見ているだけで涼しくなりそうですね。
4:おもと(万年青)
<おもとの花言葉>
- 長寿
- 長命
- 崇高な精神
- 母性の愛
おもとは観葉植物で、一年を通して緑が色あせないことから漢字で「万年青」と書きます。
いつでも青々としているので「長寿」といった花言葉が付き、家が万年栄えると言われるので引っ越し祝いにも人気です。
また、葉っぱに包まれるように赤い実ができる様子から、「母性の愛」という意味も付いています。
常に青々としているのに加えて赤い実を付けるというのは、ずいぶん縁起が良さそうな印象ですよね。
花束にするようなものではないですが、観葉植物が好きな祖父母にいいと思います。^^
5:カスミソウ
<カスミソウの花言葉>
- 感謝
- 親切
- 幸福
- 無邪気
「感謝」の花言葉を持つ花は、身近な人にも贈りたいですね。
おじいちゃんやおばあちゃんにも、お世話になる・面倒を見てもらうことがたくさんあると思いますので、ありがとうの意味を込めて。^^
カスミソウは、他の花を引き立たせるのにとくに向いているお花です。
花束で定番のバラや、悪い意味がないガーベラなどと組み合わせるのがいいかもしれないです。(*^^*)
6:センニチコウ
<センニチコウの花言葉>
- 不朽
- 永遠の恋
- 不滅
- 永遠の命
センニチコウには、「不滅」や「不朽」「永遠の命」などといった果てしない時間を感じさせる意味がたくさんついています。
いつまでも長生きでいて、という意味を込めて、敬老の日に贈るのが良いのではないでしょうか。(^^)
花期が長い上に、花を摘んでも鮮やかな色が落ちないので、「センニチコウ(千日紅)」という名前がついています。
7:アマランサス
<アマランサスの花言葉>
- 不老不死
- 不滅
- 粘り強い精神
- 心配ご無用
「アマランサス」という名前は、ギリシャ語の「アマラントス(しおれることがない)」から来ているのだそうです。
さすがに「不老不死」は無理かもしれませんが(汗)、「不滅」などの意味は敬老の日にも似合うと思います。
アマランサスはカルシウムや鉄などの栄養価が高いので、雑穀として食べられることが多いです。
健康食品として贈るのもいいかもしれないですね。(^^)
8:サルビア
<サルビアの花言葉>
- 良い家庭
- 家族愛
- 尊敬
- 知恵
サルビアは花壇などでよく植えられているポピュラーな花なので、誰しもが一度は見たことがあると思います。
意味には「家族愛」や「良い家庭」などがあって、これはいっしょに過ごす時間の多い家族にぴったりですね。(^^)
また、「知恵」や「尊敬」といった花言葉は、たくさんのことを知っている年長者によく似合う意味だと言えるでしょう。
9:ユリ
<ユリの花言葉>
- 純潔
- 無垢
- 威厳
美しい花の定番がユリの花。花言葉の通り威厳があって品を感じさせるお花です。
香りが強いので祖父母が苦手な場合は避けたほうが良いですが、見栄えはかなりするのでおすすめなお花です。
白のユリは仏花のイメージを持っているかもしれないので、色がついたものをチョイスすると良いかもしれないですね。
なお、ユリは色別でも意味があります。
- 白:純潔・威厳
- オレンジ:華麗・愉快・軽率
- 黄色:偽り・陽気
- 赤・ピンク:虚栄心
こう見ると白が一番いいんですけどね。^^;
色をたくさん組み合わせて贈ったり、他の花と合わせて花束にすれば誤解を与えないかなと思います。(単体はやめたほうが良いかも)
10:白寿(リンドウ)
リンドウの種類のひとつですが、青と白のストライプ模様のついた「白寿」というリンドウは長寿のお祝いにおすすめです。
百という字から一をとると「白」になるので、99歳のお祝いを白寿と呼びます。
このお祝いと同じ名前のお花というのは、敬老の日にぴったりだと思いませんか?(^^)
99歳の祖父母へはもちろん、いつまでも長生きしてねという願いを込めて、白寿のリンドウを送るのもいいと思います。
プリザーブドフラワーにする手段もあり
生花はどうしても枯れるのが早いですが、プリザーブドフラワーを選べば長くその花姿を楽しむことができます。
プリザーブドフラワーは生花が長持ちするよう特殊加工を施したもので、素材が本物の花なので見栄えも生花とほとんど変わりません。
長期で花の美しさを楽しめることにかけて、「ずっと元気でいてね」という意味を込めるのも良いのではないでしょうか。(^^)
敬老の日に贈る花まとめ
プレゼントで定番の花や、花言葉から敬老の日におすすめのお花を紹介しました。
気に入ったものはありましたでしょうか。(^^)
一番いいと思うのは祖父母が好きな花を贈ることだと思うので、リサーチができるならしておいてもいいと思いますね。
また、定番の花として今回「リンドウ」を紹介しましたが、色別の花言葉もあります。
リンドウを敬老の日に贈ることを予定しているなら、こちらのページもご覧になってみてくださいね。