恵方巻きの具材には決まりがない!?7種類の意味や由来は?
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“恵方巻きの具材って何をつかうの??“

 

全国にしっかりと浸透しつつある恵方巻き、あの長い太巻きをみんなが無言になって食べる様子を想像すると笑いがとまりません。(笑)

 

ご自宅でつくろうと考えれば、「もしかして使う具材決まってる?」なんて気にするのは当然!

料理においての食材の内容というのは、おいしく作るために大切なことですよね。(*^^*)

その際は7種類の具をつめて巻くのが縁起がいいとされているのだとか…。

 

この記事では、

  • 恵方巻きの具材にはどんな食べ物をつかうの?決まりは?
  • 「7種類」の具を巻く理由は?
  • 具は7種類でないとだめなの?
  • いろんな恵方巻きの具の例は?

 

といった疑問に対しての答えをまとめています。

 

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  恵方巻きにおいては食材の決まりはない

恵方巻きで使われる具において、実は「これを使わなければいけない」という食材の決まりはありません

恵方巻きはひとつの有力な説として、江戸時代に大阪の商人たちが商売繁盛を願って食べたことから由来していると言われています。

なので恵方巻きに定番として使われる食材は、日本でも昔から食べられているものが主となっているようです。

 

定番の具材は以下のようなものです。

  1. うなぎ
  2. たまご
  3. しいたけ
  4. きゅうり
  5. かんぴょう
  6. 桜でんぶ
  7. レタス(またはみつば)

かんぴょうとか、きゅうりとか、海苔まきによく使われる食材ですね~…うなぎは少し贅沢かも。

で、「なぜこれらが定番なのか!?」…というのは、調べても由来が見つかりませんでした…。

これら以外に何を使おうと自由ということになるのですが、できれば7種類でつくるといいそうですよ。

 

  恵方巻きに7種類の具をまくのはなぜ?

恵方巻きに7種類の具材をつかうのは、福の神として知られている「七福神」に由来していると言われます。

商売繁盛などの幸福を願い、7つの食材を使い海苔巻きにすることで「福を巻き込む」という意味合いがあるのだそうです。

 

七福神にはその名の通り7人の神さまがいて、

  1. 恵比寿天:商売繁盛や大漁、五穀豊穣の神さま
  2. 大黒天:商売繁盛や農業の神さま
  3. 毘沙門天:財宝や戦いの神さま
  4. 弁才天:商売や音楽、芸術を司る神さま
  5. 福禄寿:健康長寿や財産、子宝の神さま
  6. 寿老人:健康や長寿、幸福の神さま
  7. 布袋尊:子宝や繁栄、夫婦円満の神さま

 

これら七福神のご利益にあやかりたいと、7種類の具が使われるのです。

もしかしたら、それぞれの神さまに由来する恵方巻きの具材があるのか!?と思いましたが、調べてもとくにそういった食材はない様子です。^^;

あくまで「7種類」という数を使用するのがポイントのようですね。

 


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個人的なイメージですが、七福神を食べ物に例えて、

  • 恵比寿天:タイ、魚(大漁のご利益があったり、鯛を持っているので)
  • 大黒天:シャリ(米俵に乗っているので)
  • 毘沙門天:カツ(戦闘に勝つ。笑)・かんぴょう(細長くて、ムチみたいで戦闘に使えそう。笑)
  • 弁才天:紅しょうが、かにかまぼこ(女性の神さまで紅一点なので目立つ色合いの食べ物)
  • 福禄寿・寿老人:えび(長寿できると言われていて縁起がいい)
  • 布袋尊:いくら(繁栄の意味を込めて)・油揚げ(袋にできるので)

ってどうでしょうか。(笑)

 

補足として、布袋尊(ほていそん)は大きな袋を背負った姿で描かれている神さまです。

思ったのですが、弁才天の紅しょうがをいっぱい入れてしまったら全部食べるのはなかなかキツそうですよね。(^^;)

さすが女性…辛さとアクセントを加えてくれます。(笑)

 

  具は必ず7種類なの?

七福神にちなんで食べるなら7種類入れるのがいいのかもしれません。

しかし、コンビニなどで市販されているものは具の数が7つでない恵方巻きも多くあります。

少なめの3種類や5種類だったり、逆に多くなって9種類や8種類の恵方巻きもあります。

 

なので具の数は「ぜったいに7種類でなければならない!」というわけではありません

食べやすく食材を少なくしたり、ボリュームたっぷりに10種類!とかにしてみてもいいと思います。(笑)

 

恵方にむかって食べることで、身体に福を取り入れることができますよ。

 


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  いろんな具の組み合わせ例

基本的に、はじめて作るなら先に紹介したような7種類の食材でつくるのがいいのかな~って感じですが、ぶっちゃけ使う食材は自由です。(笑)

なのでアレンジすればお好みの恵方巻きを作ることができますよ。

<海鮮恵方巻きの具材例>

  1. まぐろ(ネギトロ)
  2. うに
  3. 卵焼き
  4. ホタテ
  5. タイ
  6. サーモン
  7. タコ
  8. イクラ
  9. イカ
  10. 大葉
  11. アボカド
  12. キュウリ

さっぱりとした魚介を使用した恵方巻きの例です。

魚や貝をメインとして、彩り的にきゅうりか大葉はどちらかひとつは入れるといいと思います。

アボカドはしょうゆと合い、まったりとした口当たりになるので、個人的には海鮮恵方巻きにもオススメな食材です。(笑)

 

<チキン・生姜焼き入り恵方巻きの具材例>

  1. 照り焼きチキンor生姜焼き
  2. キュウリorキャベツ
  3. 玉子焼き

照り焼きチキン(生姜焼き)の恵方巻き、3品をそのまま巻いてもおいしいと思います。

キュウリは水分のおかげか口の中にうるおいを与えてくれますので、こってりしたお肉と組み合わせるならグッドな食材です。

 

<サラダタイプの恵方巻きの具材例>

  1. レタス
  2. きゅうり
  3. 卵焼き
  4. カニカマ
  5. ツナ
  6. オクラ
  7. アボガド

恵方にむかってまるごと食べるなら、サッパリ目のきゅうりやレタスなど野菜が多めに入った恵方巻きが食べやすいと思います。

こってりしたものが多く入ると、うぇ…ってなったりしますからね。(^^;)

ただ野菜だけだと味気がないので、アクセントにカニカマや卵焼き、まろやかな口当たりになるアボカドを入れたりするとおいしいです。

 

<子どもが好む具材例>

  1. ツナ
  2. かまぼこ
  3. カニカマ
  4. チーズ
  5. エビフライ
  6. まぐろ、ねぎとろ
  7. サーモン
  8. エビ

子どもが好んで食べるのはこちらのような具材。

ツナをたっぷり入れればツナおにぎりのようになり(笑)、まぐろをメインにすれば、酢飯とあいまってまぐろのお寿司のような恵方巻きになります。

具が自由な恵方巻きなので、お子さんが好きなおかずを巻いちゃっても良いと思いますね~^^

 


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  恵方巻きの具材まとめ

7種類の具材、といってもとくにこれといった決まりはありません。

むしろ数でさえ必ずしも7つでなければいけないというルールはありませんので、恵方巻きって中に使う食べ物は本当に自由です。

 

今回紹介したような具材の例以外にも、ビビンバ風やからあげ巻き、ローストビーフ巻きなどなんでもアリです。

なんと海苔巻きの代わりにロールケーキを恵方に向いて食べるということもあるらしいので、なんかもう好きにつくっちゃってください。(笑)

(たしかに似てるけどね!!)

 

恵方巻きの正しい食べ方、把握していますか?

ベストな時間帯とか、一通り知っておいてもいいと思いますよ。

 

そばけんちん汁も節分の食べ物と言われています。

恵方巻きといっしょに夕飯に準備してもいいかも。(笑)

 

 


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