山の日とは?なぜ祝日になったの?8月11日の由来と意味【2024】

「新しい祝日の山の日っていつからできたの？」

「なぜ8月11日になったの？」

国民の祝日として、新しく制定された8月の山の日。

その趣旨は「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」というものですが、どうして出来たのかよくわからない人も多いのではないでしょうか？

 

2015年まで6月と8月に祝日はなかったのですが、山の日ができたことで2016年からお休みが増えることになりました。

そんな山の日がいつからできたのか、またなぜこの祝日がつくられたのかを今回は書いていきたいと思います。

 

 

  山の日の日付はいつ？

山の日は、現在のところ固定して毎年8月11日で、曜日としては以下のようになっています。

地域や企業にもよりますが、基本的にお盆休みの期間は8月13日～16日となります。

山の日の登場により、場合によっては土日と合わせて連休が増えるということもあります。

 

  山の日はハッピーマンデー制度の対象になる？

ハッピーマンデーとは、祝日を本来の日付から月曜日に移動する制度のことです。

祝日を月曜日に移動することで土日と合わせた3連休とし、休みをゆっくり過ごしてもらおうという目的があります。

あとは休みが3日連続あることで、心置きなくお出かけができるので、経済効果を期待できるというのもあるでしょうね。

マンデー（Monday）は月曜日なので、幸せな月曜日？という意味…かはわかりません。（笑）

 

たとえば、海の日は1996年に施行されて本来の日付は7月20日ですが、2003年からはハッピーマンデーで7月の第3月曜日になったのです。

現在のところ、山の日はハッピーマンデー制度の対象にはなっていませんので、固定して8月11日です。

  「山の日」の祝日が始まったのはいつから？

山の日は制定されたのが2014年5月で、実際に祝日としてはじまった（施行された）のは2016年です。

制定されてから実際に始まるまで、ある程度期間があるのは、

という理由があります。

祝日は日本に住んでいる人全員に影響するものなので1はわかるとしましょう。

でも、2って不思議ですよね。（笑）

 

これは、翌年のカレンダーができるのが毎年2月なので、山の日が制定された5月では間に合わないんです。

つまり2015年のカレンダーに山の日を書いておくことはできないので、2016年からのスタートとなったのです。

 

  山の日が「8月11日」になった理由・由来は？

山の日は6月上旬か、あるいはお盆の前にするかなど、いろんな意見があったようです。

6月は山開きをするところが多いというのが理由だったそうですが、企業などから反対意見が多かったそうなんです。

 

なので最終的に有力となったのはお盆休みと合わせやすい8月12日だったのですが、この日は死者をたくさん出した航空事故「日本航空123便墜落事故」と重なります。

痛ましいこの日を国民の祝日にするのはどうか？ということで、前日の8月11日になったのです。

 

この時期は夏山シーズンで登山に適するという理由もあり、季節的にもふさわしかったんですね。＾＾

 

  山の日が制定された由来

山の日は、日本山岳会など山を愛する団体が活動したことからスタートしました。

日本は、海だけでなく山にも囲まれていて、どちらの文化も欠かすことの出来ない自然の姿をしています。

「海の日」があるのになぜ「山の日」がないのかと思い、新たに山の日を作ろうと取り組んだのです。

 

  おまけ：8月11日は「きのこの山の日」でもある！？

この山の日に、なんとお菓子メーカーの明治が便乗して8月11日を「きのこの山の日」として申請したのだそうです。

もう認定もされているそうですが、「たけのこの里」は唇を噛む思いではないでしょうか…。(^o^;)

 

せっかくなので、山の日にはきのこの山を食べてみるのも良いかもしれないですね。ヽ(｡・ω・｡)ノ

  山の日の由来まとめ

お盆休み間近に祝日としてある山の日。

本来なら8月12日がよかったんでしょうけど、理由が理由なので少し中途半端な8月11日になったんですね。(＾ω＾)

 

これで8月にもお休みが増えて、嬉しく思う人も多いのではないでしょうか～。

いずれは、6月にも祝日ができてほしいものです…。（笑）

 

お盆休みは普段なかなか無い、長いお休みです。（夏休みの小学生から大学生はのぞいて）

いざ長期休暇が来ると、何をすればいいかな？って暇をもてあます方もいらっしゃいますよね？

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