父の日のためにプレゼントを用意すると、のしを付けることを考える人もいると思います。
のしがあるとしっかりした印象になりますので、プレゼントの見た目を重視する場合は必要ですよね。
「父の日のプレゼントの表書きはどうするのか、どんな種類の水引を使うのか」
今回は、父の日ののし紙のマナーについてまとめていきます。
<このページに書かれている内容>
- 父の日のプレゼントにのしは必要なのか
- 父の日プレゼントの「のし」:水引のマナー
- 父の日プレゼントの「のし」:表書きの種類
- 「のし」のテンプレートを無料ダウンロードできるサイトを紹介
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そもそも父の日プレゼントにのしは必要なの?
のしは改まった印象をうけるので、自分の父親のように近しい人に贈るときは「のし」はなくてもいいといえます。
また、父の日はアメリカから伝わった行事なので、必ずしも「のし」をつけるというルールもありません。
なので、遠慮する必要のないお父さんであれば、無理にのしをつけなくてもいいでしょう。
普通のプレゼント包装で済むなら、それで大丈夫です。
ただ、厳格なお父さんだったりすれば形式はきちんとしたほうがいいと思われますので、この場合「のし」はあったほうが良いでしょう。
以下から「のし」の選び方について紹介していきます。
父の日の「のし」のマナー
水引の色と本数、結び目
まず、水引の色についてですが一般的には紅白を選びます。
赤金も慶事用なので、父の日に使用してもとくに問題はないと思います。
あとは、白黒は弔事なので選ばないように注意ですよ。(^^;)
水引の本数についてですが、5本が基本形です。
7本は5本をより丁寧にした本数となり、基本的には父の日なら5本でいいかと思います。
結び目は主に2種類あるのですが、父の日ではコチラの蝶結びがいいでしょう。
蝶結びはほどきやすく簡単に結び直せることから、何度あっても良いお祝いに使われます。
一方でコチラは結びきりといって、結び目が固く、解くのが難しいことから、1回きりにしたいお祝いなどに使用されます。
※画像はのし袋ですが、のし紙でも同じです。
たとえば、弔事や結婚祝い、お見舞いなどです。
固い結び目には「繰り返さないように」という意味が込められているのです。
父の日のプレゼントは何回あってもいいことですから、蝶結びが適します。
表書きの種類
上段
まずは水引を境にした上段の表書きです。
じつは、父の日の表書きには「必ずこのように書く」という決まりがないので、それっぽい感じになればいいかなと思います。
例としてよく使われるのは、
- 感謝
- 父の日
- お父さんありがとう
- 御祝
などです。
入れるとこんな感じ。
基本的には「感謝」、入れ方にこだわらない場合は「父の日」がいいかと思います。
下段
下段には名前を入れます。
普通だと名字を書くのですが、お父さんに贈る場合は親しい間柄なので下の名前で構いません。
名前を書くときは、上段の表書きより少し小さめにすることを意識しましょう。
あとは夫婦連名の場合もよくありますね。
その場合はこんな感じで、並べて名前を入れましょう。
旦那さんが右、奥さんの名前が左に来るように書いてください。
父の日なら「無地のし」でもOK
「無地のし」とは、紅白蝶結びの「のし紙」で表書きを略した(何も書かない、または送り主の名前だけを書く)ものです。
贈りものの箱などに感謝の言葉が書いてあったりする場合は、表書きまでする必要はないので、この無地のしを選ぶのがおすすめです。
あとは、包装紙だけでは少し敬意が足りない気がするけど、かといってしっかり表書きをするのも仰々しい気がする、という場合にも使えます。
<無地のしを使うケース>
- 表書き・自分の名前を入れると少し仰々しい気がするとき
- 包装紙だけでは簡易・敬意が足りない気がする場合 など
父の日だとそこまでかしこまる必要はなかったりするので、そういうときは「無地のし」を活用してみてください。
父の日「のし」のテンプレートを無料ダウンロードできるサイト
父の日テンプレートを印刷できるサイトを紹介します。
オススメはコチラです。
紅白または赤金の蝶結びの「のし紙」をサイズごと(A判・B判それぞれ)にダウンロードできますよ。
のしをつけるときに活用してみてください。(^^)
父の日のしのマナーまとめ
父の日には基本的に「のし」はいらないのですが、きちんとした贈り方をしたいときは付けると良いでしょう。
結構固いお父さんとかいますからね。^^;
紅白の蝶結びで「無地のし」にするか、表書きを入れるかはお父さんとの関係によって判断してみてくださいね。
あとはメッセージカードをつけるのもおすすめです。
プレゼントに添えられるといいですよね。(^^)
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