バレンタインといえばチョコレートですが、別のお菓子を渡したい!なんて思う人もいらっしゃいますよね。
チョコレートだとあまりにも定番すぎてありふれているし、ちょっと趣向を変えて違うお菓子をチョイスしようかな…って感じで。
しかし、バレンタインに渡すお菓子には意味が含まれているものも存在します。
そのため、何も考えずに選んでしまうと相手に誤解されてしまうかも?しれません。
なので今回は、バレンタインに渡す際に注意したい意味があるお菓子を紹介していきたいと思います。
意味によって渡すのに合う相手(義理、友達、本命など)というのもありますので、関係によってプレゼントするお菓子を変えてみるのもいいと思いますよ♪
今回、具体的にまとめているお菓子は、
- クッキー
- アメ(キャンディ)
- マカロン
- カップケーキ
- キャラメル
- マドレーヌ
- バウムクーヘン
- マロングラッセ
- マシュマロ
- グミ
- ドーナツ
- ティラミス
- 金平糖
- チョコレート
となります。
また、特に意味を持たないお菓子というのも紹介しますので、相手を選ばないお菓子がいいときはコチラを参考にしてみてくださいね。
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バレンタインの14個のお菓子の意味
1:クッキー
チョコレート以外のお菓子…ってなるとすぐに思いつくのはクッキーではないでしょうか?
クッキーには「友達でいよう」という意味があります。
サクッとして軽い食感であることから軽い関係のままという意味、また簡単で一度に数が多く作れて楽だから、といった部分が理由としてあるようです。
ですので、クッキーを渡すのに適する相手としては義理や友達ということになります。
<クッキーの意味と渡すのにおすすめの相手>
- 意味:「友達でいよう」
- 相手:義理、友達
2:アメ(キャンディ)
キャンディは手に入れやすいお手頃な価格のものも多いですが、「あなたが好き」「長く続く関係でいたい」といった意味があります。
キャンディというのは口に入れるとなくなるまで時間がかかり、長く楽しめるお菓子であることが由来としてあります。
恋人として長い関係を持ちたい場合はもちろんですが、個人的には友人として好きな相手にあげるのもアリじゃないかな~と思ってます。
いつも相談に乗ってもらっている友達とか、これからも長く続くと良いですよね。(*^^*)
(ですが、多くいる義理の相手に渡すというのは適さないかなと思います。)
<キャンディの意味と渡すのにおすすめの相手>
- 意味:「あなたが好き」「長く続く関係でいたい」
- 相手:恋人、本命、仲のいい友人
3:マカロン
マカロンというとワンランク上のお菓子ってイメージがありますね。
そんなマカロンの意味は「あなたは特別な存在」です。
そうそう日常で頻繁に食べるというお菓子ではなく、高級感もあることからこの意味が付けられたとされています。
たまにコンビニでも売ってはいるものの、基本的にはデパートや専門のお菓子屋さんで買うものですので、特別感があるのではないでしょうか。(*^^*)
この意味だと適する対象としてはキャンディと同じ感じだと思います。本命、恋人にはベストですね。
また、普段から特別お世話になっている人とか、とくに仲がいい友達なんかも良さそうです。(特別な相手にはいいチョイス)
逆に義理には合わないですね。
<マカロンの意味と渡すのにおすすめの相手>
- 意味:「あなたは特別な存在」
- 相手:本命、恋人、特別お世話になっている人・友達(特別な相手)
4:カップケーキ
カップケーキはマカロンと同じで、「あなたは特別な存在」という意味です。
ちなみにカップケーキとマフィンは見た目がよく似ていますが、違いとしてはカップケーキがケーキの一種、マフィンはパンの一種とされています。
材料や食感も違いがあり、カップケーキはカップサイズのケーキなので、生地がスポンジ状になっている場合が多く、フワフワで軽い食感です。また、材料にはバターを使うことが多くなっています。
一方でマフィンはカップケーキと比べると生地がしっとりしており、ずっしりとした重量感があります。材料にはバターを使う場合ももちろんありますが、通常はオイルが使用されます。
マフィンはパンなので、甘いタイプだけでなくしょっぱいタイプなど色々な種類があります。
マフィンは主に朝食で食べられますが、カップケーキというのは日常生活ではなく誕生会やウェディングといった特別な日に食べることが多くなっています。
パーティーでは、フィンガーフードと呼ばれる指でつまんで食べられる料理が好まれるので(会話に集中したり、飲み物のグラスを持っていても指で気軽につまめるなどの利点がある)、
大きいケーキよりも、小さいケーキにクリームを乗せたりデコレーションをしたもののほうが食べやすいのです。
というわけでカップケーキも義理には適さず、マカロンと同じように特別な相手にあげるというのが良いかと思います。(*^^*)
<カップケーキの意味と渡すのにおすすめの相手>
- 意味:「あなたは特別な存在」
- 相手:本命、恋人、特別お世話になっている人・友達(特別な相手)
5:キャラメル
お馴染みのお菓子のひとつであるキャラメルですが、これには「一緒にいると安心する」という意味があります。
普通のキャンディは割とサッパリとした甘さですが、キャラメルはしっとりとして濃厚な甘さ、寄り添うような温かい感じがします。
また、どことなく懐かしいような印象もありますね♪
意味を考えると、そのままですが一緒にいると安心する人であれば誰にでも贈ってOKではないでしょうか。
あまり深い仲でなくても、そばにいるとなんとなく安心する人っていうのもいますからね。(*^^*)
<キャラメルの意味と渡すのにおすすめの相手>
- 意味:「一緒にいると安心する」
- 相手:本命、恋人、友達など(安心する相手)
6:マドレーヌ
続いては焼き菓子の定番であるマドレーヌですが、コチラには「もっと仲良しになりたい」「円満な関係」といった意味があります。
マドレーヌは貝殻のカタチが基本です。貝は2枚の貝殻がぴったり合わさるので、円満さやくっつくような親密さをイメージさせるので、このような意味がついたとされます。
積極的に知りたい相手に贈ると良いと思います。気になる異性はもちろんですが、出会って時間が経っていない友人とかにも合いそうですね。
<マドレーヌの意味と渡すのにおすすめの相手>
- 意味:「もっと仲良しになりたい」「円満な関係」
- 相手:恋人、本命、友人
7:バウムクーヘン
輪っかのカタチが特徴でしっとりとした口当たりが美味しいバウムクーヘンには、「幸せが重なって長く続くように」という意味があります。
もともとバウムクーヘンは縁起がいいと言われているお菓子で、結婚式にも用いられます。
というのも幾重にも重なった層が繁栄や長寿の象徴である年輪のように見えて、夫婦が「いつまでも仲良しで、年月をいっしょに重ねていけますように」といった願いが込められています。
(ちなみにバウムクーヘンは、ドイツ語で「木のケーキ」という意味です)
なので、本命と言うよりは夫婦向けのお菓子かなという感じです。また、長く付き合っている恋人で結婚を考えているくらいの相手であれば、ベストなお菓子と言えるでしょう。
<バウムクーヘンの意味と渡すのにおすすめの相手>
- 意味:「幸せが重なって長く続くように」
- 相手:夫婦、恋人
8:マロングラッセ
日本ではあまりポピュラーなお菓子ではありませんが、マロングラッセには「永遠の愛を誓う証」という意味があります。
紀元前の頃、遠征を重ねるアレキサンダー大王がマケドニアに残した妻ロクサーヌに贈ったのがマロングラッセであったことから、ヨーロッパでは永遠の愛の証として男性が女性へマロングラッセを贈る習慣があります。
バレンタインでは女性から男性へ…というのが日本なので、どちらかっていうとホワイトデーのお返しでほしいですね。(笑)
意味が結構大きいので、これは夫婦や結婚が決まっているカップルにふさわしいお菓子と言えるでしょう。バウムクーヘンと同じ感じですね♪
<マロングラッセの意味と渡すのにおすすめの相手>
- 意味:「永遠の愛を誓う証」
- 相手:夫婦、恋人
9:マシュマロ
ふわふわで柔らかいマシュマロには、なんと「あなたが嫌いです」という意味があります。
なぜこのような意味がついてしまったのかというと、マシュマロはキャンディと真逆で口に入れるとすぐに溶けてなくなることから、そのくらいの(長続きしない、早く忘れたい)関係という解釈になったからとされています。
ただ、チョコ入りのマシュマロに関しては「純白の愛で包む」という意味になります。
なのでもしマシュマロを選びたい時は、中にチョコレートが入ったものを選ぶといいかもしれません。
意味もそうですがチョコがプラスされることで、バレンタインらしくなるという利点も。(*^^*)
<マシュマロの意味と渡すのにおすすめの相手>
- 意味:「あなたが嫌いです」
- 相手:基本はあげないほうが良い
10:グミ
手軽なお菓子の定番グミですが、「嫌い」という意味になるそうです…。
なぜこのような意味が付いたのか、由来が不明ですが…うーん、グミって贈り物に使うというより、スーパーやコンビニのお菓子コーナーに売っているような子どもっぽい・安っぽいイメージがあるので、手抜きのように感じられるのかも知れません。(・ω・`;)
チョコレートなどと比べて良いものが売っている、というイメージがあまりないお菓子ですが、探せばきちんとしたものもあります。
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彩果の宝石はグミというかゼリーというか?粒なので見た目はグミですが、公式ではゼリー菓子という扱いになってます。
お粗末な感じはしないので、おすすめのお菓子。
<グミの意味と渡すのにおすすめの相手>
- 意味:「嫌い」
- 相手:基本はあげないほうが良い
11:ドーナツ
ドーナツには特に深い意味がないともされますが、アメリカではバレンタインにドーナツを贈る人も多くいます。
中央に穴の空いたドーナツには「hole」と「whole」をかけ、I like you a hole bunch.(あなたが大好き)といった意味があります。
holeとwholeは発音が同じで「hole」は穴、doughnuts hole(ドーナッツ ホール)で「ドーナッツの穴」という意味になります。
「whole」は全体という意味ですが、bunchとつなげて大いに・とても(a whole bunch)となります。
そして、I like youは「あなたが好き」との意味なので、文をつなげることで「大好き」になるのですね。(*^^*)
恋人や本命にふさわしいお菓子です。
<ドーナツの意味と渡すのにおすすめの相手>
- 意味:「あなたが大好き」
- 相手:恋人、本命
ちなみに日本では見かけませんが「マル(○)=アルファベットのO(オー)」と「バツ(×)=アルファベットのX(エックス)」のカタチをしたドーナツというのがあります。
これはひとつの説でXが唇と唇がくっついている様子=キス、Oが腕を回し合っている様子を上からみた姿に似てる=ハグ、となり、XOXOで「ハグとキス」との意味があるとのことです。
また、輪っかのカタチは「和」をイメージさせるので、解釈によっては集団として調和が大切な学校・職場での義理でもいいかもしれませんね。
12:ティラミス
ちょっと大人味のスイーツであるティラミスは、イタリア語で「私を引っ張りあげて」「私を元気付けて」といった意味があります。
一説では昔、イタリアで夜遊び前に女性が男性にティラミスを強壮剤としてふるまっていたことが由来としてあるようです。
(ティラミスには卵のタンパク質、少量のアルコール、砂糖や乳製品などの高いカロリーが含まれているので、当時強壮剤になると信じられていたようです)
つまりは女性から男性に向けて「私を気にかけてよ」「私を元気にして」と言っているので、味だけでなく意味も大人な色っぽいスイーツなんですね。書いててちょっと照れてきました…。(*・ω・*)
バレンタインなら恋人向けのスイーツですね。
<の意味と渡すのにおすすめの相手>
- 意味:「私を引っ張りあげて」「私を元気付けて」
- 相手:恋人
13:金平糖
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星のようなきらめきが美しい金平糖ですが、これには「あなたの事が好き」という意味があります。
キャンディーと同じで、口に入れると長く味わえることから来ているようです。
なのでこれも本命・恋人向きですね♪
<金平糖の意味と渡すのにおすすめの相手>
- 意味:「あなたの事が好き」
- 相手:本命、恋人
14:チョコレート
バレンタインといえばチョコレートですね。
バレンタインにチョコを渡すことに意味はありませんが、ホワイトデーにお返しとしてもらう場合に限り「あなたの気持ちをそのままお返しします」という意味があります。
なおチョコレートと言ってもお菓子の種類は多くて、ガトーショコラや生チョコなど色々ありますね。
バレンタインであげるお菓子には、チョコレートを意識したものを選ぶといいかもしれません。(チョコクッキーとか、チョコもちとか)
また、バレンタインチョコには友チョコや義理チョコなど多くの分類があります。
それぞれの意味は以下になります。
- 本命チョコ:好きな相手に贈るチョコのこと
- 義理チョコ:恋愛感情ではなく、社交辞令や義務的なものとしてあげるチョコのこと
- 友チョコ:友達(とくに女性)同士で贈りあうチョコのこと
- 強敵(とも)チョコ:男友達同士で贈りあうチョコのこと
- 逆チョコ:男性から女性に贈るチョコ
- 自己チョコ:自分が食べるために用意するチョコ(ご褒美などの目的で)
自己チョコには普段の自分の頑張りを労うという意味や、チョコを貰えなかったので自分で買って食べるといった慰めの意味もあるようです。
私は男の子同士でチョコレートを贈り合うというのを見たことがないので、強敵(とも)チョコはちょっとびっくりです。(^^;
強敵(とも)チョコは、スポーツや勉強でライバル同士が互いを認め合っていることを伝える為にあげるという話もあります。
なお、バレンタインになぜチョコを贈るのか?という部分を知りたい時はコチラをご覧くださいね。
バレンタインで特別な意味がないお菓子
ここまでいろんなお菓子の意味を紹介しましたが、次は逆に意味を持っていないお菓子の紹介です。
- プリン
- シュークリーム
- ケーキ類(チーズケーキ、ガトーショコラなど)
- 和菓子
- ゼリー など
考えるのが面倒な時は、こういった特別な意味を含まないお菓子から選んでいく方がいいかもしれませんね。
和菓子なんかはおせんべいやおかきなどもありますので、甘いものが苦手な人に贈りたいとき重宝しますね♪
ちなみにエクレアは稲妻(フランス語で「稲妻」という意味の「エクレール」が由来とされていて、焼いたときの割れ目のカタチが稲妻に似ているから、焼く際の音が落雷に似ているからなど諸説ある)、
フィナンシェにはお金持ち(忙しい金融家たちが手軽に食べられるようにと考案されたお菓子だからという説や、色や形が金塊に似ているからといった説がある)
という意味がありますが、バレンタインではとくに気にするものでもないかな~って感じですね。
ちなみにマドレーヌとフィナンシェは、マドレーヌが全卵を使用するのに対して、フィナンシェは卵白だけを生地に混ぜ込むという材料の違いがあります。
お菓子の意味と合う相手の一覧表
今回紹介した意味を含んだお菓子と、贈るのに適した相手を一覧にしてまとめてみました。
注意したほうが良いお菓子は、赤色にしています。
お菓子の名前 | 意味 | プレゼントに適する相手 |
クッキー | 「友達でいよう」 | 義理、友達 |
キャンディ | 「あなたが好き」「長く続く関係でいたい」 | 恋人、本命、仲のいい友人 |
マカロン | 「あなたは特別な存在」 | 本命、恋人、特別お世話になっている人・友達(特別な相手) |
カップケーキ | 「あなたは特別な存在」 | 本命、恋人、特別お世話になっている人・友達(特別な相手) |
キャラメル | 「一緒にいると安心する」 | 本命、恋人、友達など(安心する相手) |
マドレーヌ | 「もっと仲良しになりたい」「円満な関係」 | 恋人、本命、友人 |
バウムクーヘン | 「幸せが重なって長く続くように」 | 夫婦、恋人 |
マロングラッセ | 「永遠の愛を誓う証」 | 夫婦、恋人 |
マシュマロ | 「あなたが嫌いです」 | 基本はあげないほうが良い |
グミ | 「嫌い」 | 基本はあげないほうが良い |
ドーナツ | 「あなたが大好き」 | 恋人、本命 |
ティラミス | 「私を引っ張りあげて」「私を元気付けて」 | 恋人 |
金平糖 | 「あなたの事が好き」 | 本命、恋人 |
すでに用意してしまったときや、悪い意味のお菓子を贈りたい時はどうすればいい?
知る前に悪い意味のお菓子を用意してしまった…という場合や、相手の関係性と合わないものを準備してしまった…なんてこともあるでしょう。
あとは相手が好きなお菓子だけど、悪い意味があって贈るかどうか迷っちゃう…という場合とか。
うーん、相手が必ずしもお菓子の意味を知っているとも限らないのですが、やはり誤解されるリスクは避けたいですよね。(´・ω・`)
このようなときは、以下のような対処法があります。
- メッセージカードを添える
- 他のお菓子も混ぜる
たとえば、 マシュマロを買ってしまったとしてもいっしょにキャンディも贈ってしまえば、とくに意味を意識していないのかな?なんて感じになります。
違う種類のお菓子で、小さめのを2~3個ずつ用意して詰めちゃうとか。
またはメッセージカードを添えるのも誤解を避けるためには良いことかと思います。
たとえば一言「とても美味しそうだったので、〇〇さんに食べてほしくてこのマシュマロを選びました。ぜひ後で感想を聞かせてください。」といった感じに。
きちんと考えて選んだものは、意味よりも気持ちを先に感じられるはずです。思いを込めて書いてみてください。
バレンタインのお菓子の意味まとめ
バレンタインでチョコ以外のお菓子がいいな~というときは、意味に気をつけておきましょう。
そもそも相手がお菓子の意味を知っているのかどうかというのもありますけど、勘違いされる可能性もなくはないですからね。
ただ意味よりも相手に何が喜ばれるかな?と考えることが大切だと私は思うので、意味を調べたりしている方なら充分相手のことを思うことができているのではないでしょうか。(*^^*)
なお、お菓子にはメッセージを付けるとより良いと思います。
コチラで相手別にメッセージ例文を紹介しているので、カードを添えようと考えている方はぜひいっしょにご覧ください。↓↓
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