スイートポテトのレシピを見てみると生クリームを使用したレシピって結構多いですよね。
でも家に生クリームが常備してある家庭なんて、お菓子を作るのが習慣になっていないと、中々ないのでは?と思います。(^_^;)
かく言う私の家でも、冷蔵庫を見てみれば生クリームなんて影も見当たりません。(笑)
生クリームに似た食品といえば牛乳がありますが、代用として使った場合の味の違いも気になりますよね。
今日は生クリームがない場合のスイートポテトの作り方と、牛乳との味の違いについてまとめてみました♪
【スイートポテト特集】
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スイートポテトは生クリームが無くても作れる
スイートポテトに生クリームを加えるのは、口当たりの「まろやかさとコク」をプラスするためにあります。
スイートポテトを使ったレシピには、生クリームが材料として書いてあることが多いのですが、絶対に生クリームでなければダメ!…というわけではありません。(^^)
実際の所、生クリームというのは開けてからの期限も短いですし、常にお菓子を作っているのでなければ、使わなかった分の用途にも迷うことが多いのではと思います。
なので生クリームの代わりとして、どんな家にもある一番手軽な代用品ならやはり牛乳です。
牛乳を使ったスイートポテトの作り方
牛乳を使ったスイートポテトは、作り方にとくに大きな違いが出るわけではなく、レシピに書いてある生クリームの分量を牛乳で置き換えるだけでOKです。
手元にレシピがあるならその作り方に合わせていいのですが、ただ初めて牛乳で作る場合は、生地の様子に合わせて調節してみてください。
こちらの動画ではトースターで作っていますが、牛乳で作る際の参考になります。↓
<材料>
- さつまいも:1/2本
- 卵黄:1個
- 牛乳:大さじ2
- 砂糖:大さじ2
- バター:大さじ1
- (黒・白ゴマ:お好みで。無くてもOK)
<作り方>
- 1、1.5㎝ほどの幅にカットして、端は皮をむく。水につけてアクをとる。
- 2、水気を切り、皿に並べて電子レンジで2分(柔らかくなるまで温める。)
- 3、黄身を取り出しておく。芋を皮から5ミリほど残して中身をくり抜く。
- 4、中身はビニール袋に入れて、皮はアルミカップの上に並べる
- 5、サツマイモを袋の外側からスプーンの背を使ってつぶす。
- 6、袋の中(芋)にバター、砂糖、牛乳、卵黄を加え、卵黄は最後に塗る用にスプーン1杯分ほど残しておく。
- 7、スプーンであら混ぜしてから袋をもんで、よく混ぜる。
- 8、袋の端をハサミでカットし、絞り出して皮の中を埋める。終わったら卵黄を塗る。
- 9、(ゴマを乗せて)トースターで焼色が付くまで焼けば完成
トースターでの詳しいW数や時間については以下の記事をどうぞ~。
オーブンで作りたい場合、設定温度などはこの記事でまとめています。
牛乳と生クリームで作った時のそれぞれの味の違い
生クリームで作るとお店で売っているようなコクのあるスイートポテトになり、牛乳で作ると家庭料理らしい素朴な味のスイートポテトになります。
生クリームは乳脂肪分が多く含まれている分、加える事でコクがでやすく、まろやかで口当たりの良いスイートポテトになります。
一方で牛乳を使ったスイートポテトは、分量に対して含まれている脂肪分が生クリームより少ないので、生クリームと比べてさっぱりとした味になりやすいです。
口当たりのよいスイートポテトを作りたい場合は、丁寧に裏ごしすることで、牛乳でもそれなりの食感になりますが、生クリームのほうが味に濃厚さが出やすいという特徴があります。
美味しいのはどっち?
牛乳または生クリームを利用した場合は、どちらかといえば味に深みが出る生クリームのほうが美味しく感じることが多いみたいです。
ただ、牛乳でもサツマイモが美味しければバターや卵黄を加える事で美味しいスイートポテトになります。
生クリームは脂肪分が凝縮されているので、味に深みが出やすくなる分、牛乳で作ったスイートポテトよりもカロリーが高くなります。
まったりとした味になりやすい分、毎回生クリームを使っていると少し太りやすくなる…かも?(^^;)
ときどきのおやつタイムに作るなら生クリームでもいいかもしれないですが、ヘルシー目に作りたいなら牛乳がおすすめですね。
牛乳も生クリームもなしでスイートポテトは作れる?
スイートポテトには基本的に生クリームなどの乳製品が入ることが多いですが、実は牛乳も生クリームも入れずに作る方法もあります。
もしかしたら生クリームどころか、牛乳さえ家に無いかもしれませんし、この場合に対応できるレシピを知っておくと色々と便利なのではと思います。
とても簡単にできるので、ぜひ参考にしてくださいね。(*^^*)
<材料>
- さつまいも:1本
- バターまたはマーガリン:10g
- 砂糖:好みの量
- 卵黄:1個(一回分)
<作り方>
- 1、さつまいもを洗ってから輪切りにして皮をむき、500Wの電子レンジで5分ほどチンする。(潰せるくらいやわらかくなるまで温めてください。)
- 2、柔らかくなったポテトにバターと砂糖を混ぜてつぶす。(マッシュ)
- 3、つぶしたらスイートポテトの小判型の形にととのえる。
- 4、オーブンやトースターで表面に焼色がつけばできあがり。
- ⇒【オーブン】スイートポテトをオーブンで焼く時の時間や温度!アルミホイルが無いとダメ?ケースはどうするか
- ⇒【トースター】スイートポテトはトースターで作れる?W数と時間は?オーブンとの違いと両方なしで作る方法!
普通のスイートポテトと大きく作り方は変わりませんが、とても簡単にできるのでぜひ試して見てください♪
牛乳以外の生クリームの代用品
牛乳は基本的にどんなご家庭にもあるかと思いますが、他に代用できる食べ物を知っていると万が一のときに助かりますよね。
生クリームの変わりとして、牛乳以外で使える食べ物なら
<生クリームの代わりとして使える食べ物>
- 豆乳
- コンデンスミルク(練乳)
- バニラアイス
- プリン
豆乳なら牛乳と同じ分量でOKです。それ以外の材料については、以下から触れていきますね。
コンデンスミルク(練乳)での作り方
<材料>
- コンデンスミルク(練乳):大さじ4
- さつまいも :大1本
- バター またはマーガリン:大さじ2
- 卵黄:一回分(1個)
- 卵黄2:つや出し用
- 塩:少々
<作り方>
- 1、サツマイモを輪切りにして皮を向き、水に5分ほどさらす。ラップをして柔らかくなるまで電子レンジで温める。
- 2、ボウルにいれてマッシャーなどでつぶし、卵黄、バター、練乳、塩を加えてなめらかになるまでよく混ぜる。
- 3、手で丸めてツヤ出し用の卵黄をハケで塗り、トースターで焼色がつくまで焼く。
作り方、3の過程での形は小判形でもいいでしょう。お好みでどうぞ~。
バニラアイスでの作り方
こちらの場合は、かなり短縮してしまえば「サツマイモ」と「バニラアイス」だけで作れてしまいます。
<必須材料>
- さつまいも:200g(中1本)
- バニラアイス(濃厚なタイプが良い):20g
【※甘めがいい場合】
- 砂糖:好きな量
【※見栄えをよくしたい場合】
- 卵黄:1/2個
- 水:大さじ1
生クリームを使用したスイートポテトにコクが出やすいように、バニラアイスも乳脂肪分が高めの濃厚タイプを使用すると、味に深みが出やすくなります♪
<作り方>
- 1、サツマイモを輪切りにして皮をむき、水にさらす。柔らかくなるまで電子レンジで温める。
- 2、サツマイモを潰して裏ごしし、アイスクリームを加えてよく混ぜる。(砂糖を入れる場合はこの時に投入)
- 3、生地をスイートポテトの形に整える。(卵黄を塗りたい場合はここで水でとき、ハケで塗る。)
- 4、色づくまでオーブンで焼けば完成。
プリンでの作り方
こちらの動画はスイートポテトの冷凍保存の記事でも紹介しているのですが、このレシピではプリンを使用するので砂糖がなくても作れてしまいます。
牛乳を入れるとまろやかになりやすいみたいですが、ない場合は無理に入れる必要はないでしょう。
<材料>
- プリン:1個(60-70g)
- さつまいも:1本(100~130g)
- 卵黄:1個
- (牛乳:少々。無くてもOK)
<作り方>
- さつまいもを輪切りにして、レンジで蒸します
- 強で1分30秒,弱で10分レンジで加熱します
- ボウルにプリンを入れ、泡立て器でよく混ぜます
- 蒸したさつまいもを漉しながら、3に加えます
- ひとかたまりになってきたら、成型します
- 表面に牛乳で溶かした卵黄を塗ります
- トースターで焦げ目をつけたら完成です
- しっとり滑らかでクセになるお味です! 引用:https://www.youtube.com/watch?v=DTC0zOjoFlg説明文より
スイートポテトを生クリームなしで作る方法まとめ
生クリームだとコクが出やすいですが、牛乳でも十分おいしいスイートポテトを作ることが出来ます。
もし両方ない場合は、アイスクリームやプリンなどでも作ることができるので、機会があればぜひお試しください♪
紹介したいくつかのレシピでは、トースターやオーブンのどちらかを利用したレシピが多いですが、基本的にどちらでも作ることが出来ます。
詳しくは以下の記事をご覧いただければと思います。
ブログ内ではスイートポテトで特集を組んでいますので、よろしければ以下の記事もご覧下さいね。
冷凍保存から渡すときのラッピングまで、お役に立てると思います。(^^)↓
【スイートポテト特集】