昨日、夕食にじゃがいもをふかして食べようとした所、周りの黄色い綺麗なじゃがいもとは明らかに違った緑色のじゃがいもを発見…!!
じゃがいもは芽に毒があると言うので、少し様子が変だと食べていいか不安になりますよね~…。
「緑に変色したじゃがいもは食べられるの?」なんて、すごく気になったので安全のために調べ、さっそく記事にまとめることにしました。
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緑色になったじゃがいもは食べられるの?
緑色になったじゃがいもについてですが、結論から言えば緑色になった部分はすべてきちんと取り除けば食べられます。
念のため、包丁で深めに切り取るのがおすすめです。
昨日のじゃがいもの写真を撮り忘れてしまったので、Twitterを。色や見た目はこんな感じです。
◎ソラニンに注意
じゃがいもの芽の部分には
「ソラニン」という毒素があり、大量摂取によって
下痢、福通、吐き気、めまいなどの症状があらわれる。芽も、緑色になった部分も
しっかり取り除くようにしましょう。 pic.twitter.com/u2zrXjKlyh— とるたべる(お野菜豆知識・農業体験情報) (@torutaberu) 2016年4月4日
私が遭遇したじゃがいもは皮が全体的に緑になっていましたが、こんな感じでグラデーションっぽくなっているのもあるようですね。
他のじゃがいもと比べて明らかに色が違う!!と思ったら要注意、扱うときは皮を厚めにむくことを意識しましょう。
表面の皮だけでなく、皮をむいてみて中身が黄緑色っぽくなっていたら、その部分もきちんと切り取ってくださいね。
緑の部分を食べてしまうとどうなるの?毒は大丈夫?
じゃがいもの緑になった部分には天然毒素の「ソラニン」や「チャコニン」と呼ばれる成分が多く含まれています。
これらの成分は口にすることによって頭痛や吐き気、嘔吐や腹痛、下痢といった症状を引き起こすことがあります。
そういえば少し気持ち悪い感じがしましたね…。(少量食べたので…笑)
大人であれば150mg~300mg摂取すれば死に至る可能性もあるそうですが、スーパーで一般的に売られている黄色いじゃがいもであれば、芽をきちんと取り除けば中毒を引き起こすほどの量は含まれていないそうです。
ただ緑になったじゃがいもにはこの毒素が多く含まれているそうなので、注意しましょう。
じゃがいもが緑になる原因は?変色を防ぐには?
じゃがいもは光(紫外線)に当たることで光合成を起こすので葉緑体ができ、皮が緑色になります。
この際に皮の周辺にソラニンが合成されます。
なので購入したじゃがいもはできるだけ冷暗所で保存することで、変色や毒素の含有量が増えるのを防ぐことが出来ます。
また、購入する前からすでに店頭で緑になっているじゃがいももあります。
(日光や蛍光灯に当たることで毒素が増えたものと思われます。)
じゃがいもを選ぶときは周りのじゃがいもと比べて緑がかっていないか、きちんと見てから購入するのがポイントです。
味はどんな感じ?違和感はある?
昨日変色したじゃがいもを私が少しだけ食べてみた所では(経験談…笑)、苦いようなすっぱいような?その中間くらいの味がしました。
ただ、すごく美味しくない…ので、もし口にしたとしても普通のじゃがいもと比べて「変な味がするな」と感じると思います。
なので味に違和感を感じた場合、すぐ食べるのをやめるようにすれば、強い害を及ぼす程の量を摂取することはないかと思います。
ただし小さい子供や犬・猫などの動物は少量でもソラニンで体調を崩すそうです。
きっちりと取り除くか、緑になったじゃがいもは使わない、という判断をするのが一番安全と言えるでしょう。
緑に変色したじゃがいもまとめ
変色したじゃがいもについていかがでしたでしょうか~。
一番重要な部分をまとめれば、「緑色になったところは厚めに皮をむいて、周りもきちんと取り除く」ことで食べられるようになります。
黄色いものをきちんと選ぶことで捨てる部分も少なくなりますので、購入する際は変色していないかどうか必ずチェックしましょうね♪
もし味が苦いなどの違和感を感じたら、その部分は食べるのをやめましょう。
決して私みたいに、どんな味がするかなんて確認をする必要はありません。
…
(^^;)
また、未成熟のじゃがいもにもソラニンやチャコニンが多く含まれるそうなので、家庭菜園などで栽培する際は十分に大きくなってから収穫する必要があるそうです。
成長する段階で十分に土がかからないと、日にさらされることで緑に変色してしまうそうなので、自分で作るときは、要注意ですね!
他にも食べ物(芋)についてまとめているので、よければ見ていってくださいね~。
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