甘みを加えつつカロリーを控えたい食品に使われる
アスパルテームは砂糖の200倍の甘さをもつため、
ごく少量で甘みをつけることができるので、
「カロリーゼロ」の表記をつけることができています。
量としては、「200倍」なので、
たくさんは入っていません。ですので、自然とカロリーを
抑えることができます。
ダイエットコーラがこれを謳っていることで有名ですね。
結論から言えば、
甘みを付けたいけど、カロリーを抑えた食品を作りたい
といった意図がある製品にはこの添加物が
ほぼ間違いなく使われているということです。
甘いのにカロリー低いなあ…と思えばきっと入っているでしょう。
使われる食品は以下の様なものに多いです。
アスパルテームが使われる食品
・ダイエット食品
・プロテイン
・パルスイート
・ゼロカロリーを謳った飲料のすべて
・サプリメント
・甘いのにカロリーが低いお菓子(ゼリーやプリンなど)
・甘いコーヒーやカフェオレ
・飲むヨーグルトなど
スポンサーリンク
記事内容(項目をクリックすると飛べます)
ダイエット食品
ダイエット食品はカロリーを抑えたものを
提供するのが本質部分にあります。
まあ、痩せたい人に提供するわけですからね。^^;
なので、どうしてもカロリーを減らすために
砂糖の量も少なくなっていきます。
ですが、素材そのままで使われると
味が美味しくないという印象をもたれることになってしまいます。
ここでアスパルテームが役に立ちます。
カロリーをおさえて、かつ、ごく少量で甘みを出せるアスパルテームは
ダイエット食品を作る上で、非常に使い勝手がいいわけです。
ですので、ダイエット食品を買うときは
表記にアスパルテームがあるかどうか、必ず見るようにしましょう。
プロテイン
プロテインはタンパク質のことで、
主に体づくりをしたい人に対して売られる製品です。
また、ダイエット中のカロリーを減らしたいけど、
タンパク質摂取はきちんとしたい!といった
意図を持った人に需要があります。
プロテイン原料のままでは味が苦手な人に対して、
アスパルテームを使うことで、甘みをつけて販売されています。
市場の中には添加物を使っていないプロテインもありますので、
(私の家の近くのドラッグストアでも売っていました)
表示を見て探してみてください。
パルスイート
「カロリーゼロの甘味料」として販売されているものです。
これは、アスパルテームそのものなので、
危険性は言わずもがな…といったところです。
ゼロカロリー飲料
「甘いモノを食べると太る」という潜在的な認識があります。
コーラもその例外ではないわけで、
むしろ、砂糖を大量に使っている製品としての象徴のような面がありました。
ですから、パルスイートのごく少量で甘さを出せる特性を利用し、
ゼロカロリーを謳うことができたダイエットコーラというのは、
そのギャップから流行っていったわけですね。
味は多少普通のコーラより劣っても、
痩せたいけど、甘いモノが欲しい人にとって
魅力的に映るのでしょう。
ダイエット中でも飲めるジュースというのは珍しい印象です。
まあコーラ自体、すごく太りそうというイメージと
もともと広く知れ渡っていたジュースですから、
ここまでゼロカロリーのコーラが流行ったのでしょうが…。
サプリメント
サプリメントというのは、健康に気を使っている人
あるいは、ダイエット中で効率よく栄養を摂取したい人に需要があります。
ですので、アスパルテームを使う意図としては
ダイエット食品とほぼ同じでしょう。
甘いのにカロリーが低いお菓子、コーヒー、ヨーグルトなど
砂糖を入れると、どうしても入れた量に比例して
カロリーが増えてしまいます。
ですので、多少でもカロリーを減らすために
アスパルテームを使われることがあります。
私の家でも、母親が飲むヨーグルトの表記を確認したら
アスパルテームの表記があったので…。
意外なものにも入っている可能性があります。
一度見てみるといいかもしれません。
アスパルテームの危険性
少量で強い甘みを出せる特性から、砂糖の代用で
カロリーを抑えたいときに便利です。
しかし、身体のさまざまな面に害を及ぼすことが
わかっています。
アスパルテームが及ぼす害
・鬱
・イライラ
・めまい
・不眠症
・動機、息切れ
・高血圧
・腹痛
・頭痛
・手足のしびれ
・怒りっぽくなる
・肝障害
・耳鳴り
・目がかすむ
など…。
また、肝臓の機能を低下させることから、
結果的に代謝が落ち、太りやすくなるという結果もでています。
カロリーが抑えられて、ダイエットに便利でも、
長期的に見ればよい影響ではないですよね…。
まとめ
「砂糖が入っているものはカロリーが高い」
という認識から、カロリーゼロで甘味を提供できる
アスパルテームは魅力的です。
しかし、それが身体に及ぼす影響を考えれば、
多少量を少なくしても普通のコーラの方が
まだましという見方もあるかもしれません。
(それでも、砂糖は大量に入っていますが)
いやー、こういうのを理解すると、
「ダイエット中でも甘いモノがだべれる!!」
なんてね…。
犠牲にする健康は大きい…。
いまいちうまくいかないものだなあ、と思います。^^;
甘味はあくまで嗜好品として楽しむことが
一番のようです。
→関連記事:酸味料の安全性について!9種類の添加物の危険性を知ろう!
スポンサーリンク
甘い物を食べると、脳が、甘い物を摂取したぞ!!と認識して、基礎代謝を上げようとしたり、血糖値を下げようとしたりするそうです。
でも、甘味料では血糖値が上がらないので、脳が、あれ?甘い物を食べても血糖値が上がらない?基礎代謝をあげてはいけないのかな?と感じるようになり、カロリーのある糖質をたべても基礎代謝が上がらなかったりして、より痩せにくい体質になるそうです。