ビタミンCを飲み物で摂取するとニキビや風邪が治る!おすすめの粉末も紹介!
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ビタミンCは肌の健康維持には欠かせない成分であり、紫外線から肌を守り、コラーゲンの生成を促して骨の健康や肌の調子を整えます。

 

摂取することにより、風邪にかかってもその期間を短くしてくれる効果もあります。

皮脂を過剰に分泌するのを抑える作用もあるため、ニキビにも効果があるんだとか。

 

ビタミンCはキウイやレモン、オレンジやグレープフルーツ、ピーマンやパプリカなどにも含まれています。

もちろんこれらの果物や野菜から摂取することもいいですが、食事からの摂取では、毎食の内容を考えるのが大変だったりしますよね。

 

でも、健康や肌の調子を考えるなら、是非摂取してほしい成分です。

その点飲み物なら、食後でもコップにつぐだけで簡単に摂取することが出来て手軽です。

 

今回は、飲み物からビタミンCを摂取する方法をお伝えしていきます。

 

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レモンよりビタミンCが多いのはアセロラ

100mlのレモン果汁に入っているビタミンCが50mgであるのに対し、アセロラジュースのビタミンCは120mgとレモン果汁の倍以上あるとされています。

 

【100gあたりの果物のビタミンC】

  • キウイ…     69mg
  • オレンジ…    40mg
  • 柿…       70mg
  • パパイヤ…    50mg
  • イチゴ…     62mg
  • グレープフルーツ…36mg
  • パイナップル…  27mg
  • はっさく…    40mg

 

こう見てもアセロラに含まれるビタミンCの量は素晴らしい数値と言えます。

つまりアセロラは果物の中で最もビタミンCを多く含んだ食品であると言えるのです。

 

ビタミンCの効果

  • シミを予防して、肌の色を明るくする
  • 風邪にかかったときの期間を短くしてくれる
  • 抗酸化作用によって老化を防止する
  • コラーゲンを生成して骨を丈夫にし、肌にハリやツヤを与える
  • 紫外線やストレスに対する抵抗力を高める
  • 炎症を抑える
  • 皮脂の分泌を抑制

 

ニキビは脂肪や糖分の摂取により、肌へ炎症が起こることによって引き起こされるとされます。

しかしビタミンCは炎症の原因である活性酸素を除去するので、結果的に肌のニキビを予防することになります。

また、ニキビ跡の黒ずみに対しても、ビタミンCのコラーゲンの生成力によって消すことが出来ると言われます。

 

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アセロラジュースは甘味料が入っていないものを選ぶ

アセロラジュースはスーパーやコンビニ等でもよく見かけることが出来ますよね。

 

しかし基本的に、現在自動販売機やスーパーで手軽に買えるアセロラジュースには人工甘味料が含まれています。

たとえば果糖ぶどう糖液糖(異性化糖)はよくスポーツドリンクなどの清涼飲料水に使われる甘味料です。

 

この甘味料は摂取することによって肝臓に負担をかけたり、肥満の原因になったりします。

 

果糖ぶどう糖液糖の危険性

果糖ぶどう糖液糖とはトウモロコシのでんぷんを原料にした成分であり、これを精製することによってできたコーンシロップのことを指します。

でんぷんを分解するとブドウ糖となりますが、酵素の働きによって果糖へと変換します。

 

果糖の割合が50%以上になると果糖ぶどう糖液糖と呼ばれ、

果糖は温度が低くなることでより甘みを感じやすくなる性質があるので、甘みのある清涼飲料水に対して非常に使い勝手が良い甘味料です。

 

コストも普通の砂糖より安くすむため、甘くて安価なジュースにはこの果糖ぶどう糖液糖が入っていることが非常に多いです。

 

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果糖ぶどう糖液糖が危険な理由

果糖は果物にも含まれていますが、フルーツの場合、一緒に他のビタミン類やミネラル、食物繊維を一緒に摂取することができるので、摂り過ぎさえしなければ、結果的に健康に害を与えるようなことはありません。

 

問題なのは、果糖を単体でとってしまうことにあります。

果糖には血糖値を上げない利点はありますが、肝臓に負担をかけ、中性脂肪になりやすい性質がある上、満腹感を感じないので、ついつい摂り過ぎて肥満の原因になるというリスクがあります。

 

添加物とは、食品に一定の効果を与えるために使われます。

なのでそれ以外の栄養素は含まれていません。

つまり、清涼飲料水を身体に流しこむことによって、太りやすくなる原因となるのです。

 

オススメのアセロラジュース

これらの点を踏まえて、砂糖や甘味料が添加されていないオススメのアセロラジュース(と粉末)を紹介します。

 

果汁100%アセロラジュース

アセロラはもとより、沖縄やブラジルなどの暖かく太陽の光がたくさん降り注ぐ土地で育つため、紫外線に対抗するための成分がたっぷりと含まれています。

例えば、アセロラに含まれる色素には、アントシアニンと呼ばれるポリフェノールが含まれ、老化に対して効果のある抗酸化作用が含まれています。

 

このアセロラジュースは果汁100%で味が濃いので、多少薄めてハチミツを加えて飲んでもいいですね。(^^)

すこしお高めですが、アセロラはもともと日持ちがせず、摘み取ってから2、3日しか持たないとされるので市場には通常普及しない貴重な果物です。

 

1日に必要なビタミンCの量は100mgとされ、アセロラ果汁は100mlで120mgのビタミンCが摂取できるので、1回分では40ml弱くらいで十分な量を摂取できるでしょう。

(ビタミンCは水溶性なので、一度にとっても不要な分は排出されると言われています。)

 

【粉末タイプ】甘味料・砂糖不使用のオーガニックアセロラ

粉末タイプの利点は、開けた後でもある程度は日持ちがしやすい点にあります。

アセロラの粉末は湿気やすいので早めに使い切ることがおすすめです。

 

例えば紫外線を多めに浴びるから肌を守りたいと思った時に、アセロラ粉末があるとすぐに対策ができて便利です。

 

ジュースであると、1週間ほどで飲まなければなりませんが、粉末なら開けた後でもある程度は日持ちします。

こちらは30日分なので、ひと月の間は続けて使うことが出来ますね。

 

飲み物であれば出かける前に飲めて手軽ですし、なにより天然のアセロラ本来の成分を抽出しているので、ポリフェノールやカリウムといった成分もそのまま残っています。

 

特徴は、サプリメントのように成分が調整されたものではないということです。

アセロラの果汁をそのまま凝縮しているので、ビタミンC以外のアセロラ本来の成分も一緒に摂取することが出来るのです。

 

ビタミンCが含まれている意外な食べ物は?

ビタミンCは果物に多そうなイメージがありますが、実は明太子にも多く含まれています。

ただ塩分が多いので、一日に必要なビタミンCの100mgを明太子から摂取するのはあまり現実的ではありません。

 

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果物であれば紹介したようなイチゴやキウイが多いですが、パプリカなどのお野菜にも多く含まれます。

 

(食品100gあたり)

  • 明太子…76mg
  • たらこ…21mg
  • ロースハム…50mg
  • ボンレスハム…49mg
  • ロースベーコン…50mg
  • 赤パプリカ…170mg
  • 黄パプリカ…150mg
  • ブロッコリー…54mg
  • モロヘイヤ…65mg
  • カリフラワー…53mg
  • ピーマン…76mg
  • ミニトマト…32mg

 

ビタミンCを飲み物で摂るためのアセロラジュース以外の方法

柿の葉茶

レモンの10倍のビタミンCが含まれているのが柿の葉茶です。

その名の通り柿の葉っぱをお茶にしたものがこの茶葉ですが、緑茶とは違ってカフェインを含まない特徴を持ちます。

 

ビタミンCは本来熱に弱いと言われていますが、柿の葉茶に含まれるビタミンCはプロビタミンと呼ばれ、加熱によって壊れにくい性質を持ちます。

 

ただタンニンも含まれており、とりすぎると貧血の原因にもなりますので、一日1、2杯程度で十分です。

これは緑茶にも入っている成分で、脂肪の吸収を抑制したり、抗菌作用によって風邪予防をしたりするので、適量なら摂取してOKな成分です。

 

急須で入れるなら茶葉を直接購入しましょう。

 

カップに直接お湯を入れるなら、ティーバッグもオススメです。

 

ローズヒップティー

ローズヒップのビタミンCはビタミンPが守っているので、お茶にしても壊れず、安心して飲めるという特徴があります。

またローズヒップは「ビタミンCの爆弾」と呼ばれるほどのビタミンC含有量を誇ります。

その量はレモンの20倍以上とも言われ、赤く可愛らしい実をつけます。

 

お湯で抽出しても果実にビタミンCが残っていると言われるので、一緒にもみ殻を食べるのをおすすめします

甘みはないですが、もともと果物なので結構食べれますよ。(^^)

 

お茶をコップに注いだら、もみ殻をスプーン等ですくい出してコップに入れると一緒に果実を摂取できます。

 

【ローズヒップのビタミンCを効率的に摂る方法】

できるなら茶葉を一緒に摂取することで、より成分を身体に取り入れることが出来ます。

まずハーブを急須やポットで蒸らしたら、一回分をコップに注ぎ、このようにして一回フタを開けます。

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中のもみ殻をスプーンですくって、カップの中に適量を入れます。

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※茶こしを持ち上げてすくうと取り出しやすいです。

 

注いでおいたお茶の中にもみ殻を溶かします。

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あとはこのまま飲むだけです。(^^)v

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ずっと前から味がトマトに似ているなあ、なんて思っていたのですが、どうやらトマトと共通の成分であるリコピンが含まれているからだそうです。

リコピンには日焼けをしにくくする効果があり、メラニンの生成を抑えるのでシミ予防にも効果があります。

 

茶葉をとりたいなら基本的にシングルハーブティー(単体)での摂取がオススメです。

ただ、私はローズヒップ単体で飲むのは少し苦手なので、カモミールやローズマリーと混ぜて飲んでいます。

 

ブレンドで飲みたい場合、茶葉を購入する際は、できるだけハーブが細かく砕かれているものであるとお湯で成分が抽出されやすいです。

楽天だと、以下のショップがおすすめですね。

 

 

ローズヒップの効果やビタミンCについてはこちらの記事でも書いています。

 

甘味料や添加物の入ったビタミンC栄養ドリンクは避けたほうが良い

栄養ドリンクのコーナーを見ればビタミンCの他、コラーゲンやミネラル類が添加されている飲み物をたくさん見かけると思います。

清涼飲料水にもビタミンCが添加されているものがありますよね。

 

「〇〇エキス配合!」

「レモン○個分のビタミンC!」

 

といった表記があると確かに便利そうです。

まあ入っている栄養は摂取できますし、コンビニ等でも買えて便利なのですが、問題となるのは使われている添加物です。

 

たとえば殆どの栄養ドリンクには、アセスルファムK、スクラロース、アスパルテームといった甘味料や着色料が含まれています。

これらは人工的に作られるのであり、普通に水やお茶を摂取しているなら身体に入ることがない成分です。

 

甘みがあれば砂糖もたっぷり入っています。

CCレモンであれば500mlのペットボトルで角砂糖が15個分も入っています。

 

★清涼飲料水の糖分・カロリー (全て500ml換算)

●カルピスウォーター   糖分:66.0g 角砂糖:18個 230kcal
●CC.レモン      糖分:55.0g 角砂糖:15個 200kcal
●タケダレモンウォーター 糖分:28.0g 角砂糖:08個 100kcal
●ファンタグレープ    糖分:60.0g 角砂糖:16個 245kcal
●クー オレンジ     糖分:55.0g 角砂糖:15個 220kcal
●午後の紅茶レモンティ  糖分:32.5g 角砂糖:09個 140kcal
●アクエリアス      糖分:23.0g 角砂糖:06個 95kcal
●ファンタオレンジ    糖分:60.0g 角砂糖:16個 240kcal
●缶コーヒー       糖分:45.0g 角砂糖:12個 174kcal
●午後の紅茶ミルクティ  糖分:32.0g 角砂糖:09個 140kcal
●なっちゃん       糖分:44.0g 角砂糖:12個 220kcal
●アミノサプリ      糖分:32.5g 角砂糖:09個 120kcal
●SUPER H2O   糖分:19.0g 角砂糖:05個 65kcal

引用:とやまのくすり.com

 

ポッカのキレートレモンなどにも残念ながら砂糖が入っています。

購入する前にまずは原材料表示を確認すると添加物はすぐに判断できます。

一番いいのは、100%果汁のフルーツジュースであれば甘味料は使われていません

 

ビタミンCを摂取するなら、ご紹介したようなローズヒップや甘味料不使用のアセロラジュースなどを活用するのがオススメです。

 

清涼飲料水に含まれている砂糖の量を表した動画


スーパーやコンビニで普通に販売されているジュースやコーヒーですが、これだけの量の砂糖が入っていると思うと恐ろしくなりますよね

何も知らないとビタミンウォーターやレモンウォーターは身体に良さそうに見えますが、この動画を見るともう飲めなくなってしまいますね…。

 

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ビタミンCを飲み物で摂取する方法まとめ

飲み物で摂取するなら、アセロラドリンク、柿の葉茶、ローズヒップティーがおすすめです。

添加物や砂糖が入っている栄養ドリンクや清涼飲料水をビタミンC摂取に使うことは、体のことを考えるならできるだけ避けたいものです。

 

まとめると

  • 果物の中ではアセロラが一番ビタミンCが多い
  • アセロラジュースを選ぶなら、甘味料や添加物が入っていないのを選ぶ
  • ローズヒップや柿の茶葉もビタミンC摂取にオススメ
  • 市販の清涼飲料水や栄養ドリンクは、添加物が多くビタミンC補給に適さない。

 

他にもレモンを購入してきて、絞った果汁を水にとかすだけでもビタミンC摂取ができますよ。

飲み物だと短時間で摂取しやすいのが利点ではありますが、できれば野菜や果物などで食事からも摂ることを意識してみてくださいね。(過剰にならない程度に)

 

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