旧正月2022の日にちはいつ?休み期間はいつからいつまで?
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1月1日の一般的なお正月より少し遅れて旧正月という日が訪れますが、この旧正月って毎年日付が大きく変わるので、「今年は何日になるかな?」と、調べないと分かりづらいですよね。

 

日本では旧正月だからといって一般的には何かするわけでもないですが、中国などの中華圏では休日になり、縁起がいいものを食べたりしてお祝いします。

今回は、

  • 旧正月の日にちって何日?
  • 旧正月の日付が毎年変わるのはなぜ?
  • 旧正月を祝う国の休暇期間は?
  • 日本が旧正月を祝わない理由
  • 日本で旧正月をお祝いする地域は?

 

といった旧正月の日にちや、旧正月に休みがある国の休暇期間をメインに書いていきます。

 

 

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  2022年の旧正月の日にちはいつ?

まずは旧正月の日付についてですが、2022年は2月1日になります。

2022年2月
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6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28

 

2022年は火曜日ですね♪

 

冒頭で言ったように旧正月の日付は毎年変化します。

1月21日頃から2月20日頃までの期間で旧正月の日は移動するので、参考に以下は2026年までの旧正月の日付です。

  • 2022年…2月1日
  • 2023年…1月22日
  • 2024年…2月10日
  • 2025年…1月29日
  • 2026年…2月17日

 

では次に、なぜ旧正月の日付は毎年違うのか?その理由について書いていきます。

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  旧正月の日付が毎年変わる理由は?どうやって決まるの?

旧正月とは旧暦のお正月のことを指していて、月の満ち欠けをひと月の基準にしています。

旧暦は昔の日本でも使われていた暦でしたが、明治6年に現在の新暦(太陽の公転周期が基準)に改訂されました。

 

月の満ち欠けは1回にかかる時間や日数が約29.5日なので、言うなれば旧暦のひと月の日数は29.5日ということになります。

ということは1年の日数も当然少なくなり、「29.5日×12ヶ月=354日」。現在の「新暦」は1年が365日なので、旧暦は10日くらい足りないという事態になってしまいます。

するとだいたい3年くらい経つと1ヶ月程度のズレが発生してしまいますよね。

 

なので旧暦では約3年に1回、閏月(うるうづき)という1年を13ヶ月とする年を設けることで、この誤差を調節しているのです。

 

つまりは旧暦と新暦では1年の長さがそもそも違うため、旧正月の日が毎年変わってしまうということです。

というか旧正月の日というのは旧暦の1月1日で毎年同じなのですが、これを新暦に当てはめたときに少しズレる、という感じです。

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  中国など旧正月を祝う国での休暇期間はいつからいつまで?【2022年】

中国の旧正月は春節と呼び、中国の他に台湾や韓国、ベトナムなどの国ではこの時期に休暇があります。

休暇があるのは主に中華圏や、中華系の人々が多い国になります。

中国では基本的に旧正月の前日から7日間が休日となるので、2022年は1月31日~2月6日と予想できます。

<2022年各国の旧正月休み期間(予想含む)>

  • 中国…1月31日~2月6日
  • 台湾…1月29日〜2月6日
  • 韓国…1月29日~2月2日
  • ベトナム…1月29日~2月6日
  • シンガポール…2月1日~2月2日
  • マレーシア…2月1日~2月2日
  • インドネシア…2月1日

 

旧正月の呼び方については国によっても違っていて、たとえばベトナムではテト、韓国ではソルラルと呼びます。

各国の過ごし方や旧正月の食べ物についてはコチラで書いていますよ。

 

中国の旧正月についてだけもう少し詳しく書くと、中国では「福」の文字が書かれた飾り物を逆さにして貼る風習があります。

中国語で逆さという意味がある「到(いたる)」と、「倒」の発音が同じことにかけ、「福」の文字を逆さまに倒すことで「福が訪れる、福にいたる」という縁起がいい意味になるからです。

逆さまの福(倒福)=福が訪れる(到福)、となるんですね♪(*^^*)

 

倒福(とうふく、拼音:dào fú)とは春節の際に家々に貼られる「福」の字を書いた赤色の紙。一般に上下逆さまに貼ることから「倒」(逆さにする)「福」と称される。

「福」の文字は現在「幸福」の意味で使用されることが多いが、倒福では「福気・福運」の意味で使用されている。その福が到(中国語の発音は拼音: dào)るようにという願いを込めて、倒(拼音: dăo)して貼ることが一般的となっている。

引用元:ウィキペディア「倒福」の項目

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  旧正月を日本が祝わないのはなぜ?

先にも書いたように昔は日本でも旧暦を使っていたので、もともと旧正月をお祝いしていたのです。

これが改訂されたことで現在のお正月は新暦の1月1日となり、旧暦での1月1日は「旧正月」と呼ぶようになったとされています。

 

なぜ新暦に変えたのかという理由はハッキリしていません。

しかし当時、閏月(うるうづき)で月給を13回払うのは財政的に厳しいということで、新暦に改訂することで人件費を抑えたという説があります。

 

また明治時代以降の日本は欧米諸国の影響を強く受けるようになったので、これにより西洋と同じ太陽暦(新暦)を採用したという説もあります。

太陽暦が通常になるのと同時に、日本では旧正月を祝わなくなったとされています。

 

  沖縄など一部お祝いする地域もある

日本では旧正月でとくに何もしないことが一般的ですが、沖縄は例外でお祝いします。

沖縄の旧正月では年越しそばの代わりの料理であるソーキ汁や泡盛、豚肉を使った料理を中心に田芋やソーメンといった縁起が良いとされているものを食べます。

また若水という、旧正月の朝に初めて汲む水を飲むと幸福が訪れるといういわれもあります。

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旧暦は月の満ち欠けを基準にしているので、海との関係も深くあります。

そのため漁港に停泊した漁船には1年の豊漁を願って大漁旗が掲げられます。

 

沖縄以外だと、中華系の影響が強くある中華街でも旧正月をお祝いし、爆竹の音があちこちのお店から聞こえてきたりして盛り上がります。

 

  旧正月2022の日にちまとめ

2022年の旧正月は2月1日になりますが、この日付は毎年変わります。

旧正月は旧暦のお正月、つまり日付も旧暦基準です。

日本で現在使われているのは新暦ですが、旧暦と新暦では1年の長さが違います。そのため、旧暦のお正月を新暦に当てはめると、日付が毎年変わってしまうのです。

 

日本では基本的に何もしませんが、中華圏や、日本でも中華街など一部の地域では旧正月をお祝いする文化があります。

国ごとの過ごし方や旧正月に食べるものについてはコチラで書いていますので、ぜひ合わせてご覧くださいね。↓↓

 

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