山口県の下関で行われる数方庭祭(すほうていさい)は、忌宮神社での開催となり2016年は8月7日(日)~8月13日(土)です。
数方庭祭では神事を行った後に神主を先頭とし、太鼓にあわせて「鬼石」まで行き、竹の幟(のぼり)を持ちながらこの石の周りを踊り回ります。
昨年2015年は雨が降ってしまったようですが、無事に開催されたようです。
今年はぜひ晴れるといいですね。(^^)
今回はこの数方庭祭についてまとめていきます。
記事内容(項目をクリックすると飛べます)
駐車場
数方庭祭において、専用の駐車場は設けられないみたいですが、周辺に有料の駐車場があります。
調べてみたところ有料のもので2つほどありますが、どちらも台数は多くありません。
ただ下関駅のほうに駐車場が数多くありますので、こちらに留めてからバスで向かう方法もあります。
数方庭祭周辺の駐車場
<1、タイムズ長府(14台)>
- 営業時間:24時間営業
- 料金:00:00~24:00で60分100円、駐車後24時間で最大料金400円
- 住所:山口県下関市長府土居の内町4
- 制限:幅1.9m、高さ2.1m、長さ5m、重量2.5t
- 収容台数:14台
- 形式:平地、自走
<2、長府中浜駐車場(10台※18時まで)>
- 営業時間:9:00~18:00
- 料金:30分毎に90円
- 住所:山口県下関市長府中浜町4-14
- 制限:高さ2.1m
- 収容台数:10台
- 形式:平地、自走
※ 注:こちらの駐車場は18時までとなっています。数方庭祭は19時30分からとなっているので、車で送る時などにご利用ください。
下関駅周辺の駐車場
<1、下関駅時間貸駐車場(57台)>
- 営業時間:24時間営業
- 料金:30分100円、22時~8時は60分100円
- 住所:山口県下関市竹崎町
- 制限:高さ2.3m、2t車以上制限
- 収容台数:57台
- 形式:平地、自走
<2、駅南駐車場(250台)>
- 営業時間:24時間営業
- 料金:30分毎に100円
- 住所:山口県下関市竹崎町4丁目1-37
- 制限:高さ2.1m、幅1.85m、長さ4.9m、重量2t、:自動二輪車・原動機付自転車・自転車の駐車不可
- 電話:083-232-5807
- 収容台数:250台
- 形式:立体、自走
<3、シーモール下関駐車場>
- 営業時間:7:00~23:00
- 料金:30分100円、19:00~23:00は30分50円、1泊19時~翌10時で1000円
- 住所:山口県下関市竹崎町4-4-8
<4、タイムズ下関東大和町(45台)>
- 営業時間:24時間営業
- 料金:00:00~24:00は60分で200円、駐車後24時間で最大料金400円
- 住所:山口県下関市東大和町1-8
- 制限:幅1.9m、高さ2.1m、長さ5m、重量2.5t
- 収容台数:45台
- 形式:平地、自走
<5、下関国際ターミナル駐車場>
- 料金:7:00~22:00は30分100円、22:00~7:00は60分100円、20時間以内最大1000円
- 住所:〒750-0025 山口県下関市竹崎町4-6
- 制限:幅2m、高さ2.2m、長さ5m、重量:1t
<6、タイムズエディオン下関店(217台)>
- 営業時間:09:30~20:30
- 料金:10時~22時は30分で200円、22時~10時は60分で100円、月~金じゃ当日1日最大料金が700円(24時まで)
- 住所:〒750-0025 山口県下関市竹崎町4-7
- 制限:幅1.9m、高さ2.1m、長さ5m、重量2t
- 収容台数:217台
- 形式:立体、自走
※ こちらは夜8時30分までとなっているので、ご注意ください。
<7、タイムズ下関駅西口(104台)>
- 営業時間:24時間営業
- 料金:00:00~24:00は40分で200円
- 最大料金(24時まで):月~金は当日1日最大700円、土日祝は当日1日最大900円
- 住所:〒750-0067 山口県下関市大和町1-1
- 制限:幅1.9m、高さ2.1m、長さ5m、重量2.5t
- 収容台数:104台
- 形式:平地、自走
<8、タイムズ下関駅西口第2(61台)>
- 営業時間:24時間営業
- 料金:00:00~24:00は40分で200円
- 住所:〒750-0067 山口県下関市大和町1-2
- 制限:幅1.9m、高さ2.1m、長さ5m、重量2.5t
- 収容台数:61台
- 形式:平地、自走
他の下関周辺の駐車場が知りたい場合、以下のHPも参考にしてみてください。
※「この地点の周辺情報」から、駐車場を選ぶと検索できます。
下関駅から数方庭祭のアクセス方法
JR下関駅からは距離がありますのでバスを利用しましょう。
バスはサンデン交通「秋芳洞行」、または国道線「ゆめタウン長府行」に乗り「城下町長府」で下車すると徒歩5分ほどで到着します。
(バスに乗っている時間は約20分ほどです。)
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時間について
数方庭祭は8月7日(日)~8月13日(土)の開催となり、お祭りの時間は19時30分から~21時30分となっています。
ただ本殿祭(祭りを始めることを神前へご報告する)は19時からとなるそうです。
7日間の開催となるものの、毎日まったく同じスケジュールで開催されるというのがこのお祭りの特徴なのだそうです。
車でのアクセス
車の場合、中国自動車道「下関IC」から約15分ほどです。
駐車場は、先にご案内した項目を見て下さいね~。
なお「新下関駅」の周辺にもいくつか駐車場があるようです。
電車でのいくつかのアクセス方法
先にご案内した下関駅からのアクセスのほか、JR山陽本線「長府駅」、新幹線では「新下関駅」があります。
- 長府駅からのアクセス:サンデン交通「下関」行きに乗り「城下町長府」で下車後、徒歩約5分で到着。
- 新下関駅からのアクセス:タクシーで 10分
雨の日はどうなる?
あまりにも悪天候の場合は中止となるようですが、昨年2015年は雨でも開催されたようです。
雨の数方庭祭、どうなるのか心配でしたが、皆さん頑張っておられました。【ぐりぃん】#殿 #下関市 pic.twitter.com/gbKxWIT0vc
— 山口県下関市 ちょうふ殿 (@chofudono) 2015年8月12日
数方庭祭が始まった由来
数方庭祭が開催される忌宮神社は、もともと仮の皇居である豊浦宮(とよらのみや)の跡であったと言われています。
豊浦宮は、第14代天皇であった「仲哀天皇」が、九州南部の熊襲(くまそ。九州南部に本拠地を置き、ヤマト王権に抵抗したと言われている人々)を平定するために滞在した場所であるとの話です。
仲哀天皇の滞在中、熊襲(くまそ)の後押しをしていた塵輪(じんりん)が率いる敵軍が攻め寄ってきたといいます。
この戦いでは兵士たちが苦戦したとされますが、仲哀天皇が自ら弓をとり、射ることで塵輪(じんりん)をたおしたといいます。
勝利したことで喜んだ兵士たちが、塵輪の屍の周りを槍や刀などを持ちながら踊りまわったのが数方庭祭の由来だとされています。
<数方庭祭の大幟を担いでいる様子>
ちなみに塵輪の首をうめた跡とされているのが境内の「鬼石(おにいし)」だということです。
当初は槍や刀などを持ち、石の周りを踊っていたそうですが、毛利綱元(もうりつなもと)が天下泰平の世で武器はふさわしくない、といい現在の形になったのだそうです。
これだけ竹の幟が大きくなってしまったのは、大正時代にある氏子が孟宗竹(もうそうだけ)に真竹(まだけ)を継いで、見上げるような大きな幟を出したことに由来するそうです。
そこから競うように大きな幟を出すようになったのだそうですが、動画を見ると担ぐのが少し大変そうですね。(^^;)
数方庭祭まとめ
数方庭祭の会場となる忌宮神社は周りに駐車場が少ないので、個人的には下関駅の近くに停めてからバスで向かうのがおすすめです。
山口県のイベントをほかにもまとめていますので、興味があればぜひご覧下さいね。
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