2016年日田天領まつり・千年あかりの日程と時間!アクセス方法は?
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大分県日田市の豆田町は、江戸時代には幕府の天領地として日田代官所が置かれた城下町で、現在でも古い建物が現存しています。

 

「九州の小京都」とも呼ばれるレトロな雰囲気を持つこの場所は、平成16年に国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されました。

電線や電柱が無く景観がきれいな町で、多くの観光客が訪れます。

 

毎年11月の半ばに行われる「日田天領まつり」はこの風情ある街の中で開催され、天領として栄えた当時の栄華を再現するお祭りとなっています。

 

 

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  日田天領まつりの見どころ

日田天領まつり(ひたてんりょうまつり)での一番の見所は時代行列で、まず一つ目に西国筋郡代の着任風景を再現した「西国筋郡代着任行列」です。

豆田町の古い町並みを練り歩くこの行列は、九州を統括した西国筋郡代の着任を再現しています。

 

日本で最も大きい規模の私塾「咸宜園」を設立した「廣瀬淡窓(ひろせたんそう)」など、日田の先哲を紹介する「日田歴史絵巻行列」も必見です

 

古風な町の雰囲気と、江戸時代の衣装を着た人たちの印象も相まって、江戸時代にタイムスリップしたような気分を味わうことが出来ます。

行列はとてもゆっくりと進んでいくので、カメラで写真を撮るのもおすすめです。

 

食べ物系であれば、九州各地の色んな食材が集まる「天領ひた食の乱」も催されます。

ご当地グルメも味わうことができるそうですので、九州でしか食べられない味をぜひ訪ねてみてください。

 

  同時開催の「千年あかり」も注目

そして夜には、日田天領まつりと同時開催で「千年あかり」も行われます。

こちらはかなりロマンチックな景色を見せてくれますので、ぜひ観覧していただきたいイベントです。

 

千年あかりは2005年から始まった比較的新しいお祭りで、2016年では第12回目を迎えます。

並べられた竹灯籠のロウソクに火が灯され、幻想的な風景をつくり出します。

 

  千年あかりが生まれた歴史

「千年あかり」が始まったのは、もともと日田の市指定保存樹林に侵入してきた竹を伐採していたことから思いつかれました。

 

伐採した竹を何かに使えないかと、「竹灯籠」を思いついた豆田の人々が立役者となって、「千年あかり」が親しまれるようになったといいます。

当初は竹灯篭の数が2万本だったのだそうですが、12回目を迎える今日では3万本にも増え、ロウソクの優しい灯りが景色を彩ります。

 

ちなみに、竹あかりの発祥は同じ大分で行われる「うすき竹宵」だと言われています。

 


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  日田天領まつり・千年あかりの日程と時間、会場

日田天領まつりは毎年11月の第2土・日曜日に開催となるので、2016年は11月12日(土)~13日(日)となります。

 

千年あかりは日田天領まつりと合わせての開催となりますが、千年あかりのほうが1日多く開催されるみたいなので、2016年は11月11日(金)~13日(日)となります。

 

<日田天領まつりの日程・時間>

  • 日程:2016年11月12日(土)~13日(日)
  • 時間:9時~17時
  • 会場:大分県日田市豆田町、月隈公園周辺

 

 

<千年あかりの日程・時間>

  • 日程:2016年11月11日(金)~13日(日)
  • 時間:17時~21時
  • 会場:日田市内、花月川周辺

 

  日田天領まつり・千年あかりのアクセス・駐車場

アクセス方法としてはJR久大本線「日田駅」からだと徒歩で20分、大分自動車道「日田IC」からだと車で約5分ほどです。

駐車場は今年2016年の場所がまだ公表されていないものの、日田天領まつり・千年あかりどちらでも臨時駐車場が準備されます。

昨年の場所では、「桂林小グラウンド」「市役所」「咸宜小」「西部振興局」などが開放されていました。

 

図は「日田市役所の観光情報」にアップされると思いますので、こちらの更新を確認してみてください。

 

  日田天領まつりまとめ

時代行列やグルメ、そして暗い中行われる千年あかりの風情は日田天領まつりで欠かせない見どころなので、昼と夜それぞれで楽しんでくださいね。

 

千年あかりと並ぶうすき竹宵も要チェックです。

 

 


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